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アコギ買った

My new gear…

 

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ごきげんよう。

 

Aria ASA-18というアコースティックギターを買いました。

 

大変気に入ったので、気に入ったポイントをご紹介します。

 

 

そもそもの購入動機としては

 

①家にアコギが一本もないのがさみしいから

 

②自分の好きな要素/スペックを備えた安ギターを見つけたから

 

③「森山直太朗の『夏の終わり』を弾き語る」という目標を前々から抱いており、その練習のモチベーションを上がるため

 

といったところです。

 

①と③については特に語ることはありません。

基本②についてです。

 

このギターの特徴は

・小さい(580mmスケール)

・スロッテッドヘッド

といった、いわゆる「パーラーギター」とか「ニューヨーカー」とか呼ばれるタイプのギターである点です。

 

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このスタイルのギターに、ずっと憧れていました。

何故なら自分は、森山良子が大好きだからです。

 

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森山良子、かっこよすぎる。

森山直太朗も大好きです。

 

で、こういうクラシックギターみたいなヘッド

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を「スロッテッド」とか「スロテッド」とかいうんだ〜ってのを知り、あれこれ調べていたら見つけたんです。Aria ASA-18を。

諸々込みで13,550円でした。最高か。

 

タケヤ楽器さんというところからYahoo!ショッピングで購入しました。

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ナットとサドルが調整されていて、非常に押さえやすいです。

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ナットは恐らくプラスチックですし、調整もほとんど溝だけなので外観が絶品というわけでもないのですが、だからこそコストをカットできていると思いますし、実際に弾いてみて全く不満はありません。

そのうちたりきこうぼう | ギター・ベースの修理・調整・改造さんで最高のナットを作ってもらいたいな〜なんて妄想の余地が残っているのも嬉しいものです。

 

森山良子の画像でも、ヘッド側に紐か何かでストラップを固定しているのですが、市販のアタッチメントというかアダプター的なものはこのギターには取り付けが難しいことが判明しました。

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↑こういうの

 

弦の折れ角が大きいからか、ナットの向こう側がすげー狭いんですよこういうヘッド。

 

ので、元々持っていたお気に入りのストラップ(たまたま同じAriaブランド)の端を自作してみました。

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カットラインがガッタガタなのは置いといて、この画像でお分かりいただけるでしょうか。

 

市販のものは大抵巾が2cmほどあるんですが、巾1.2cmほどで作りました。

これでもG弦が若干食い込んでいたりします。

 

市販品のようないい感じの金具を見つけられなかったのもあってですが、この狭い隙間を通せる寸法かつ、いつでも脱着できる構造を考えながら久しぶりのレザークラフトも楽しめました。

 

D'Addario NS Micro Clip Free Tuner [PW-CT-21]なるものをヘッド裏に常時付けっぱなしにしました。

 

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ペグを固定するネジに挟み込んで取り付けるものなのですが、現物を当てながらあれこれ考えた結果、可動部をぶった切って両面テープで貼り付けちゃいました。

 

tcのUniTuneも持っているのですが、カポとチューナーの両方をヘッドに付けっぱなしにするのは何となく見た目が気に入らず、チューナーはこのギター専用としました。

 

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伝わりにくいこだわりだとは思いますが、自分的には大変スッキリしました。

 

 

そんなところかな?

『夏の終わり』はだいぶ覚えてきて、今は『涙そうそう』にもチャレンジしています。

やっぱりアコギはいいですね。

ベースと違って、ひとりでも楽しい。

なんて書いていたらバンドでベース弾きたくなってきた。

 

ではまた。

#ペダルボード2024初夏

 

ごきげんよう。

ボードを組み直したので紹介します。

 

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信号の流れは至ってシンプル。

 

Peterson StroboStomp HD (チューナー/バッファー/ミュート)

↓

MXR M82 (エンヴェロープフィルター)

↓

BECOS CompIQ Stella Pro (コンプレッサー/サチュレーター)

↓

BOSS ODB-3 (ディストーション)

↓

E.W.S Tri-Logic Ⅲ (プリアンプ/補正/保険)

 

漢の直列です。

 

