DIY秘密基地69 これはいけない「互換バッテリー」
秘密基地建築に欠かせない大工道具類は専ら「中古品」「ジャンク品」です。
そうでないと、予算では賄いきれません。
こちらもご参照
当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが、
これまでのところ大きな損失には当たっていません。
ただ、弱っていますことが「マキタ 充電インパクトドライバー」なのです。
かなり使い込みましたので、バッテリーがお亡くなりになって、残りは小容量品が2個。
インパクトドライバーは、まだまだ使いたい工具の一つです。
少し大きい工事には耐えません。すぐバッテリー切れになります。
それさえも、もうそろそろ寿命を迎えており「OK」のラベルは剥がさねばなりません
これまでは「死んだバッテリー」を分解して、
まだ「生きているバッテリーセル」だけを寄せ集めて「生き返らせ」てもいました。
これがバッテリーセルなのですが、
作業はまるでフランケンシュタインの様子になります。
(画像:無断拝借)
「生きている」とは、ある意味では「まだ死んではいない」というだけですので、
いつ死んでもおかしくない、ただの延命策にすぎません。
加えて、今はリチウムの時代です。
古い「ニッカドバッテリー」なんて、中古でも出回らなくなってしまいました。
ちゃんとした「新品」の性能が必要です。
そこで目にしたのが「互換バッテリー」。
Amazonで3Ah(大容量という事です)を2個セットで注文してみました。
中華製は話半分として「1~2Ah」と想定しても、一寸でしたら使えます。
タイムセールで2個2600円は、破格の安さです。
飛びつきました。
結果:使い物になりません。
木ネジ10本も打てないのです。
数本打ってはバッテリー交換の連続。
だんだん腹が立ってきて、地面に叩きつけたくなるのを抑えます。
正確に計測してはいませんが、100~200mAh程度の容量です。
表記している3Ah(3000mAh)の1/20以下です。
これは、ひどい。 比例ではなく、価格以下の性能。
どうした:「返金」を要請しました。
損害は免れましたが、
さて、どうする:
純正品のおNEWはまだ流通してはいますが、一個1万円前後します。
1万円出すなら、「リチウム」の中古電動工具が買えてしまいます。
費用 > 使用頻度 =「コード式インパクトドライバー」でよい。
その都度、邪魔な電源コードを這わせて使うことになりますが
「買っておいて良かった」工具の一つです。
こんなの、もう中古品でも販売は有りませんよねぇ・・・
取り敢えずは「コード式」で賄えるのではありますが、兎に角、面倒くさいです。
しかし、これが有るお陰で大変重宝しています。
トルクが強く、強弱の切替えも出来ますので一本は持っていても良い工具でしょう。
これが有ったおかげで、木工ロングドリルでの工事もできました。
さて「充電式」をどうするか、
「保有する = 使えないものはゴミ」 vs 「捨てる < 無いと不便」
今は辛うじて、まだ動かせるバッテリーが残ってはいますので・・・、しかし、
左程遠くない時期に決断を迫られるのは間違いありません。
今は
・・・・ 思案中 ・・・・
です
なお、本文ではニッカドバッテリーセルの交換に触れましたが、
「リチウムバッテリーセル」の交換は、大変(絶対)危険 !! です。
電動工具用のセルは高性能が求められる上に、複数のセルの特性が揃っていませんと
充電中に、或いは使用中に「発煙」「発火」引いては「爆発」する事があります。
「爆発」の威力は大きいですので、火災事故や怪我を負う事にもなり得ます。
決して行わないようにしましょう。
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