DIY 秘密基地26 「筋交い」の設計
前回はフェンス面の柱の「コンクリート基礎」を打設しました。
少し長いブログになりましたが「大失敗」は一気通貫で「終わり」に‥‥です。
4本目の柱と梁を張ってしまいますと、作業し難くなりますので
先に、この一面に「筋交い」を入れる事にします。
私は電子工学が専攻で、「建築」には全く知識がありません。
しかし、併せて選修していた「物理」の知識が大いに役に立ってくれます。
柱を使っての最強の強度を得られる形は、
押しても引いても崩れません。
しかし、「四角形」にしないと構造物の建築が出来ません。
「四角形」は垂直の荷重には耐えられますが、横からの力にはすぐに崩れてしまいます。
地震 に耐えるには四角形の中に「筋交い」で三角形の形を作る必要が出てきます。
「倍率」とは、何もない時に比べて「何倍」強くなるかという意味らしいです。
そういえば、耐震補強工事の多くには「筋交い」の強化や、
ツーバイフォー建築の様に合板を張って壁を「面」にするようです。
上の「図表」を見ますと、合板で面にするよりも、
太い木材でたすき掛けに「筋交い」とした方が「とても強くなる」と分かりました。
すこし「意外」でした。
建築基準法 では「倍率1.5以上」とすることが求められています。
分かりやすく、こちらを参考にさせて戴きました。
https://jutaku.homeskun.com/assets/media/contents/yokuwakaru/kaberyo.pdf
「阪神淡路大震災」では細い角材や板では筋交いが「破断」したケースもあるそうです。
技術的には「倍率5を超える」構造も可能の様ですが、
強くなりすぎて「仕口」が損壊する事に成りかねないと ・・・難しいのですねぇ・・・
「秘密基地の筋交いの仕様」は、
柱材に「仕口」は設けないか最小限とする構造と決めていますので、
「正四角形」に近い「倍率4」の「たすき掛け筋交い」を採用する事にしました。
どんな感じになるのかなぁ・・
フムフム・・
左右に「二組のX(バッテン)」が出来るようにすれば良いようです。
秘密基地には「少し太い丸太」でがっちりと受けられる筋交いにしよう ♡♡
かといって、形の良い丸太はほかに使うかも ・・
長尺材を切ってしまうのは惜しいし ・・
思惑が働いてしまって、丸太選別に時間が掛かります。
丸太フェンスの柱もフェンスも含めて、
積み重なった「丸太の山」の中から引きずり出して選ぶのに時間が掛かっています。
こりわぁ!! 「引き出す」です・・
そんなに予算も無いので、頑張っています。
では、次のブログから作業に掛かって参りたいと思います。
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