今回ボードを組み直したのは、ボード(文字通り板)兼充電式パワーサプライである【K.E.S KRB-11B】をMy new gear…したからです。

 

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電源についてはずーーーっと昔から【POWER-ALL ECO-DAPTER】という、2,000mAの大容量と超ノイズレスなDCアダプターと、同ブランドのデイジーチェーン(分岐)ケーブルを使ってきました。

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何の不満もなかったんですが、充電式ならスタジオやステージでコンセント探す必要すらなく、足下のケーブルも減らせて見た目もスッキリじゃん!ということで興味が抑えられず。

 

あと、すのこ型×インシュロック(結束バンド)を使ってスタイリッシュなボードを組んでみたい!という欲求が以前からあり。

 

ほぼ全くバンド活動を行っていいない今全く必要ないのに、我慢できませんでした。

 

 

KRB-11Bが届いてはじめに音出ししてみたところ、繋いでいるペダルは同じなのに、以前はなかったノイズが気になりました。

 

付属のDCケーブルが長すぎてグランドループが出来まくっているのが原因だと思ったので、こりゃいい感じの長さにして這わせ方も考えねばならんな…ということでホームセンターへ。

 

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結束バンドとマウントベースは普通にありましたが、DCプラグはさすがにありませんでした。

 

ネットで注文するか〜と思いながら帰宅し、長すぎるケーブルを眺めていると、ふとあるアイデアが。

 

はい思い立ったら即行動。

 

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喰切(くいきり:フレットを抜いたり端を切り落としたりに使うゴツいニッパーみたいなの)で端子周辺の樹脂をバンバン破壊し、中の端子を抜き取り、いい感じの長さに詰めてハンダ付けし、収縮チューブで絶縁&固定。

 

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少々不恰好ですが、ボードに固定すれば負荷もかからないし問題ないでしょう。

 

ということで各ペダル毎にDCケーブルの長さをいい感じにし、グランドループがなるべく小さくなるように取り回し&いい感じに固定し、いざ再チェック。

 

見事、以前と同様にノイズほぼ皆無。

DCケーブルの取り回しって大事なんすね。

プラグ買わずに済んでラッキー。

 

 

さて、この機動力の向上したボードを持ってどこに演奏しに行くのか。

まったく予定がありませんが、何かしら外で演奏したいですね。

 

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以上〜⭐︎

BECOS CompIQ Stella Pro

My new gear…

 

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(床きたな…)

 

 

ルーマニアの【BECOS】というブランドの【CompIQ Stella Pro】というコンプです。

 

見てわかる通り、ツマミもスイッチもめちゃくちゃ多いです。

ペダルコンプにありがちな項目が網羅されているのはもはや当然、ラックコンプにも匹敵しうる多機能っぷり。

MXRのペダルと同程度の筐体に、よくもまあこんなに詰め込めたなといった感じですね。

 

で、このStellaなんですが、多機能だとかスタジオクオリティだとかは置いといて、ひとつ気になって仕方がない機能がありまして、それに惹かれて購入したのです。

それが[SAT]というノブ。

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アナログテープサチュレーションをシミュレートしたツマミですね。

簡単に言えば歪みです。

 

E.W.S. Tri-logic Bass Preamp Ⅲ - 機材厨こそブログやるべきでも書いたんですが「アンサンブルでの馴染み具合/ヌケ具合」をコントロールするために、ほんのちょっとだけ歪ませるのが好きです。

アナログ感というか古臭さというか、そういう雰囲気を演出するための歪みというか。

 

X-EQというツマミもいいです。

Diamond CompressorやMad ProfessorのForest Greenにも似たようなツマミがありますね。

いわゆるティルトEQってやつで、ある周波数を中心にシーソーのようにローブーストハイカット/ローカットハイブーストをコントロールします。

中心周波数は隣のスイッチで2段階に切り替えます。

 

こんな機能まで持っているコンプ、ヤバくないですか?

ということで発売当初から気になっていたのですが、クソ高いし入荷未定だしでずっと手が出ませんでした。

結局メルカリで定価よりほんのちょっと高く出品されていたものを買いました…。

満足はしています。

 

 

JHSのPulp ’N' Peelというコンプを愛用していたんですが、乗り換えました。

P’N'Pもちょっと歪ませる機能とティルトEQ、原音ブレンドがあって、何より見た目が最高だったんですが、Compの挙動に関わるツマミはひとつしかなく、自分はあまりいい感じの音が作れなかったんですよね。

 

以上~!

