DIY ブログ 03 秘技「腕時計の電池交換」
今は100円で腕時計が買える時代です。 精度は悪いですけど便利です。
私のご愛用「セイコー プレサージュ」年代物ですが、
シンプルで、サファイアガラス(だけ)は傷が付きません。
電池交換¥4000~¥8000とは「ぼったくり」と云いたくなります。
メーカーですとこの程度ですが、時計店の相場は「¥2000」です。
文句を言うのなら、そう「DIY」です ♡
ほとんどの腕時計は裏ブタが「コジアケ式」で、今回ご紹介の品になります。
ダイバーズウォッチは「スクリュー式」になっています。 また別の機会に。
1.用意するもの
1)交換用「電池」
2)100均の使い古して捨てる寸前の「ステンレス包丁」
2.電池交換手順
1)まず、動かなくなった「時計」
下に布を敷いて、裏向きに置きます。
2)次に、切れない「包丁」
切れない包丁でも手は切れるので、歯は「セロテープ」で保護しておきます。
3)裏蓋をよく見ると、蓋とボディの僅かに「隙間」か「出っ張り」が付けられています。
これを探し出します。高級時計ほど、簡単に見つかりません。
私のカメラでは写せませんでしたので「写真」は無断拝借です 🙇
4)この「僅かな隙間」に包丁の「歯」を当て、捻じります。
Point1.包丁の根元近くの「歯」をしっかりと「隙間」に食い込むように当てます。
この部分だけはセロテープを剥がしておきます。
また、食い込みが浅いと、ボディに傷をつける可能性があります。
Point2.包丁は捻じる(ねじる)だけです。
「テコの原理」を利用します。
手前に引くと、怪我をします。
Point3.色々「時計ドライバー」「市販のこじ開け工具(オープナー)」等など、
使ってはみましたが「ステンレスの万能包丁」が一番使い易かったです。
私見です。
5)交換用電池
純正は「SR916SW」なのですが、敢えて「SR920SW」を採用しています。
「SR916SW」仕様: 直径 9.5mm,高さ 1.6mm,電圧 1.55v との違いは
「SR920SW」 : 高さ 2.0mm です。
「厚み」分だけ容量が大きくなって、電池交換の寿命が延びる・・
・・ 面倒臭さが減る ♡
6)電池交換
このような「釦型電池」は、電池ホルダーに横から「滑り込ませる」です。
真上からは入りませんし、無理に入れると「電極」を曲げて壊してしまいます。
私の場合は電池厚2mmのお陰で、
ホルダーから浮いてはいますが電極の破壊を免れています。
「良い子はまねをしないように」しましょう。
ついでに、内部も「爪楊枝」や「綿棒」で清掃しましょう。
7)もとに戻す
「内ケース」「防水リング」など忘れないで元通りにします。
8)リューズ位置合わせ
裏ブタのリューズ位置を合せます
9)裏ブタを閉じる
包丁の「持ち手」で、裏蓋を均一に押しながら、しっかりと嵌めます。
Point.「防水リング」を噛みこまないように !!
噛むと、リングはゴムですので、切れて使えなくなります。
10)しっかりと点検
たて・よこ・ななめ から
11)時刻合わせ
孫っ子の好きな「プリキュア」で時刻合わせを行います。
今は「キラキラ」ではなく「トロピカル~ジュ♡」だそうです。
「♡」マークまで書かないと「ちがうぅーー!!」だそうです。
12)腕にして、違和感がないかを最終確認して、おしまいです。
13)結果:
DIYの修行にも ♡
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