DIY ブログ 05 コーヒーセット「何かが足りない」
このブログからの「続き」です
ここからは、カテゴリーが DIY に変わります。
1.何かが足りない・・
何か、物足りないと感じたところです。
2.そうだ「コースター」を作ろう ♡
マグカップには「コースター」が無いといけません!
丸太の「端っこ」がゴミボックスに入っています。
3.丸鋸で輪切りにして、
「コーヒーかす」でコーヒー染めにして、 これで揃いました。
「コーヒー染め」はこちら
「艶」を付けたいときには、この上に「ラッカー」などのクリア塗装をします。
私は、このままが好きです。
4.それならば・・・
「丸太のコースター」なら、
孫っ子の「シルバニアファミリーハウス」の中に入れて、机でも椅子で階段にでも・・
切断面の「ケバ」を「頑固たわし」で削り取ります。
Point.「頑固たわし」で擦るのではなく、「素材」を擦り付けます。
力が入って、作業が楽になります。
5.水洗い
ところが、末っ子が一歳になったばかり‥‥
そうなのです。なんでも「お口」に入れるのです。
6.あく抜き
生木は「あく(灰汁)」を持っていますから、これを抜かないといけません。
豆知識:灰汁の語源
「灰を水に溶かしてうわ澄みをすくった汁」に似ていることから
「食品中に含まれる不要で好ましくない成分の総称」として用いられるそうです
昔は、水かお湯に晒して、或いは「煮て」灰汁抜きをしていました。
現代は
1) 過酸化水素水
特に強い灰汁には、濃度50%の「過酸化水素水」であく抜きします。
ゴム手袋着用して作業しないと、とんでもない事に成ります。
濃度50%は試薬として薬局で入手できますが、
市販品の消毒用「オキシドール(濃度6%)」でも使えます。
手指に傷が有ると、ちょっと痛いです。
2)酸素系漂白剤
主成分は「過炭酸ナトリウム」です。「重曹」とは異なります。
酸素系漂白剤水或いはお湯に溶かして「木材」を浸すと
酸化還元作用の過程で「過酸化水素」が発生します。
3)塩素系漂白剤
市販の「塩素系漂白剤」を原液のまま使用します。
ただ、作用が強くて木質は痛みます。使用後経年と共に「焼け」が出てきて
茶色っぽく変色してくる事がありますので、原則として「白木」には使いません。
結果:子供のおもちゃです。 直ぐに飽きられますのでコレにしました。
僅か残っていた「衣料用ブリーチ」・・効くかなぁ?
全部使っても足りなかったので水を加えて、重しで沈め込みます。
Q.いつまで浸しておくのぉ?
A.トーブンの間。塩素は揮発するので、全部飛んで水になる迄。
Q.漂白されて「白く」ならない?
A.「漂白」するので、灰汁が抜けるのです。
真っ白になったら、それが良いのです。
A.次は水洗いして、充分に天日干しして乾燥させることが大事です。
そして「コーヒー染め」にすれば、口にしても安全な自然系玩具になります
Q.ババさんに捨てられない?
A.見つからんように、おもちゃ箱に入れておきます。
捨てられていなかったら、写真は後日に掲載できると思います。
7.あー、もうお昼過ぎ
「朝飯前」だった筈が、こんなことをしているので「昼飯前」になってしまいました。
ステイン塗装の丸太も天日を浴びて、大分乾燥してきています。
今日一日しっかりと「乾燥」さぜます。
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