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2022年11月6日(日)に、静岡県静岡市清水区 「エスパルス・ドリームプラザ」にて行われた 「静岡ドラゴンボート大会第12回ツナカップ」 (以下、ツナカップ)の模様より、前編。 本「ツナカップ」は、全国で行われる様々なドラゴンボート 系大会の中でも、屈指の人気大会である。 人気の要因はいくつもある。 まずは、ここ静岡・清水が、観光やグルメの街である事。 ツナカップという名称も、ここ清水での「マグロ水揚げ量」 が国内トップクラスに多い事にちなむ。 次いで、大会そのものは、20チーム前後に参加数が限定 される中規模大会ながら、豪華な賞品や、適度な競技性 等で、楽しく快適であり、「おもてなし大会」とも良く 言われるくらいに、選手達の参加満足度が高い事がある。 大会会場のロケーションも良い。 「エスパルス・ドリームプラザ」とは、複合商業施設であり 様々な地元グルメが味わえる飲食店の他、エンターティンメント 設備も充実。マリーナ(ヨットハーバー)や、観光船や 水上バスの発着場もある。 「エスパスル」とは、ご存知、静岡・清水を拠点とする プロサッカーチームである。 1990年代でのJリーグの発足時点から「清水エスパルス」 は存在し、代表的な老舗プロサッカーチームである。 清水の町の様々な場所には、エスパルスやサッカー関連の モニュメントが置かれ、さすが「サッカー大国・静岡」 であると思わせる。 だが、本大会の前日、サッカーJリーグの今期最終戦が 行われ、「清水エスパルス」は敗戦。総合順位は17位 となり、16位までの来期J1には残れず、J2降格と なってしまった。もう1つの静岡のプロサッカーチーム 「ジュビロ磐田」も18位で今期を終え、こちらもJ2へ。 この結果、来期J1に残れる静岡のプロチームは無くなり、 「サッカー王国・静岡」の市民も悲嘆に暮れた。 本大会前日の土曜に、そのJリーグ最終戦が行われた 事もあり、その日の清水の夜の街では、様々な人々の 会話の中で「エスパルスが負けた、残念!」といった 声が聞こえていた。 さて、一夜明けた「エスパルス・ドリームプラザ」は、 幸いにして晴天だ。最高気温は約20℃、この日は全国的 に小春日和(=秋の暖かい日の事)となっていた。 本大会の運営は、SDBA(静岡ドラゴンボート協会)である。 近年のコロナ禍の中では、静岡県で行われるドラゴン系 大会は、本「ツナカップ」のみとなっている。 2011年の大会開始以来、今年で第12回目。 主に10月(の連休)に行われている大会だ。 ただし、全ての大会が実施された訳では無く、台風の 襲来による3度の中止と、1度のコロナ禍での中止がある。 私は、実施された全ての大会を観戦・撮影している。 大会会場は、2011年~2013年の間は、JR清水駅前の 清水港(江尻港)で行われていたが、富士山(等)が 2013年に世界文化遺産に登録された事から、清水港では 観光船等の発着が増え、ボート競技の実施が困難になった 事から、2014年の台風休止を挟み、2015年の第5回大会 からは、ここ「エスパルス・ドリームプラザ」に会場が 変更されている。 しかし、本会場では一般的なドラゴン競技の短距離戦での 200mの直線コースを設ける事が困難だ。 移転当初、静岡協会では「ターン戦」や「曲線コース」 を検討したのだが、ドラゴン艇の構造上、ターンは困難 又は高難易度である事が実験検証でわかり、150mの 超短距離戦として試験的に第5回大会にて実施してみた。 すると「すぐに勝負が付くが、これはこれで面白い」 という選手達からの反応もあり、以降、本大会は、 日本のドラゴン系大会で、恐らく最も短い「150m戦」 として定着した。 