DIY 秘密基地56 展望デッキ「竣工」を宣言します
10月に入りました。
ご無沙汰の秘密基地ブログです。
実は、9月8日に構造は完成しておりまして、
10日を以って展望デッキ竣工とすることにしました。
ブログをさぼっていた訳ではなく、理由は後程です。
取り敢えずのご報告。
目標:「こんなの!!」の小さいのぉ
アフター:この様になりました!!
なぜ、竣工宣言を躊躇っていたかと言いますと、
裏側歩道のご通行の方との質疑によるものでした。
Aさん.「何を作っているの?」「作業場ですか?」
そうかぁ・・・「作業場」に見えるのかぁ・・・・ 少し、ショックでした。
Bさん.「ボルトが入っていますね」から始まって、技術談義。楽しかったですよ。
ただ、「これで完成ですか?」
はい、「完成です」
・・・「これで完成ですか??」
はい、「強度的には ・・・ 」
・・・ とは説明させて頂いたものの、二度「これで完成?」と問われました。
裏面側の写真です。
正面と比べると外観構造が全く異なっています。
Bさんの問いは、なぜ正面と同じにしないか? という質問と察しがつきます。
意匠デザインとしては、正面は「見た目が良い」と思います。
しかし、裏面は確かに「殺風景で雑」に見えるかもしれません。
ただ、この構造は意匠としてではなく「強度・耐震性」を最優先としてきたものなのです。
正面のようにデッキ上部に大きな三角形「トラス構造」も採用するのは、
決してできないことはないのです
しかし、構造計算ソフトが無い限り、私の学生時代に学んだ「物理」で判定していきますと
・強度的には、屋根は無いのでトラスを入れても「無駄」
・かつ、デッキ面より上部がトラスによって「硬くなる」事になると出ました。
強すぎる構造は、デッキを支える柱に負担がかかる上に、
デッキ全体の重心がややデッキ面より上に移動することになり、耐震性に不利となる。
裏面側は「丸太フェンス」「大筋交い」により耐震性に優れているので、現行で善し。
正面側はフェンスも筋交いもなく、かつ柱の間隔が2mであり
強度としても耐震性としても不利なことから採用した工法なのですね。
それが、結果としての意匠デザインの違いですので、
マイナスを招きかねないデザインを採る必要はない ・・・機能、性能優先・・・
・・・と、見た目は度外視すると決断するまでに、一カ月を有してしまったのです。
やることは簡単なのですが、「やらない」と決める事は難しいものです。
その間は何をしていたかと申しますと、
作業台リフォーム、作業場のリフォーム、残材料の保管処置、家具用椅子の修理リフォーム
敷地内の整理・・・などなど
結構、毎日仕事詰めでした。
後日にブログ掲載して参りますね。
未だ「忙しい」最中でヘトヘトになりますが、
元気な折には「ビフォー・アフターで」ブログも再開して参りたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
目次はこちら