DIY 秘密基地34 「梁柱」の修復作業
柱4本立ちました。
この上に「梁」を乗せていきます。
その前に、梁として使う「柱」の 修復 をしておく事にしました。
先ず「ほぞ穴」を埋めます。
柱に四角の「穴」が掘られていますので、その部分の強度は凡そ6割になります。
丸太を使う方が強度的には安心できるのですが、
「梁」の上に「床梁」を張って床材を敷きますので、
製材されていないと使えないのです。
ほぞ穴を埋めて修復するのには「木片」を使います。
モルタル や セメントではありません。
「目には目を、歯には歯を」「木材には木材を」なのです。
まず、ほぞ穴よりほんの少し大きめの「木片」を用意します。
木片がほぞ穴より小さいと、強度が出ません。
必ず、少し「大きめ」にします。
「ほぞ穴」と「木片」の組織を接合するのには、「木工ボンド」が最適です。
板を接着する場合はボンドは片面に塗るだけで良いですが、
ほぞ穴の場合は木片を圧入しますので、ほぞ穴と木片の双方にボンドを塗布します。
木片を「木槌」で「ほぞ穴」に叩き込みます。
木素材には「金槌」は使いません。
木材の繊維を壊してしまいます。
「金槌」を使う場合 は、角材を当てて、角材を金槌で打ち込みます。
これで「ほぞ穴」の修復は終わりです。
著しく傷んだ表面は、オイルステインで塗装してからシリコンボンドで被膜します。
オイルステイン塗料には「防腐剤」が含有されているためです。
さあ、これで「梁柱」の修復を終えて、準備が整いました。
ほぞ穴は「整形外科」
木肌は 「皮膚科 」 かなぁ?
目次はこちら