セブ山
こんにちは、セーターパフォーマーのセブ山です。
季節はめっきり秋付き、楽しいハロウィンがいよいよ目前に近づいてきました。
当日は、街中のあちこちでハロウィンパーティーが開催され、各々が仮装を楽しむことでしょう。
しかし、最近は国民全体の「仮装のクオリティ」が上がっており、中途半端な仮装ではスベってしまうことも…
でも、クオリティの高いコスプレをしようとすれば、そ・れ・な・り・にお金がかかってしまいますよね。
そこで今回は、たった一枚のセーターさえあればできる仮装をご紹介したいと思います！
低予算なのに高クオリティ、そんな夢のようなコスプレです。
これさえマネすれば、あなたもきっとハロウィンパーティーの人気者になれるはずです！
赤色のセーター1枚でできるコスプレ
それではさっそく、1つ目のコスプレを手順に沿って解説していきます。
まずは全裸になり、真っ赤なセーターを1枚だけ用意します。
続いて、そのセーターを頭から着ます。
ただし、完全に頭は出さずに、本来は頭部を出す穴から顔の前面だけが出ている状態（いわゆる、ジャミラ状態）でストップします。
次に、フルで丸出し状態だった下半身をセーターの中に詰め込みます。
すると、このような状態になります。
この時、できるだけ球体になるようにイメージしてください。
ここまで来ると、ほぼ完成間近です。
最後に、顔面をセーターと同じ赤色に塗って、眉毛を太くすれば完成です。
何のコスプレをしているか、もうおわかりですね？
そうです、
男梅のコスプレです。
（出典：男梅@ノーベル製菓株式会社）
ねっ！ セーター1枚で簡単にできるでしょ！
これなら月末で金欠状態の人でも堂々とハロウィンパーティーに参加できるはず！
さらに、このコスプレはその特性上、「男らしさ」も同時にアピールできちゃうので、パーティー会場でモテモテ間違いナシ！
ぜひ、試してみてね！
横から見ると太ももの間から、しわっしわの男梅が2つもハミ出していますが、そこはハロウィンに免じて、トリックオアトリートということで！
白いセーター1枚でできるコスプレ
続いては、白いセーターが1枚あればできるコスプレをご紹介。
白いセーターは、どんな服装にも合わせやすいので誰しも1枚は必ず持っているのではないでしょうか？
白いセーターを用意できたら、顔面を「猫」にします。
この時、忘れずにシッポもつけましょう。
一応、ここまでを振り返ると、今はこういう状態になっています。
こういう状態になっていなければ、もう一度、最初から手順をよく読んで、やり直してください。
さて、ここからいよいよセーターを着用していきます。
本来は手を通す袖の部分に足を通します。
セーターを「履く」というイメージですね。
あとは、上半身を丸め込んで、セーターの中に入ると………、
じゃん!! 完成です！
どうですか？ 何のコスプレかわかりますか？
…………。
…え？ 何のコスプレかわからない？
う～ん、ちょっとわかりづらいですかね？
もしかしたら「場所」が悪いかもしれないので移動しましょう！
先ほどは室内だったのでわかりづらかったですが、こうして屋外で見ると何のコスプレかもうおわかりですよね。
そうです、このコスプレは………
Googleストリートビューに写り込んだ変な猫のコスプレです。
どんな形であれ、猫が嫌いな人なんて存在しませんよね？
つまり、このコスプレは100%ウケるということです。
このコスプレでパーティーに参加すれば、女子はみんな「可愛い～～♪」の大合唱！
今年のハロウィンはあなたのひとり勝ちです！
トコトコ歩く姿も最高に愛らしいですね。
（深夜の路上で前からこれが歩いてきたら素敵ですよね）
色違いの2枚のセーターを使ったコスプレ
最後は、上級者向けの仮装をご紹介！
まずは、色違いのセーターを2枚用意します。
今回は、めでたい赤と白を使いましたが、この2色は各個人の好きな色で大丈夫です。
ちなみに、猫メイクは落とすのが面倒だったんで、そのまま進めます。
そして、左半身にセーターを縦に着ます。
「セーターを縦に着る」という言葉に聞き馴染みがないと思いますが、要するに、袖に腕と足を通すということです。
左半身と同じ要領で、右半身にもセーターを縦に着ます。
はい！ というわけで、いとも簡単に完成しました！
これが何のコスプレかわかりますか？
え？ まだわかりませんか？
絶対わかるはずなので、もっとよ～く見てみてください！
ほら！ よ～～～く見て！
パソコン、スマホの画面に顔を近づけてよく見て！
絶対にわかるはずだから！ 答えは簡単だからよく見て！
よ～～く見て！ よ～～～く見て見て見て見て！
見て見て見て！ ほらほらほら、見て見て見て！ 見て見て見て見て見て見て見て見て見てええええええええええええええええええええええええ！！！！！！
（ぼろん）
というわけで正解は、パリコレみたいな露出狂でしたぁ～。
目の肥えた仮装マニアを唸らせる唯一の方法！
それは、「何かのコスプレ」をするのではなく、「オリジナルキャラを生み出す」ことのみ！
これ、すなわち、新しい時代を切り開くということなり！
トレンチコートを着て、夜中にコソコソ活動する露出狂はもう古い！
中目黒、恵比寿を堂々と闊歩できるくらいの「オシャレさ」を持たぬ露出狂は、やがて淘汰される。
歩道橋の上は風が強いからスースーする。
そういうことを次の世代にしっかり教えられる露出狂が生き残れる。
結局は、どんな世界もカリスマ性がある奴が勝つのかもしれない。露出狂も例外なくね。
彼が写るだけで絵になる。
そう評されるほどのオシャレさをすべての露出狂は身に着けるべきだ。
川沿いの石はひんやりと冷えていて、金玉が触れると気持ちいい。それもまた事実。
「オシャレさ」とは、なにもファッションだけのことではない。
心のオシャレさも、これからの露出狂には必要不可欠になってくる。
「他人に迷惑をかけない」ということは当たり前に守るべきだ。
公共の場で迷惑な騒音を出すなんてもってのほか！ 出すならもっと他のものを出すべきだ！
シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ。
というわけで、いかがだったでしょうか？
どれもセーター1枚さえあれば簡単にできる仮装ばかりでしたね。
ぜひ、今年のハロウィンはマネしてみてくださいね！
バッ
オモコロは次の10年へ……
（おわり）
