DIY 秘密基地32 「思い込み」からの脱出
最後の大黒柱の基礎工事です。
この部分に基礎を打ちます。
もう一本、丸太柱を立てて大黒柱と緊結します。
しかし、この部分はフェンスの中間で鉄フェンス柱から離れてます。
そして秘密基地の正面で鉄フェンスの無い解放された空間の梁を支える部分です。
「もう少し、強度が欲しい・・」のです。
突然「影の声」から問答が始まりました。
影の声 :丸太柱は、なぜ浮かせているの?
ジジさん:地面に直接だと、雨天時に小口が水を吸って腐敗し易くなります。
塗装はしても、安心はできません。
コンクリートの束の上に載せれば、水に触れにくくなります。
影の声 :柱としての強度は低下するよね?
ジジさん:はい。
影の声 :地面は、水を吸うの?
ジジさん:えっ?
影の声 :ここはコンクリートの地面だよね?
コンクリートは水は吸わないよね?
表面の水を避けるなら、柱にモルタルの靴を履かせれば?
・・自問自答、中略・・
結論:コンクリート面なので、柱は直に載せても問題ないのです。
柱の緊結力は増大して強くなります。
なぜ、今の今まで考えが及ばなかったか?!! 仕事を増やしただけです。
影の声:「基礎はこうあるべし」という先入観 に縛られていた?
今からでも遅くは有りません。
ギリギリ、弱い面を強く出来る工事に間に合った・・と、考えましょう。
これなら鉄フェンスの角とほぼ近い強度が得られるでしょう。
形状が複雑なので、まず大黒柱の基礎枠だけを張ります。
丸太柱の部分は、後日にモルタルで2cm程度埋めるようにしましょう。
影の声:またブロックで押さえるだけ?
何度も、懲りないねぇ・・・・
こんな感じに仕上がりました。
コンクリートの養生のため、コンパネの板はまだしばらくは外さずにそのままにします。
背面は 3D の立体構造になっています。
「思い込み」・・・私も歳を取ったなぁと、痛感です。
影の声:
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