DIY外壁リフォーム 03「鬼瓦が剥がれている・・2」
前のブログ「DIY外壁リフォーム 02」で、「鬼瓦が剥がれている」写真を掲載しました。
落下の危険から、鬼瓦は外して降ろして頂いていたのですが、
私の注意が足りずに「ゴミ」処分されてしまっていたのです。
「瓦なんか無くても」との言葉に、
雨漏り、次いで棟が崩れて屋根が崩壊するのです!
怒っても、私が悪いのですが。
概算10万円の応答に、DIY魂が湧きました。
それでも平瓦は一枚¥300程度なのですが、鬼瓦と丸瓦に送料で2万円。
これだけあれば美味しい酒が1年頂ける。
工場出荷原価は鬼は知りませんが、平は一枚¥10もしないんですよ!
悔しい、何とか安く済ませる方法は無いだろうか・・ありました!
棟の端を瓦ではなく漆喰で押さえる「棟止め工法」と云うらしいです。
でも「南蛮漆喰」では、直ぐに崩れるのでは? 不安です。
しかし、なる程なので次のように事を運ぶことにしました。
ブログを載せるなど考えてもおりませんでしたので、言葉だけでの説明になります。
結果:写真の通り、セメントで疑似瓦にしたとは見えないでしょう?
1.南蛮漆喰ではなく「セメント漆喰」を使用する事にしました。
2.強度は瓦に及びません。
そこで、鬼瓦になる部分の中にステンレスの荒目のメッシュを入れました。
基礎で云う「配筋」になると考えた次第です。
鉄は何れ錆びるでしょう。
反省:丸瓦になる部分にもメッシュを入れておけば良かったと後悔しています。
3.まず、丸瓦にセメントを被せて延ばし、棟の端は合板で受けました。
既存の鬼瓦と同じ位の厚さ、形に、精一杯整えたつもりです。
まあ、誰も見やしませんから。
反省:セメントが「重い」です。抑えきれずセメントが広がって足りなくなりました。
一旦合板を外してベニアでセメントを切って、当て直して整えるの繰り返し。
何とか納まりましたが、二人で作業した方が良いです。
4.セメント漆喰でも「屋根」という環境で対候性・耐久性が維持されるでしょうか?
それに「白」では目立って、外観は決して良くありません。
そうだ、塗装しよう。手持ちにニッペ の「ファインシリコンベスト」がありました。
スレート用ですが、セメントも同じようなものと思い込む事にしました。
① 下塗無し。
下手な下塗は剥がれます。
② 希釈はせず、セメントが吸い込みたいだけ吸い込ませることにしました。
塗料を浸透させて、樹脂の層を厚くして保護しようと考えました。
色合いはしっくりと馴染んでいます。
反省:もう一回か二回、塗りたいのですが、手術後で登るのは危険なのです。
後日に要否を再検討する事にします。
備考:私は「セメント漆喰」と「ホワイトセメント」との違いを知りません。
今調べて心配になるのは嫌ですので、
もし真似をされる場合には、適切な「材料」を選択してください。
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