手嶌葵『春の歌集の会』at TFMホール

手嶌葵さんの招待者オンリーのアルバム発売記念ライヴの行くことができました。三鷹に続いて今回も抽選。どうなることかと思って応募したら、幸運にも当選しましいた。とてもうれしい。
今回は手嶌葵ソロコンサートとしては2回目、初のコンサートツアーで、名古屋、仙台、東京、福岡とまわる。1回目の三鷹でやって『ゲド戦記歌集の会』はジブリの企画モノという感じもあったので、今回が実質最初のコンサートツアーかな。サポートに、塩谷哲さんのピアノが入ります。
内容は2月に発売になった『春の歌集』を中心に、『ゲド戦記歌集』からも3曲、ジャック・プレヴェールの詩の朗読、好きな洋楽を春の雰囲気に合わせて彼女が選らんだ曲などなど。わずか10曲の短いステージでしたが、とても満足しました。塩谷さんのピアノもすごくよくって(塩が効いてる感じとでももうしましょうか)、彼女の雰囲気にとてもあっていた。浩子さんの曲も3曲やってくれたし、Louis Armstrongの2曲("What a Wonderful World" と "La Vie en Rose")はトリハダモノだったし、客席からの手拍子つきでやった『花びら』もとてもよかった。そしてラストは「運命的な出会い」の曲『岸を離れる日』で、9月から続いた手嶌葵が歌うこの曲をきく旅の最終章に立ち会えて感無量。アンコールは三鷹に続いて今回も彼女がデビューするきっかけになったデモテープで「人生を変えてくれた」名曲『The Rose』でした。ああ、もうなんといったらいいのか。
東京会場はさすがにゲストがたくさんいらしてて、ジブリの鈴木プロヂューサーや新居昭乃さんや他にもたくさんの関係者やミュージシャンを見かけました。
このツアーでまた階段をひとつのぼったかな、という感じ。次はぜひ抽選ではない、チケットを一般発売するライヴを期待したいです。

春の歌集

春の歌集