Imaginantia

思ったことを書きます

続・ディスクロニア:CAをプレイしました

phi16.hatenablog.com

やっと終わりました。なんと2年も経ってしまったようです。

  • 2022/9/23 Ep1発売
  • 2022/10/7 ↑のブログを書いた
  • 2023/7/14 Ep3発売
  • 2023/11/22 Switch版発売
  • 2024/3/27 Steam版発売
  • 2024/3/28 Steam版を購入
  • 2024/10/6 プレイ開始
  • 2024/10/11 完

Steam版が出てくれて本当に助かりました。2章3章はDesktopでやりました。VR被るのは大変なので。

特に先延ばしにしていた理由はありませんが、ちょっと最近いろいろゲームを観て調べたりしているので、その流れでやりました。

以下、特にネタバレを書くつもりも前みたいに色々丁寧に書き連ねる気持ちもありません。

少なくとももうこの時点で、ブログに書いた「折角なのでやります」という約束をやっと果たしたことが示せたので、私としては十分です。

が、折角なので前のブログの内容を参照しつつ、数点書いておこうと思います。変わらず概ねネガティブ寄りだと思います。

ちなみに全体のシステム面の雰囲気は特に変わっていませんでした。ただDesktop版だとメンタリングゲーム自体が違うのかな?まぁでも「本質」は特に変わっていませんでした。変わっていないということは、そういうことです。

まぁ、同一システム上で動いていて且つ制作工程も変わってないと思うのでそれはいいです。はい。

 

前に「主観性」と「企画の解釈」の話を挙げましたが、どうやらディレクターへのインタビューを見てみたところまぁ概ね想定に近い雰囲気を感じ取りました。

主観視点、面白いですよね。難しいということを除いて

結局多分私が不満に思っているのはそこなのだと思います。「丁寧さ」って言うんですかね。それぞれが、面白さを出そうとしているのだけど、協調しきれてないんだと思います。

まぁ、この辺の細い話はもういいです。

結局過去改変についての詳細な説明はどこにもなかった。そういうのって典型的に葛藤とか描かれるもんだと思うんですけど (典型的すぎると言えば、そう)、まぁ、いいや。

 

唯一書いておかなきゃいけないと思う話があって。

「これはHUDがあれば一瞬で解決する話です。」ってブログに書いた部分があるんですが、HUDがあるのに解決してませんでした。正確には解決はしてるんだけど別の問題が発生していました。

なるほど。そうなるのかと。

具体的には「拡張夢に入れる」ことを示すHUDが「新エリアに入る度に」出てくるので、めっちゃシリアスなシーンであっても右上にひょろっと出てきて没入を削ぐんですね。

そういうところよほんと。

 

あと「システム上・ストーリー上の都合で存在しているもの」がそこそこあるということが (最後までやってやっと) わかって寂しい気持ちでした。

前に書いたシェルターの広間の4つのドアが同じ理由が多分それ。

あと終盤の終盤で敵ドローンが存在している理由があからさますぎるとか。

そういえば前に私のブログについて長文送ってくれた人が居て、「ロード画面に意味がある」って言ってたので期待してたんですが実際に見て笑っちゃいました。それで長いロードが許されるものではないだろ。

バタフライエフェクトは起きることがありました。が、精密に流れを追おうとすると破綻すると思います。

時計塔は大事でした。しかしその「印象」がやっぱり少ないですね、黒画面・2D音響だからっていうのが結構理由にある気がする…。

そんなところかなあ。

まぁゲーム本体の話はもういいです。

 

色々レビュー見たり感想見たりして結構納得したことがありました。私に似た感覚の持ち主は少なくともそこそこ居るっぽいのです。

つまり本当に両側のレビューがあるんですよね。で、ポジ側の人は「遊び方がわかってないんだろう」みたいなことを言うんだけど、ネガ側からすると「まずゲームとしてどうなの?」っていう感想になってる。

「遊ぶ側が譲歩するようなゲームは良くないよね」みたいな話題を最近twitterで見た気がするんですけどまぁそれはおいといて。

「推理を自分でやらないと面白くない」って言ってるレビューと「推理できすぎて面白みが少ない」っていうレビューがMeta Storeにあってウケたけどまぁおいといて。

あ、あとバグ無かったって言ってる人居ましたけど私は結構遭遇しました。手持ちを開いた状態から戻れない (進行不能) とか。画角がズレた状態で固定されてUIが見えないとか。まぁいいや。

あと私と似たようなこと言ってる人が居てありがたかったりとかした。

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ネガ寄りのものばかり挙げてますが基本的にポジティブのほうが割合は高いです。Steamでさえ。

なので、やっぱり「ゲーム慣れしてる人とそうでない人」みたいな感じで本当に感覚が二分されてるっぽい。すごい興味深いです。

いや、だからこそゲームメディア系のレビューが軒並みポジティブなのが意味がわからないんですけどね。まぁ別にそんな見てないですけども…。

これとかはみんなポジネガ書いててとてもいいですね。中身はあるので最低ラインは越えてるんですよね、わかります。

なんかこの、「プレイヤー層の違いを可視化した」という点では偉大なゲームかもしれません。

 


最初に書きましたけど、「協調しきれていない」のが全てかなって、私は思いました。

キャラデザ、キャラモデル、シナリオ、背景モデル、グラフィックデザインゲームデザイン、グラフィックエンジニア、メインプログラマサウンド、曲、なんだかみんな各々やれることはやってるんだけど、それらが噛み合わなかったんだと思う。

で、こういうときの原因は…。

まぁ。

…最近はできる限り「まぁ」という言葉を使わないように心がけてるつもりなんですよ。

 

断片的にいくつか書きましたが、書いておきたいと思ったことはこんなところでしょうか。

「感覚の違いがわかるゲーム」なわけなので個人的には近隣の人の感想を聞いてみたい気持ちになりますね。できれば言語伝達ができる人だと嬉しいです。

まぁ、そんなことをしても何か書いたりしても意味がないことはわかっていますので、私は私のやるべきことをやっています。

このブログは単に約束を守りましたという程度のものです。

終わり。