Trace Elliot Transit B

My new gear…

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イギリスのアンプメーカー【Trace Elliot】より"Transit B"というマルチ?プリアンプ?オールインワン?なペダルです。

2017年のNAMMで発表された、トレースにしては新作のアイテムですね。

 

 

先日スリーピースのロックバンドで演奏する機会がありまして、画像の通り足下はこれ一台で臨みました。

運搬やセッティングの楽さ込みで、大変満足でした。

 

 

フットスイッチは左から、

①ミュート(長押しでチューナー)

②ハイとローで個別に設定できるデュアルバンドコンプ

③コンプの前か後かを選べる5バンドEQ

④原音ブレンド付きの歪み

⑤トレース独特のドンシャリサウンドを呼び出すプリシェイプ

となっています。

 

加えて足では踏みにくいですが、

①スーパーローをガツンと増強するベースエンハンスメントスイッチ

②EQの位置(コンプの前か後か)の切り替えスイッチ

③入力インピーダンス切り替えスイッチ

もあります。

 

 

プリシェイプは、せっかくこのペダルを使うなら常時オンがおすすめです。

まあ多機能なので、プリシェイプはあくまでもオプションという捉え方もあるとは思いますが、オンの音が気に入ってナンボ、そうでなければこのペダルである必然性は薄れるかなと思います。

 

歪みはあまり激しい感じではなく、あたたかみや太さ、ふくよかさを与えてくれる程度の使い方に向いていると感じました。

真空管のエミュレートらしいですが、超リアルな真空管サウンド!かどうかは割とどうでもよくて、ライン臭の解消には大変効果的です。

 

エンハンスの音は使いどころあるんか?と思っていたんですが、ピック弾きでもボトムがどっしりして、なかなかよかったです。

とはいえ押す頻度は高くはならないでしょうね。

レゲエとかダブとかで使ってみたいですね。

 

今回はピックでガンガン行くような曲ばかりでしたが、コンプの効きといいプリシェイプといい、是非ファンキーな編成でも使ってみたいペダルですね。

 

 

背面には充実の入出力端子たち


最近のプリアンプペダルにはヘッドホンアウトのあるものも多いですが、AUXインまであると自宅練習もより捗りますね。

 

DIアウトもプリ/ポストがあり、LINEアウト/INSTアウト(レベル違い)もあり、インターフェイスや他のペダルとの接続も柔軟に対応できそうです。

 

 

初期JamiroquaiのStuart Zenderが大好きで、彼が当時使っていたアンプがトレースだ、というだけの理由で、トレースにはずっと憧れというか興味がありました。

そんなわけで、このペダルも発表当時から存在は知っていて、気になっていたんですよね。

ようやく手に入れることができてうれしいです。

 

 

以上~!

StingRay Hipshot Xtender Key

「スティングレイにエクステ(Hipshot Xtender Key, 通称Dチューナー)は必須でしょ!」という固定観念が、なぜか昔からありました。

 

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個人的に一番大きな理由はRATMのティム・コマーフォードの影響かなぁと思います。

シグネチャーモデルもありますし、ドロップDの曲が多いし。

 

9mmの中村和彦も好きで、彼のESPシグネチャーもリア寄りにMMタイプ1発ですね。

 

そんなこんなで、本体購入前からHipshotのエクステを搭載することは確定だったのですが、2021年3月の購入から何故こんなにも時間が経ってしまったのか。

簡単に言うと、在庫がなかったのです。

 

スティングレイスペシャルにはオリジナルのペグが使われているので、エクステもそれ用のもの(Hipshot BT13)があるのですが、何故か生産が中止になっており手に入りませんでした(Gotoh GB528用もだったような…)。

 

で、先日ふと思い出して再び探してみたところ、在庫があるショップを見つけて無事にGETできました。

 

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日本円で送料込み¥22,209…。

円安ェ…。

 

