DIY外壁リフォーム 11 「施工工程」「木・鉄の付帯部から」
春先になって、身体の方も落ち着いてきました。
やっと塗装に掛かれる・・
出会い
塗料は、まず一回塗装分だけ購入済みでしたが、まだまだ購入必要です。
模索していましたところ、地域の個人間売買サイトで
個人で塗装業を営んでいる方と巡り合いました。
中 略。
こちらから、ご厚意で使って余っているのを頂戴できる事になりました。
しかも日本ペイントばかり、その中に「ファインパーフェクトトップ」も有ります。
「秘密基地建築」用にもと各種大量に頂けました ♡♡
実は事業で使った塗料は「産業廃棄物」となって処分に費用が掛かるらしく、
双方にとって損のないご関係を得ることができました。
色の指定ができないものの、これで塗料で困ることは無くなった次第です。
偶然が下さった巡り合いです。
しかし諦めず、チャンスを見逃さなければ、偶然の得られる確率は高まるのですね。
塗装工程
一般論では、洗浄 - ケレン - 下地処理 - 補修修繕 - 養生 - 下塗 - 中塗り - 上塗り
DIYでは次としました。
工程:再洗浄 - 付帯部の再塗装 - 養生 - サッシ回り下地処理 - 外壁上塗り3回
目標:塗装期間1ヵ月 実績は後程
やっちゃったぁー、大失敗
正しい塗装工程:洗浄 - 下地処理 - 外壁塗装 - 付帯部塗装 だったのです。
どこに違いがあるか、間違い探しして下さい。正解は、後に発表します。
1.木部の塗装 から着手しました。
1)計画
「DIY外壁リフォーム 06 軒天修繕」の通り、軒天の張替えから着手して、
痛みの酷い軒部分から先に塗装しようと考えた次第です。
計画
ね、特に木部は痛みが激しいです。
2)下地処理
表面の腐っているような個所は「高圧洗浄機」で旧塗装とともに剥がしました。
更に「がんこたわし」で表面をケレンします。
3)軒塗装
「ケンエースG-Ⅱ」は下塗の要らない塗料です。
第一回目では、塗料を塗ると、木が塗料を激しく吸い込みました。
メーカーは、このような場合には「下塗する」としています。
しかし、私はこれで良いのです。
なぜ?
① 下塗塗料は 下地に吸い込まれず、薄いゴムのような膜を形成します。
これによって上塗塗料の吸込みを無くし、塗料の使用量を少なくするのです
下塗が悪いと、この下塗層が 木の表面から剥がれる ことがあるのです。
素人には、この「下塗り」が とても難しい 技能なのですね。
② 吸い込む事で、木の組織に厚い樹脂の層ができる 事になります。
木材の組織に食いついて、素人作業でも剥がれないと判断しました。
2回目は吸込みは少なくなり、3回目はできた塗膜によってほとんど吸込みません。
もう一回、4回塗りで強固な塗膜になるように塗装を重ねました。
Point. 木材の端面は、塗料を吸いたいだけ 吸い込ませます。
これで30年持ってくれると信じます。
4)軒天塗装
無駄なマスキングをして、4回塗装しました。
次回「養生」にて。
2.鉄部の塗装
1)下地処理は「高圧洗浄機」でケレン
「ケンエースG-Ⅱ」は下塗不要の条件として「第一種ケレン」が必要です。
地肌を出す・・というのは、結構大変な作業なのです。
ところが「高圧洗浄機」を当てると、見事に旧塗膜が落とせることが分かりました
一旦放置してから再度高圧洗浄しますと、大半の旧塗膜が落とせます。
既に鉄部は楽に、全て水ケレンで済ませていました。
もし業者が行っていたら・・
教科書通り「荒目のサンダー掛け」を行っていたことでしょう。
旧塗膜は死にかけていた塗膜ですから、この後30年持たずに剥がれてきた
可能性が大きかったと思います。
いや、もし「下塗・上塗」をしていたら気付かずに、もっと早く剥がれるかも。
素人だから、
結果として、偶然も重なってDIYで色々試行する事で信頼性を高められました。
目標30年ノーメンテ、自信ありです。
2)塗装 4回塗り。
すると、塗料が足りなくなってきてしまいました。
そうかぁ、柱を展開して面積計算していませんでした。 初歩的なミスです。
塗料を買い足しても良かったのですが、
頂戴していた屋根用の「ファインシリコンベスト」で補いました。
3.After
綺麗になったでしょ?
この換気口の「飾り格子」には、とても時間がかかっています。
外壁は広い面積を一気に塗れます。
付帯部塗装は手間と時間を要します。手抜きしたくなります。
リフォームにお金がかかる所以です。
DIYだから、4回塗り、頑丈な塗装にできました。
しかし、電線を何とかしたいのです!
どなたか、知恵を貸して下さいませ。
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