口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年2月13日)
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およそ1200年の歴史を持つ岩瀬湯本温泉の中心地に佇む、重厚な茅葺き屋根のノスタルジックな老舗旅館。この地を愛した漫画家・つげ義春が泊まった宿としても知られています。約6年ほど前にも一度日帰り入浴していますが、近くまで来たので平日の午前中にまた寄ってみました。
入浴料500円は、玄関でご主人に。玄関のすぐ右側に男湯(女湯は玄関の左側)という、独特の造り。そして、脱衣場も浴室への廊下?みたいな所です。棚に籐籠が置かれ、ドライヤーなし。ガラス戸を開け、少し階段を下りた所に浴室があります。この宿の床下から源泉が湧き出しており、前の地元専用共同浴場や他の宿にも配湯しているのだとか。
浴室に入ると、右側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。
窓際に6人サイズの石造り内湯があり、微かに緑褐色に濁った透明のナトリウム・カルシウムー塩化物温泉[源泉名: 湯本(内湯)温泉]が、源泉かけ流しにされています。泉温49.5℃を、加水・加温せず43℃弱位で供給。毎分70Lもの豊富な湯量が、なんと自然湧出。PH6.9で、やや肌がスベスベする浴感です。石組みの湯口から注がれ、鉄臭がしてちょっぴり塩味。ずっと貸切状態で、良泉を満喫できました。
分析書はロビーに昭和39年の古いものもありますが、新しいもの(平成26年のもの)は男湯の脱衣場から奥の階段を上がった所に掲示されていました。
主な成分: ナトリウムイオン581.0mg、マグネシウムイオン0.6mg、カルシウムイオン197.4mg、マンガンイオン0.3mg、鉄(II)イオン0.3mg、フッ化物イオン3.6mg、塩化物イオン985.1mg、臭化物イオン2.5mg、ヨウ化物イオン0.7mg、硫酸イオン200.6mg、炭酸水素イオン167.2mg、メタケイ酸107.2mg、メタホウ酸98.5mg、メタ亜ヒ酸2.5mg、遊離二酸化炭酸55.0mg、成分総計2.425g19人が参考にしています
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20代最初に泊まって少し苦い思いをした所でもあります。
【値段】
一泊二食付き9150円 1人泊
【交通】
駐車場がわかりづらい。
公共機関利用の人は白河駅からバス(片道800円程)か湯野上温泉駅より宿の送迎のようです。
【建物・部屋】
茅葺屋根のお宿、館内も古いため結構足音が響く。
部屋は書院造の八畳一間でTは無し。鍵は閉めづらい。洗面所とTは共同利用。
【料理】
夕食は部屋出し。
夕食はお刺身・岩魚の塩焼・ヤーコンサラダ・きのこおろし・ 酢の物・お蕎麦・岩魚のから揚げ ・まいたけの土瓶蒸し・山椒づけにしん・鴨鍋。天ぷらは少々ぬるく感じた。
朝食は部屋でもない。
ますの甘露煮・のり・温泉卵・山菜・ヤーコン、きのこのきんぴら風・青ばた豆腐の湯豆腐・納豆・季節の果物
【接客】
細かい所に手が届かないような接客なんで気になる人には向きません
【風呂】
浴場は内湯のみで泉質はPH6.8のナトリウム塩化物泉。
掛流しで消毒はしていないよう。カランは二つ。
湯は塩っぽさと鉄の匂いがし、そんなに熱くはないのだが入ると汗が結構出てくる。
23:00~4:00までは清掃のため早めに入る様に、と言う張り紙が貼ってありました。
【まとめ】
雰囲気は四万・沢渡に似ている感じ。
宿のお子さんが幼い子なので結構騒ぐ音が多かった。
朝飯食ってる時も後ろの廊下で騒いでいたのでゆっくりメシも食えない。
朝食もいろりで食べるプランのはずが八人程の団体さんがいるからこっちで食べてと言われ連れてこられたのは宿の人が普段使っている食卓で放置される等。他にも色々思う所はあるがあまり書く事はしません。
ただお湯は悪くないです。不便なのが好きな人向けの宿です。12人が参考にしています
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国道118号からほんのわずかにそれた旧道沿いに宿が数軒ある。 道路は狭く離合困難で駐車場もほとんどない。 「分家」はすぐに見つかったが、こちらの宿の前には共同湯があり、そのかげに隠れていたため通り過ぎてしまった。
共同湯は地区住民専用の湯だが、窓が開いていたので覗いてみたら、どばどばと湯がかけ流されていた。 岩瀬湯本温泉の湯量は多そうである。