日本にないものを海外から取り寄せたのは初めてではないのですが、やはり不慣れな買い物は不安でした。

が、1週間かからず届いたのでよしとします。

 

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やはりスティングレイにはエクステありがしっくりきます。

この日はRATMのリフやRHCPのBy the wayなんかを弾き続けていました。

 

 

 

これまでに記事にした

・ピックガード交換(ミント→鼈甲)

・ブリッジ交換(Hipshot Vintage 0.750" )

に加え、

・ジムダンロックピン埋め込み

・キャビティ導電塗料塗布

・フィンガーレスト&スロープ取り付け

・PUポールピース高さ調整

を行ってきましたが、今回のエクステ取り付けでいよいよ完成形まであと一歩かなといった感じです。

 

あとやるとしたら

・パッシブ切り替え/トーン増設

・15フレット辺り以降にFall-Away加工

あたりかな~

 

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以上!

StingRay ブリッジ交換

 

スティングレイのブリッジを交換しました。

HipshotのVintageっていう、昔ながらの金属板折り曲げタイプのやつです。

これ↓

 

決め手は同社お得意のクイックリリース機構です。

ボールエンドを引っ掛けて弦を固定するタイプ。

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ベースプレートの穴に弦を端から端まで通さなくてよくなったので、ペグポストに巻き付いてた部分を伸ばすこともなく弦を外せます。

一旦外して掃除するとかパーツ交換するとか、そういうことをやたらとしたがりなので…

 

 

 

穴の位置が全然違うので、埋めて空け直しました。

 

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元の穴がひとつだけ使えると思ったんですが、取り付けて弦を張ってみるとなんか微妙にズレてんな…

 

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まあ、弦高とオクターブ調整して弾いてみたところピッチには問題がなく、トーンもバズり方も以前より(何故か)弾きやすくなったのでヨシ!

 

トーン的には、以前よりもソリッドというか、散らずにゴーンと来る感じがします。

 

マテリアルはベースプレートがステンレススチール、サドルがブラスという構成で、純正のブリッジはプレートもサドルもスチールですから、その辺りの影響も少なからずあるんでしょう。

 

音の変化に関しては完全に賭けだったのですが、たまたま好みの方向に寄ってくれてよかったです。

 

ほなまた!

 

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Sommer Cable The Spirit XXL

またしてもシールドケーブルを作ったので、徒然なるままに書き散らします。

 

ドイツのSommer Cable (ゾマー・ケーブル)というメーカーのThe Spirit XXLというモデルに、Neutrikの定番金メッキプラグを組み合わせました。

 

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ちなみに以前の記事で書いたバキバキイエローのBelden 8412は手放しました。

 

Mogami 2524にAmphenolのプラグを組み合わせたケーブルをメインで使ってきたので、今回もそれとの比較を交えながらレビューしてみます。

 

・音がカッコいい

スラップのプルなんかは、Mogami×Amphenolの方が高域がパキーンときます。

が、その分指弾きではカチカチいうフレットノイズが鬱陶しくもありました。

Sommer×Neutrikの方が重心が低く、ガツンと太い芯が感じられます。

レンジは十分に広いけど、それによって音が散っちゃったり薄まっちゃったりは全然してないって感じです。

立ち上がりもスピード感があって、ピッキングした瞬間にドーンと鳴ってくれる感じが大変好印象です。

 

 

・取り回しがいい

MogamiとSommer、どちらもしなやかでサラっとしており、取り回しはラクです。

が、Mogami 2524が外径6mmに対しSommerは6.8mmと、一回り太くなっているにもかかわらず、非常に軽量であることに驚きました。

2524も十分に快適ですが、それを上回るSommerがすごい。

 

 

・見た目がちょっと変わってる

これはメリットといえるものかアレですが、皮膜が透明でシールド線が透けて見えます。

知人は「深海魚みたい」と言っていました。わかる。

個人的にはカッコいいと思っております。

 

 

・シールドが編み線

これもデメリットといえるものかアレな話ですが。

やはりスパイラルシールドと比べると、ほぐすのが面倒ですね。

まあ作るときだけの話なんで、はい。

 

 

近年ギター/ベースオタクに大人気なだけのことはありますね!

おすすめです。

 

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ではこんなところで。