イベントレポート
新たなる変態ノート!画面巻取式で14~16.7型に変形する「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable」
2025年1月8日 01:00
巻取式ディスプレイで14型~16.7型に
ThinkBook Plus Gen 6 Rollableは、折り曲げが可能なOLEDパネルを活用して、本体の内部にパネル巻取機構を用意することで、ディスプレイを伸縮可能にしている製品となる。
Lenovoはこうした巻取ディスプレイのPoC(Proof of Concept、技術が実現可能かを確認する試作機)を2023年のMWCでライブデモしており、今回はそれが実際の製品として登場した形になる。同社によれば、画面巻取式ディスプレイ採用AI PCとしては世界初の製品になるという。
パネル収納時には14型のディスプレイとして活用可能。伸縮用のキーを押すか、ジャスチャーにより伸ばすことができ、16.7型の縦長ディスプレイとなり、約50%表示面積が増える。
収納時には通常の14型のクラムシェルの底面積(303×230mm)と同等であるので、カバンに入れるときは14型対応製品と組み合わせられることが利点だ。ただし、パネルの伸縮に必要な機構が内蔵されているため、その分重量があり、1.69kgと14型のモバイルノートとしては重めである。
SoCはCore Ultra 200V、メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBとなっておりノートPCとしては十分なスペックを実現しており、MicrosoftのCopilot+ PCに対応している。ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応しており、400cd/平方mの輝度、DCI-P3 100%の色域に対応している。
ThinkBook Plus Gen 6 Rollableは6月から提供が開始される計画で、価格は3,499ドルからとなっている。
【表】ThinkBook Plus Gen 6 Rollableのスペック | |
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CPU | Core Ultra 200V |
メモリ | 最大32GB(LPDDR5x-8533) |
ストレージ | 最大2TB(PCIe 4.0) |
ディスプレイ | 14~16.7型 可動式OLED(100% DCI-P3) |
カメラ | 500万画素(USB接続) |
生体認証 | 顔認証 |
Wi-Fi/BT | Wi-Fi 7/BT5.4 |
WAN | - |
バッテリ容量 | 66Wh |
サイズ(幅x奥行x高さ) | 303x230x19.9mm |
重量 | 1.69kg |
OS | Windows 11 |