玄関を入ると帳場より手前の左右に男女浴室がある。 洗い場は狭く浴槽が広くとってある。 源泉掛け流しで静かに湯治をするのにおすすめの宿である。
湯本温泉 ナトリウム・カルシウムー塩化物泉 掛け流し
49.2度 pH6.8 溶存物質 2301 カルシウム 199 総鉄 0.68 フッ素イオン 3.8 硫酸イオン 204 炭酸水素イオン 122 メタケイ酸 127 メタホウ酸 128 酸化還元電位 (ORP) 8 (2010.4.30)11人が参考にしています
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写真提供です。上が殿方用の浴室、真ん中が姫方用です。
一番下は朝食メニュー。品数が多くてボリュームも充分。デザートに梨がついていました。食後にはコーヒーもいただけ、至れり尽くせり。次回は夕食付で宿泊してみたいです。5人が参考にしています
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その昔、つげ義春さんも宿泊したという岩瀬湯本温泉の源泉亭湯口屋さん。こちらの集落は昔ながらの村落共同体の面影を色濃く残し、茅葺屋根の家もチラホラと軒を並べています。20年位前まではほとんど家が茅葺だったとか。そんな集落の中にあって、湯口屋の屋号を持つこちらのお宿は歴史も古く、源泉の管理を代々司ってきたお家柄とのことで期待が膨らみます。
外観は歴史ある旧家といった趣で茅葺の迫力も満点です。内部も歴史ある民芸調の純和風で、大事に維持管理なさっているな~という印象です。宿泊した部屋も落ちついた雰囲気で良かったです。
遅めの到着予定だったので、今回は朝食のみのプランで宿泊しました。夕方に到着後、近辺を散策し、つげ義春さんの写真やペン画の面影をあちこに発見し大満足。部屋に一旦戻ってお目当ての温泉に突撃しました。
浴室は内湯が男女各1の構成。建物から考えて木造りの浴室を想像していたのですが、タイル張りで明り取りにはガラスブロックを使用した昭和ロマネスク調。民芸調とは無縁の浴室でちょっぴり意外でしたが、居心地の良い浴室で快適に入浴できました。浴槽は5-6人サイズでニョキっと伸びた塩ビパイプから源泉が投入され、当然のことながら源泉掛け流し。湯温は体感44度のキリリとした熱湯で浴感もヘビー。肌への当たりは、弱ヌルからサラキシへと華麗にリレー変化。あふれ出し付近は赤褐色の変色も見られ、典型的な塩化物泉の温泉臭も感知しました。浴感の強い湯で大変満足度の高い湯浴みとなりました。
一方姫方の湯ですが、この日の宿泊は私と連れ意外には男性客がお一人でしたので、連れと一緒に堂々と見学だけさせていただきました(笑)。こちらは平成ロマネスク調で総天然石張りの造り。浴槽は4人サイズといったところ。とても綺麗でまだ新しい浴室でした。
※写真は上が建物外観、真ん中が囲炉裏が切ってある食堂です。写真では分かりづらいと思いますが、熊の毛皮の上には、江戸時代にこちらで掲げられた伴天連の禁教に関するお触れ書きが大切に保存されていました。下の写真は宿泊した8畳位の部屋です。9人が参考にしています
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すばらしい田舎の宿です。個人的には風呂は「源泉亭湯口屋」がいいが、食事は隣の「ひのき風呂の宿分家」の方が好みです。どちらもかやぶきのいい宿です
3人が参考にしています
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岩瀬湯本温泉は、国道とは名ばかりの峠越えの山道の傍らにあるちっちゃな集落で、旅館も3~4軒しかありません。茅葺き屋根がいまでも残っていて、隠れ里のような雰囲気が漂います。つげ義春が4度も訪れたところとしても有名です。
源泉亭湯口屋は、茅葺き屋根の堂々として品格のある建物です。立派な太い梁があり、床も黒光りしています。客室は、建物が古いので快適さには欠けますが、素朴で落ち着く部屋でした。
お風呂は男女別の内湯のみで、石造りでこじんまりしています。薄緑にかすかに濁ったお湯で、もちろん源泉掛け流し。湯量はそれほど多くありません。泉質は塩化物泉で、泉温は48度だそうです。
夕食は囲炉裏のある部屋でいただきます。地元の新鮮な素材を使った郷土料理で、豪華ではありませんが、都会を逃れてきたぽん太には何よりのごちそうでした。
立派な茅葺きの建物、素朴で落ち着く雰囲気、おいしい郷土料理。温泉はちょっと迫力に欠けますが、値段も考えると5点満点以外ありません(2006年11月宿泊)。4人が参考にしています
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