世に「石庭」として名高い龍安寺の枯山水庭園の写真です。白砂に15個の石を置いて、洋々たる海原に浮かぶ小島を象徴するといわれます。「虎の児渡しの庭」とも呼ばれています。
世界文化遺産。
誰が言ったか、「15個の石ぜんぶを一箇所から見渡すことはできない」と。
東洋思想において、15は完全な数だから、不完全な人間には15個すべては見えないのだとか。
だから静かに座って、心眼でフォースを使い、見えぬ石を見るのだとか。
初夏の龍安寺石庭。
雪の龍安寺石庭。
紅葉の龍安寺の石庭。
再建される前の方丈からは15個ぜんぶ見えたらしいです。
15個すべてが見えるように設計されていたということです。
なにが本当かわかりません。
龍安寺の桜
世界遺産龍安寺さんは桜の名所。
桜苑は枝垂桜の森のようですし、石庭の1本の枝垂桜は大きなインパクトがあります。
八重紅枝垂桜のあとには里桜が満開を迎えます。
そして、なぜか駐車場の桜がものすごいのです。
そんな龍安寺の桜の写真をいくつか載せていきます。
石庭の真ん中で存在感を放つ紅枝垂桜。
枝垂桜がたくさんの桜苑。
無駄にゴージャスな駐車場の桜!
公共機関で来る人は見ることのない景色です。
龍安寺の青もみじ
ゴールデンウィークの新緑まぶしい龍安寺さん。
龍安寺の鏡容池。
江戸時代はこの鏡容池の庭園がメインの見どころだったそうです。
向こう岸に見えるお堂は大珠院の方丈。
龍安寺の紅葉
龍安寺の紅葉の見頃は京都でも遅め。
2015年などは12月11日にまだ見頃でした。
ザ・ロックガーデン石庭です。カエデは太陽を背にしているので晴れると暗がりの中になります。
かといって曇ると暗いし、やっぱり目で見るものなのかもしれません。
石庭を見たあと鏡容池を巡れば、池の紅葉は壮大できれいです。
池の周りは木の種類が多く、緑の木も多いのですが、その中でカエデと柿がいい色を出しています。