楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

(週報)20240729

 皆さん夏季休暇の予定は立っているでしょうか。私は、息子が受験生であり遊び自粛、またそれでは妻と2人で何処かへ行こう!と誘うと、息子おいていけない、と断られ。。。いや息子もう高3だし、ちょっとお金おいておけばなんとかできるでしょ、と思いますが、断る理由にされているだけかもしれないとか思ったり。。。
 大江千里の「夏の決心」の歌いだし、まさにこれ。夏はあっという間に終わります。
夏休みはやっぱり短い
やりたい事が目の前にありすぎて
…

【今回の言葉】
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「苦しくなったら私の背中を見て」
           (澤穂希)
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 いつの間にかパリオリンピックが始まった。金メダル候補とか言われていた種目で初戦敗退などあるが、事前にメディアが必要以上に盛り上げすぎなのか、大学入試みたいに入ることに全力を使ってしまっているのか。他国は直前の大会では爪を隠しているのか。。。
 そんな中、なでしこ(女子サッカー)が取り上げられることも多いが、キャプテンシーの話しの中で、今回のような言葉が現れた。
 どう言う意図で語られたのかは、想像するしかないが、やたらとかっこいい。
 背中を見るだけで安心するとか、鼓舞される、とか、言葉が少なくても人を動かすことのできるリーダーシップには憧れしかない。
 今のキャプテンは、そこまでの自身がないのか、「苦しくなったら私の背中を押して」と言っている。これもまた、キャプテンとはいえ、苦しいのは一緒、という共感、仲間意識が生まれると思う。

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【その他】
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◯安全文化
 安全文化とは、組織やグループで共有されている安全に関する信念や価値とされます。安全風土とは、安全行動を誘発する組織の雰囲気とされます。では、安全行動とは、不安や恐怖などから安全を確保刷るために行われる行動と言われます。
 安全行動の逆は不安全行動で、安全を阻害する可能性のある行動を意図的に行う行為をいいます。例えば、つい「これくらいは大丈夫だろう」、「面倒くさい」、「皆がやっているから」、「(作業を早く進めるためには)仕方がない」などと考えたり、「長年経験しているから大丈夫」、「自分が事故を起こすはずはない」など慣れや過信から、「あるべき姿」を逸脱する安易な行動がとられた結果、労働災害に発展するケースが少なくありません。
 自らとった行動が、意図しない結果をもたらすのはヒューマンエラーです。
 では、不安全行動を起こさず、安全行動を取るような、安全文化を育むにはどうしたら良いか、ということになると、次のような感じです。

①報告する文化…過失をも報告する
②公正な(正義の)文化…意図的で悪意の感じられる不安全行動に対しては厳しく罰する
③柔軟な文化…マニュアルに頼らず、臨機応変に対応できる
④学習する文化…教訓から過程、枠組み、行動を変えていける)

 リーズン(J.T.Reason)という学者さんが言っていました。
 この内容を見ると、いわゆる心理的安全性にもつながりますね。職場において、なにをいってもゆるされる雰囲気、切磋琢磨し、自主的に取り組む姿勢、これが大切ってことでしょうか。

○すごい傾聴
 まだ読んでいないのですが、こんなタイトルの本があって、サブタイトルには「”いい上司”ぶるから部下は「本音」を話さない!」とある。ドキッとする(しない?したほうがいい)。
 鉄則は3つ。
①”いい人”ぶるな、「素のまま」でいろ。
②「言葉」を聴くな、「追体験」せよ。
③「思考」を追うな、「感情」だけを追え。
 なかなか本質をついていると思う。①はありのままの自分を出す「自己開示」。自己開示には返報性があると言われ、ありのままを出してくれる人には、こちらもありのままを出しやすくなると言われる。②は相手の立場に立って見る、ということか。相手の言葉を自分が勝手に判断するのではなく、相手と同じ景色を見るということかな。③はキャリコンの実技試験の講習等でよく言われる。相手の話した言葉の中の感情を拾って深堀り、とよく言われます。どう思うかよりもどう感じるか、なぜそう感じるのかを掘り下げることで本人も気づいていないことが言語化できると言われています。

○今日の音楽♫
 今日自席についた時にかかっていた曲は、Beck Bogert & AppiceのLive in Japanから、Morning Dewでした。
 Jeff Beck(故人)、Tim Bogert(故人)、Carmine Appice(77歳)の最小ロックトリオですが、モノスゴい音量と熱量とテクニック。
 ドラマーのカーマイン・アピスはいろんなドラマーに影響を与えた人でもあります。ジョン・ボーナムとか、コージー・パウエルとか、フィル・コリンズとか。

 

CD Beck Bogert and Appice Live (in Japan)

CD Beck Bogert and Appice Live (in Japan)

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