DIY外壁リフォーム 28 「ウッドデッキ」のリフォーム
初孫が出来た頃です。
実は、庭には芝を張っていたのですが、
経年と共に元気がなくなってきて雑草が多くなりました。
ババさん:雑草!! コンクリート張って!
ジジさん:ええ~、子供を芝生で遊ばせたように、孫っ子も芝生でぇ・・
ババさん:草むしりしてくれるなら良いよ ♡
ジジさん:思案、確かに大変なのですよねぇ・・
そこで
ジシさん:木を張ろう。 ♡ 憧れてたウッドデッキ ♡
ババさん:・・・
で、強引に作ったのがこれです。
DIY魂:予算1万円 工期2日
孫っ子と遊びたかったので、急拵えでした。
・デッキ材:1x4 ホワイトウッド
ツーバイではなく、ワンです。 そうでないと予算に収まりません。
・表は水性ステイン、裏クレオソート、基礎 兼 束は普通ブロック
なんてったって1万円
ところが3年も経つと、痛んできています。
余命2~3年かなぁ、小学生の内は耐たせたいなぁ、塗装で固めようか・・
よし、ウッドデッキ リフォーム
目標予算¥0(有るものを使う)、目標工期3日間 果たして実績は?
1.ウッドデッキ解体
雑な造りだったんですねぇ。
思っていたよりも、板が痛んでいました。
アアーッ! 水漏れェ~
プール用にいつでも水が出せるように、水道から古い(多分20年位使っていた)
ビニールホースを庭に埋めて引いていたんですが、
ホースのあちこちで噴水する事が判明!
2.急遽、水道工事
手抜きの罰が当たりました。 ・・中略・・
ちゃんと水道パイプに替えて、どうせだから古い水栓を付けてぇ
3.ブロック基礎
そうだ、秘密基地用にブロックを割って少し頂戴しよう。
簡単ですよ、
1)ブロックの両面に溝を切る
深さ5㎜~1㎝位の深さで、対面する位置に溝を切ります。
「コンクリート用セグメント(ダイヤモンドカッター)」ホームセンター¥400位~
小型丸鋸で、なければ「ディスクグラインダー」でも構いません。
「セグメント」の他「リム」(右写真)でも良いですし、
その気になれば「切断砥石」¥60~でも代用できます。
それも無ければ「レンガたがね」の角で浅くても良いので溝を付けます。
綺麗にとはいきませんが・・
2)「レンガたがね」を当てて、金槌で軽くコンコンコン
位置をずらしてコンコンコン、溝を均等にコンコンコン
ひっくり返してコンコンコン、これを繰り返すと、パコンと半分に割れます。
3)同じ要領で、今度は縦に溝を切って、割ります。
コンコンコン でなく ガンッ! と打って雑ですが、とにかく四つに割れました
4)ブロックも水を吸いますから、ついでに塗装しておきます ♡♡
・・中略・・(読み飛ばして頂いて結構です)
4.デッキ材 再塗装
板は表面はかなり痛んでいましたので、ひっくり返して裏面と入替える事に。
油性塗料で裏、板の側面、端面には塗料を吸い込みたいだけ吸い込ませて乾燥。
5.「ブロック」を並べる・・だけ。 礎石が束を兼ねます。
6.全面油性塗装した「ホワイトウッド」を土台とします。予算¥0
雑
ブロックは、地表に降った雨水を約10~15㎝位の高さまで吸い上げます。
もう二度とリフォームはできませんので
念を入れてブロックは全塗装にやり直すことにしました。
7.この上にデッキ材の塗装面を下にして、テキトーに隙間を取って並べます。
ぴったりと敷き詰めてしまうと、雨が流れ落ちずに表面に溜まります。
地面の湿気も抜けずに板が痛みますので、ホワイトウッドでは必須です。
8.さあ「水準合わせ」が大変なのですねぇ。
整地? 「水準器」?
高ければ土を掘り、低ければ土を入れて、ある程度ガタが無くなれば「善し」。
雨が降れば地が馴染んでくれます。
9.「コーチスクリュー」で土台とする板に斜打ちで留めます。
これで薄いワンバイでも板は抜けません
通常は「鉄の螺旋釘」を使います。安いのです。
丸くぎでも、鉄なら錆びて板から抜けなくなります。
錆びると鉄は太ります。表面も荒れて食い付き、抜け難くなります。
但し鉄釘ですと、数年後にはデッキを破壊しない限り分解できなくなります。
ステンレスは錆びないので、木が痩せたり、振動で頭が出て来ることがあります。
孫っ子が乗って遊ぶところです。
危険が及ばぬように、基本は「鉄」です。
分解できるように、妥協案として「鉄のスクリュー」を使いました。
10.豆知識:釘もスクリューも、頭の面が僅かに食い込む程度に。
これくらい ⇒
ガンガンと頭を深く打込むのは、実は抜去力は弱くなります。
スクリューでガタ(隙間)が残る場合は、
一度緩めて、板をよく押さえて締めなおすとピッタリします。
11.表は「スーパーウッドステイン」を使いました。
キシラデコールの半値近い価格で、質はほぼ同等との事らしいです。
これなら手が届くぅ♡
塗装の基本は「薄く塗る」です。 二度目ほど「薄く」塗りますよ。
12.この程度ですので、途中の写真は撮影していませんでした。
・・中略・・
雨が降っても、この通りです。
オイルステインは木の繊維に浸透して、油性塗料の様に膜を張りません。
お好みに寄りますが、「木質感」を残すのにはオイルステインが良いですね。
これで、数年毎にステインの重ね塗りは必要ですが、デッキは30年先まで持ちます。
13.35年越「縁台」も補修、再塗装
こちらは「2x4 ホワイトウッド 当時1本¥250位」で作っていたものです。
♡♡
木材専門店:ホワイトウッドの縁台? 30年超えてるの?
A :はい♡♡ 少し角を痛ませてしまいましたが、びくともしていません♡♡
木材専門店:奇跡、あり得ない、信じられない、どうやったの??
A :「塗装」です。塗装の手を抜いた時だけ、痛ませてしまいました。
木材専門店:・・・・
塗装剥がれで板の端部の一部が朽ちていましたので、木部補修との戦いです。
油性塗料を使っていましたので、ベルトサンダーで塗装を剥がし取ります。
「スーパーウッドステイン」で再塗装。
14.ラティス
安いクレオソートで守ってきましたが、こちらも補修してステイン再塗装
再塗装不可ですが、緑が雨から守ってくれています ♡
15.ガーデン灯
30年前のDIYです。 ・・ここでしか登場できないので・・
これも30年前DIY、LEDの階段用 常夜灯
これで消費電力1W
収支:目標 :¥0
結果 :予算オーバー なんでも追加補正予算は必要になるものです。
1x4 ホワイトウッド 1本¥ 200
ええー、2x4 1本¥350 いつの間にこんなに高くなったぁ‥
水道管、接続コネクタ、塩ビ接着剤タフダイン 一式¥1000
目標工期: 1日
実績工期:10日 想定外は付き物なのです!
所見:新設は楽
リフォームは手が掛かって、大変です。
水性ステインは屋外では長持ちしません。油性を選択しましょう。
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