始めてみた



やるべきことがあると余計なことを考えずに済むというのは本当で、一昨日、バーティミアスの原書の翻訳を始めてからというもの、瑣末な悩みごとから解放され、新たに英語力の圧倒的不足という大きな問題に直面させられています。

ちなみにバーティミアスはこれ。

バーティミアス (1) サマルカンドの秘宝


ぼくも読むのは中学生以来、かつ読み始めてまだ日が浅いので、あらすじの紹介すらできないのですが、魔法とファンタジーの世界観のお話です。

お話の雰囲気を損なわない素晴らしい翻訳で、どのくらい素晴らしいかというと、この翻訳者がハリーポッターを翻訳していたらその売り上げは少なくとも倍にはなっただろうと試算する人もいるほどです。(ぼくですが)


思えば受験時代は物語文は苦手でした。

当時は自分が持っている英単語のボキャブラリーと全く違うところから引き出されてくる単語や言い回しの数々、評論と違って内容を追うだけでなく、絵を頭の中に浮かべなければいけないところなどに苦戦を強いられていましたが、今でも全く同じところで引っかかっています。悪化したと言っても過言ではありません。


今の目標は翻訳を今年中に終わらせることで、一番の楽しみは自分の翻訳と訳本を読み比べることです。


がんばります。