レースの方法論も、他の一般的大会とは異なっている。 本大会は、他大会では類を見ない「カテゴリー混成の バトルロイヤル(ロワイヤル)戦」である。 具体的には、参加チームは、まずは3つのカテゴリーで 参加を申し込む、カテゴリーは以下である。 「チャンピオン」 →上級チームのカテゴリー。 競技志向であり、優勝チームは優勝カップにチーム名が 記録される。漕手等の男女構成比は問わない。 上級か否かは、チームの自己申告、又は、過去の本大会 での他のカテゴリー優勝チーム等では、ここへの参戦を 推奨される場合もある。 「ミックス(男女混合)」 →漕手の男女構成比の内、女子が半数以上を占める事。 通常、本大会は8人漕ぎであるので、女子4名以上だが、 近年のコロナ禍での大会では、密を避ける為に6人漕ぎ となっているので、本大会では女子3人以上である。 「チャレンジ」 →本大会初参加のチーム、又は自己申告により初級~ 中級クラスのチームである事。男女構成比は自由。 で、通常の他地区大会では、カテゴリー別にレースを 行うのだが、本大会は、カテゴリーをいったんシャッフル して、2チーム毎のマッチレースである。 当然、上位カテゴリーのチームの方が速いケースが発生 するのだが、最終順位は、2回戦の合計タイムにより 決定され、カテゴリー内で順位を決める為、不公平には ならない。 会場の状況(風や波等)でレーン毎に有利不利がある 事への対策の為、予選の間は、2回戦各レースでレーンを 逆転する。 なお、予選の後、タイム上位の2ないし4チームが決勝 リーグに進出する。決勝リーグのレーンは抽選(ジャンケン) で決定する。 通常、本大会は、20チームを参加上限数としている。 今回の大会も、上限いっぱいの20チームの参戦であり、 人気大会ゆえに、申し込み多数の年では、抽選により 参加チームを決定する事もある。 本来会の各カテゴリー別の参加チーム数は以下の通り。 チャレンジの部 =12チーム ミックスの部 =5チーム チャンピオンの部=3チーム また、本大会には極めて大きな特徴が存在する。 普通、全国各地で行われるドラゴンボート大会の 参加チームは、その地元都道府県のチームが主体だ。 遠方からの参戦は、遠征となり、費用がかかったり 日程の確保が困難だったりするから、そうなるのだろう。 しかし、本大会は、少なくとも、ここ10年程度の開催に おいて、必ず「地元静岡県からの参戦チームよりも、 他の都道府県からの参加チームの方が多い」という 状態だ。 この特徴を持つ、国内の他のドラゴン系大会は無い。 この「ツナカップ」が唯一である。 (追記:本大会の翌週に行われた、京都・宇治大会で ついに、京都府内のチーム参戦数を、他地区からの 参戦チーム数が上回った) 本大会での、地元vs他地区比率を見てみよう。 静岡県 5 対 他都府県 15 となっていて、実に75%が他の都府県のチームだ。 これは、他地区から「遠征をしてまでも参加する事に 価値がある大会だ」という認識でもあろうし、または 「旅行がてら」という意識もあるだろう。 それと、静岡県は、関東からも関西からも来易い 中間地点にある事も理由かも知れない。 (↓写真は、兵庫県から参戦の「芦屋人」(あしやん ちゅう)チームである。見てのとおり「関西龍舟」 (通称:関ドラ)のメンバーが主体だが、本大会に 参戦時には「芦屋人」を名乗り2016年より3連覇中だ。 注:以降、台風とコロナで3度の中止大会があった) 本大会の参加チームの都(道)府県の一覧を挙げておく。 静岡、東京、埼玉、愛知、滋賀、大阪、兵庫、在日中国、 である。 レース数は予選20レース、決勝リーグ4レースの計24。 