集英社の少女向けまんが誌「りぼん」が2025年、創刊70周年を迎え、特別な1年を祝う企画が続々と展開される。
1月7日には、「りぼん」を代表する連載中含む歴代の人気漫画家12名が描き下ろした特別イラストが、全国のローソンのマルチコピー機でプリントアウトできる「ローソンプリント」サービスで販売開始された。
このイラストは発売中の2月超特大号の付録「りぼん2025スケジュールブックset」に収録されたもの。
寄稿した12名は、朝香のりこ(絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される〈原案:*あいら*〉)、池野恋(ときめきトゥナイト)、いしかわえみ(絶叫学級 転生)、黒崎みのり(初×婚)、小萩ぼたん(ちびまる子ちゃん、COJI-COJI〈原作・脚本:さくらももこ〉)、種村有菜(神風怪盗ジャンヌ)、藤井みほな(GALS!)、maki(no words.)、水沢めぐみ(姫ちゃんのリボン)、村田真優(ハニーレモンソーダ)、矢沢あい(ご近所物語)、柚原瑞香(となりはふつうのニジカ(ちゃん))と、いずれも人気作品を手がけたそうそうたる顔ぶれ。
販売されるイラストはブロマイドやステッカーとしてプリントアウト可能で、1月7日から3月3日までの期間中、全国のローソン店舗で購入できる。価格はブロマイドL判300円・同2L判500円、ステッカーL判400円。
■ 充実した周年記念企画が目白押し
1955年に「少女ブック」の妹雑誌として誕生した「りぼん」は、「ときめきトゥナイト」や「ちびまる子ちゃん」、」ご近所物語」など、少女まんが史を彩る名作を数多く輩出し、時代を超えて読者の心を掴んできた。
創刊70周年の節目となる2025年は、1年間を通して周年を祝う特別企画が展開される。発売中の2月超特大号では、歴代人気38作品のキャラクターが集結したイラストが裏表紙を飾り、70周年の幕開けを華々しく祝福。
また、3月特大号(2月3日発売)からは、連載中の漫画家が「思い出のりぼん作品」を語る連載企画がスタートする予定だ。第1回は朝香のりこ氏が「満月をさがして」について語る。
さらに、今後は歴代作品のグッズ化やコラボ企画、記念イベントなども計画されており、「りぼん」の歴史と未来を感じることができる1年となりそうだ。
情報提供:株式会社集英社