こんにちは、セブ山です。
みなさんはTwitter上でフォロワーの方々とどんなやり取りをしていますか?
おそらく、「ただいま」とつぶやけば「おかえり」と返信があり、「風邪ひいた」とつぶやけば「大丈夫?」と返信がある、そんな温かなやりとりが繰り広げられていることでしょう。
しかし、それはあくまで生ぬるいTwitter上での話です。
もしも、現実としてあなたに予期せぬ出来事が発生してしまった場合、フォロワーは本当に心からあなたのことを心配して助けに来てくれるのでしょうか?
そこに絆はあるのでしょうか?
そこに愛はあるのでしょうか?
検証実験は突然、セブ山が何者かに拉致されたという設定でおこないます。
もちろん全て自作自演です。
SOSを発信するのは、セブ山のTwitterアカウントを使用します。
約1500人フォロワーがいますが、一体この中からどれだけの人が助けに来てくれるのでしょうか?
それでは、さっそく検証を始めましょう。
・事件の予兆
ただのイタズラだと思われてしまうと検証実験の意味がなくなってしまうので、リアリティを出すための前フリとしてフォロワーの不安を煽るつぶやきをしておきます。
■フォロワーの反応
この時点で「冗談じゃなくてですか?」「影じゃないんですか?」というリプライがありました。実験とは言え、フォロワーを騙すのは心苦しいですが、僕のことを心配してくれているのは正直嬉しいですね。
・事件発生
さあ、いよいよ本格的に実験のスタートです。
セブ山のTwitterアカウントを乗っ取った(という設定の)犯人から犯行声明がツイートされます。
■フォロワーの反応
このツイートのあと、タイムラインは一時騒然とします。「寒そう!」「何かのプレイ?」という反応が多かったのですが、その中でも数名のフォロワーは「助けに行きます!」と返信をくれていました。彼らに期待しましょう。
それにしても寒い。
自作自演なので、待っている間は縛られた手を解いてTwitterの反応を確認します。
寒いです。今思えば、手を解くなら服も着ればよかった。
さすがに20分は短すぎたのか誰も助けに来てくれませんでした。
そこでフォロワーを「早く助けに行かないと!」という気持ちにさせるために刑を執行します。
■フォロワーの反応
「せっセブ山さぁーん!」「非道すぎる…」「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
どうやらフォロワーの皆さんはやっと危機感を持ってくれたようです。
犯人から次の制限時間が発表されます。
今度こそフォロワーは助けに来てくれるのでしょうか?
余談ですが、洗濯バサミは想像以上に痛かったです。
事件発生から30分経過しましたが、まだ誰もフォロワーは助けに来てくれません。
所詮、Twitterのフォロワーなどそんなものなのでしょうか…?
無情にも時間だけが過ぎて行き、刑がどんどん執行されていきます。
■フォロワーの反応
「私叙々苑でゆっくりビビン麺食べてるから行けません!誰か助けに行ってあげてください!早く!」「正月早々なにやってんだよw」「セブ山さん、楽しそうだなあ」
事件発生から1時間が経過しましたが、誰ひとりとして助けに来てくれません。
もしかしたら刑が軽すぎたのが問題かもしれません。
たしかに「すね毛ガムテープ」「ゴムパッチン」のようなお遊戯会レベルの刑罰では、フォロワーの誰もが本気で助けようとは思わない可能性があります。
そこでこちらも本気で刑を執行することにしました。
鼻ワサビの刑です。これは辛い。
ここまで本気でやったなら、さすがにフォロワーも本気でぶつかってきてくれることでしょう。そして、ついにその時が訪れます・・
ついに勇敢なフォロワーさんが救出に駆けつけてくれました!やったー!
やはり鼻ワサビを担保にして、こちらが本気でSOSを出せば、フォロワーさんもそれに答えてくれるんですね!
■フォロワーの反応
「素晴らしい!」「行けなくてごめんなさい!」「たのしそうw」など、温かいコメントが並んでいます。よかったよかった。
「う~ん、でも1500人もいて助けに来てくれるのはたったの1人だけかぁ…しけてんなぁ。」
というわけで、実験はまだ続行することにしました。
せっかくわざわざ助けに来てくれたフォロワーを縛り上げて実験再開です。
果たして、あと何人のフォロワーが助けに来てくれるのでしょうか?
ここで手を緩めるわけにはいかないので、次は氷水の刑です。
さすがに極寒の真冬に氷水はキツイのでマジで誰か助けに来てほしい。
■フォロワーの反応
「せぶやまさん今日中に死ぬんじゃないかな」「やめてあげくれー!!!それだけはー!セブ山さん!!あんたまじで死にますよ !?」「炬燵がぬくくて出られません。セブ山さんごめんなさい。ぬくぬく」
「うわー!あと1分だー!自分でやってることとはいえこれはキツイぞー!誰か来てー!」
■フォロワーの反応
爆笑
「さすがに…キツイから…次で最後にしよう…」
「だれかー…たのむたのむたのむ…助けに来てくれ…」
「ん!?」
「あの人、こっちに向かって歩いてきてるぞ!」
「ま、まさか……いや、きっとそうだ!!」
「ふぉ、フォロワーさんですよね!助けに来てくれたんですよね!!!」
「あ、違います。私、他のオモコロライターの方のリツイートを見て、面白そうなので見学に来ただけです。セブ山さんはフォローしてません。」