試合数が多く、遠方からの参加で当日中に帰郷する 選手達も多いので、遅くとも午後3時ないし4時には 大会を終了する日程で行われる為、大会開始(開会式) は、午前8時半と、やや早目の時刻である。 ただ、今回の大会に参加していてるチームは、いずれも 最低数年間、最長では30年以上もドラゴンボート競技 をやっているベテランチームばかりである。 また、運営側も本大会を10年以上も運営するベテラン のスタッフ達だ。 なので、本大会の進行は極めてスムースに行われ、 当初12分間隔のレース実施予定が、およそ10分間隔で 進行され、午後からは予定よりも30分の「巻き」 (=予定を早めて実施する事)となった。 この結果、14時半過ぎには全日程を終了した次第だ。 なお、この時刻から、関西ないし関東へ当日中に 新幹線で帰る場合の時間をだいたい挙げておこう。 14:45 会場発→JR清水駅:ドリプラ無料送迎バス約10分 15:00 JR清水発→JR静岡:JR東海道線3駅約12分 15:20 JR静岡駅発:新幹線こだま号利用 16:50 東京駅着 (乗車約1時間30分) または 17:50 新大阪駅着(乗車約2時間30分) という事で、会場から2~3時間で、東京駅または 新大阪駅に帰着する事ができる。 (注:「ひかり号」を利用すれば、さらに早く着く) 鉄道料金は(2022年時点で)東京まで約6,500円、 新大阪まで約11,000円(新幹線通常料金時) である。 なお、それぞれ各種割引チケット等も利用可能だ。 (例:ぷらっとこだま:JR東海ツアーズ) 選手達は荷物が多いので、自動車に同乗して来る ケースが殆どだと思うが、単独で来場する場合、新幹線 利用ならば、本会場へのアクセスは、なかなか良く、 早起きすれば日帰りも可能だし、東京や大阪へも 夕食前に帰着する事すらも出来ると思う。 さて、本記事では、「大会の概要」「会場の模様」 および「ミックス(男女混合)の部の戦績」、と そのあたりまで説明しておこう。 残る、「チャレンジの部」と「チャンピオンの部」の 模様は後編記事に譲る事とする。 本会場では、いくつかの直販ブースが営業を行っている。 上写真は「笑い文字」という、文字と絵の中間の ようなものを有料で書いてくれるブース。 主に贈答用や記念品としての需要がある模様だ。 上写真は、「まぐろ焼き」である。 とは言え、マグロが入っているのではなく、まぐろの形 をしている。いわゆる「タイ焼き」である。 中の具は、あんこ(小豆)の他、現代風な味の種類が 多い。昨年もこのブースが出店していて、リンゴ味と 小豆は食べたのだが、昨年、一番人気であった 「梨+キャラメル」味を食べ損ねてしまっていた。 今年は、売り切れる前に無事ゲット。 美味しくいただきました。価格は具材の種類により 150円~190円程度だ。 さらに屋台グルメの話を続ければ、昨年から人気の 「巴バーガー」が今年も出店(↓写真) バンズの中に、上質な牛肉、タルタルソース、レタス、 頂上にプチトマト、ここまでは他のハンバーガーと 同様だが、具材のピクルスの代わりに、「ガリ」 つまり、寿司等の付け合せの「しょうが」が入っている。 このガリは静岡の名産らしい。酢の代わりに恐らくだが 特産のミカンの汁で味付けしている模様だ。 「ガリ」の主張は悪く無い。静岡ならではのご当地グルメ である。今年の販売価格はコーヒーとのセットで800円也。 上写真は、ツナカップ大会名物の、選手用およびスタッフ 用の「海鮮丼弁当」である。例年は、様々な魚類が乗って いるが、今年はマグロのみと、ちょっと豪勢だ。 付け合せの「マグロ汁」は、昨年は「ふるまい」(無料) であったが、今年は海鮮(丼)弁当の購入者に付属して くる形式となっている。選手達が弁当を購入する場合は、 生モノなので事前予約が必要、単価700円也。 さて、「会場の模様」の紹介と言っても、屋台の話ばかり になってしまった(汗) でも、まあ、本大会の重要な ポイントに「グルメ」があるから、そこは欠かせない。 なお、会場に隣接する「エスパスルドリームプラザ」の 巨大商業施設の中にも、グルメの店舗は飲食でも土産でも、 いくらでも存在するので、そちらにも是非お立ち寄りを。 今回は食していないが、近年では「清水もつカレー」が 人気な模様。缶詰でもレトルトでも売っているし、 JR清水駅前のカレー店「CoCo壱番屋」では、通常の チェーン店舗のカレーメニューの他、「清水もつカレー」 を選ぶ事も出来る。 では、ここからは本大会の「ミックス(男女混合)の部」 の参加チームと戦績を紹介していく。 参加チーム一覧は、レース順で以下の通り。 ・うみひ(静岡) ・芦屋人(兵庫、上に紹介集合写真) ・INO-G(埼玉) ・チーム★ニライカナイ(東京、等) ・IHI瑞龍丸(埼玉、1つ上のレース中の写真の手前) 以上の5チームだが、これらは全て本大会で入賞または 優勝経験のある強豪チームである。 「うみひ」は、旧「海猿火組」である。本大会の地元の 静岡で結成され、当初、静岡最強チームを目指した。 その目標は10年程前に達成していたのだが、それと前後し、 静岡ドラゴンボート協会の設立と、静岡県開催の大会の 御前崎大会や、本ツナカップの実現に尽力した。 また、近年では、ドラゴンボートおよび他の水上競技や 水上レジャー全般の安全指導に余念が無い。 本ツナカップでの戦績は第1回(2011年)の1度の優勝が ある。その後は、本大会の運営側として「ホスト役」に 徹し、「おもてなし大会」の様相が強まる事となった。 (↓写真は「うみひ」のレースの模様) 「芦屋人」は、前述の通り、強豪「関西龍舟」(兵庫)の 遠征用チームである。台風等の休止大会を挟み、本大会は 「ミックスの部」で3連覇中である。 また、「日本選手権」大会での優勝実績を筆頭に、各地 の大会で、数え切れない程の優勝、入賞の戦績を持つ。 「INO-G」(埼玉、↑は集合写真)も強豪チームだ。 圧巻の成績は、2010年代での「日本選手権」での4度の 優勝(3連覇を含む)であり、すなわち「日本一」の称号 を持つチームである。 本大会の戦績としては、初期の頃は「村田Black」の チーム名で参戦していて、通算3度の優勝と2度の準優勝 がある。 なお、準優勝の年は、大阪の超強豪「bp」(2022年に 日本選手権で優勝)が本大会に参戦していた年である。 「bp」は日本選手権では「オープンの部」へエントリー、 「INO-G」は、同大会では「混合の部」への参戦なので 異カテゴリーでの両者の直接対決が見られるのは、 国内でも、本ツナカップ大会のみであった為、その 対決は、観客を大いに沸かせた次第であった。 本大会においては「INO-G」は通常は「チャンピオンの部」 でのエントリーだが、今回は女子メンバーが多いからか? 「ミックスの部」に参戦。 前述の「芦屋人」との直接対決が実現した事で、激戦が 必至となり、本大会での最大の「見所」である。 「チーム★ニライカナイ」(東京等)の出自は面白い。 元々、シンガポ-ルに赴任していた日本人メンバーが 同地にあった沖縄居酒屋「ニライカナイ」で出会った。 ニライカナイとは、沖縄弁で「桃源郷」という意味であり 他にも、ユートピア、シャングリラ、イーハトーブという 風に「桃源郷」の意味を持つ言葉は多い。 海外で意気投合したメンバーは、帰国後、日本で、この 「チーム★ニライカナイ」を結成。本大会や他の各地の ドラゴン系大会にも参戦を続けている。 本大会での戦績は、第3回大会、2013年の混合(ミックス) の部での第3位入賞がある。(↓は集合写真) 「IHI瑞龍丸」(埼玉)は、兄弟チーム「IHI相生」と ともに、ドラゴン系、あるいはペーロン系大会の常連だ。 一説には、中国から長崎に伝来したボート競技(ペーロン) を全国に広めたのは「IHI」社の功績だったとも言われて いる。IHIの2チームは、場所も別なので、それぞれ独立 に活動している。IHI瑞龍丸の練習拠点は、埼玉県の 「名栗(なぐり)湖」であり、本大会には、サブチーム 「名栗漕友会」(チャレンジの部)と共にダブルエントリー となっている。(↓写真は、IHI瑞龍丸) しばらく、コロナ禍において練習がしにくかった模様 だが、本大会からの活動再開な模様だ。 本大会の戦績は、第3回、休止を挟み第5回大会で 「男女混合(ミックス)の部」で優勝(2連覇) および第6回で3位入賞と、相性の良い大会となっている。 ---- さて、「ミックスの部」のレースフローは、予選2回戦 の合計タイム上位4チームが決勝リーグに進出する。 決勝リーグは2戦あり、3位決定戦と優勝決定戦だ。 3位決定戦では、「うみひ」と「IHI瑞龍丸」が対戦、 ここは「うみひ」が制した結果となった。 (↓写真は、表彰式の模様) なお、本大会では全参加チームに対して表彰が行われ 賞品が出る。上位には、ツナカップの名の通り、豪華な 「冷凍マグロ」が授与されるので、これの獲得を目指す 事も本大会での、いつもの様相だ。 次いで、「ミックスの部」の優勝決定戦。 ここは「INO-G」vs「芦屋人」と、本大会最大の見所 となっている。 両者、「日本選手権」で複数回の優勝経験を持つ。 つまり(混合の部での)「日本一」のチームの対決と なっている。 おまけに、「INO-G」は本大会では「チャンピオンの部」 に参戦する事がこれまで多かったが、今回は女子メンバー (漕手)が多い為に「ミックスの部」への参戦となっている。 ここで本大会3連覇中の「芦屋人」と当たる事となった次第だ。 さて、「INO-G」の異カテゴリー制覇か、「芦屋人」の 4連覇か・・? 「日本選手権」さながらの緊張感が漂うレースとなった。 大接戦である。どうやらコンマ秒差の戦いになりそうで ゴールに入る瞬間まで順位は不明だ。 本会場はヨットハーバーであり、陸上デッキからの撮影 では、停泊するヨットの隙間をボートが通過する僅かな 時間しか撮影のチャンスが無い。ヨット停泊地点まで 行けばレース自体の撮影機会は増えるが、陸上での他の 選手達の様相が撮影できなくなる。ここはレースに応じ 適宜どちらかの撮影場所を選択するしかない。 ゴールの瞬間は、陸上からは撮影アングルがなく、 正確な順位は不明だ、計測スタッフからの報告を待つ しか無い。 すぐに計測結果は出た、「INO-G」が44秒00、 「芦屋人」が44秒46の僅差で「INO-G」の、本ミックス カテゴリー初優勝、本大会通算4度目の優勝が決まった。 (注:INO-Gの別チーム名「村田Black」での優勝を含む) 上写真は、「INO-G」の表彰の模様。 冷凍マグロ、表彰状、日本酒が賞品となっている。 では「ミックス(男女混合)の部」の最終順位を 記載しておく。 1位:INO-G(埼玉) 2位:芦屋人(兵庫) 3位:うみひ(静岡) 4位:IHI瑞龍丸(埼玉) 5位:チーム★ニライカナイ(東京) では、これにて「ツナカップ」前編の観戦記事は終了。 次回は「後編」となる。主に「チャレンジの部」と 「チャンピオンの部」の模様を紹介しよう。
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| 2022-11-30 07:09
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