小葉茶マミの『ひとり時間』

おばちゃま(50代主婦)の大切にしている『ひとり時間』 日々の生活を楽しく、丁寧に綴っています。

初フルマラソン(初)体験記①

こんにちは。小葉茶マミです。

フルマラソンを走って2日目。足は筋肉痛、心は興奮冷めやらずです。

色々話したいことがあって、数回に分けてお送りしようと思っています(*^^*) 

願わくば、フルマラソンに挑戦する方や、来年湘南国際マラソンに出る方の参考になったら嬉しいです。

 

今回は、フルマラソン:走り編をお伝えします。ランナーさんそれぞれにドラマがあるので、これは初挑戦したおばちゃんランナー(私)の体験記です。

 

■ フルマラソン:走り編

第19回 湘南国際マラソンは約2万人の参加でした。 

9時スタート(私はGグループ… A.B.C順なのでGは7番目)。スタート地点にいるAグループは見えてません(笑) 

8:55頃の写真です ↓ 

9:00のスタートの号砲は全く聴こえてきませんでしたが、9:00以降は少しずつ前へ進み始めました!ドキドキ。

↓ 9:10頃 このようにぞろぞろ~  あっ、海だ!

ようやく9:20頃にスタートしました。 いざ出陣!

まずは大磯から江の島(18.5km)へ向かいます。

いつまでたってもランナーさんが多い(笑) この大会は200mごとに給水所が設置されていて、そのボランティア・スタッフさんからの声援が力になりました。沿道で声援してくださっている方々からも元気をもらいました。

 

15㎞頃には、江の島を折り返したトップランナーさんが右側道路を走ってきました。カッコイイ! あちこちから「ファイトー」と声がして、私も声をかけました。トップランナーさん、今日一緒に走っている参加者、自分に声をかけずにはいられないって感じでした。

 

海なし県(栃木県)在住の私にとって、海を見ながら走るだなんて感動。

折り返しの江の島が18.5km。眼前に迫った光景は嬉しかったです。

25㎞頃からしんどかったけど、「まだまだいける」と言い聞かせる。 折り返してからは前方に冠雪した富士山が見えましたし、左には海で伊豆大島も確認できて絶景でした♡

 

↓ 富士山は写真中央奥。走っている最中に撮った唯一の写真です。

 

実は練習で走った最長距離が25㎞✕2回でした。2回とも25㎞になると足が出せなくて終了したので、42㎞は夢また夢の距離。無謀と言えば無謀。

 

最も心配していたのは長年患った膝の痛みです。サポーターと念のため内服していた鎮痛剤が功をなしたようで、膝は最後まで大丈夫でした。

20㎞から両足が重くて気持ちがシンドイ(練習で足攣りを何度も経験しているので、いつ足が攣るのか不安でした)。走るペースは徐々に落ちてますが、走れてます(歩く人が増えてきている中で、かなり希少なおばちゃんランナーでした)。信じられなかったです。

 

ですが、それは突然やってきました。それって?

38㎞。あと4㎞なのに。。。両方の太ももが攣りました。そしたらふくらはぎも攣りました。足の指もなんだか攣っている。「ひーーーっ、これが噂の足攣り攣り祭り!」もう足の限界なんでしょうね。太もも攣りは初めてで、大きな筋肉だけあって痛みも強い。「攣って足を止めたら、走り出せなくなる」と聞いていたけど、走れません。「前に進みたい」「ここまで来たのに」 痛みをこらえて少しでも前に歩きました。念じながらの一歩一歩。何百m位か歩いたところで突如「走るんだ!」と気合いが入りました。根性が残ってました(笑) 走り出しは壊れたオモチャのようでしたが、気力だけで走りました。最後の上り坂で再び太ももが攣ったけど、ゴール寸前でアドレナリンが出たのかな、走ってフィニッシュしました! 涙が流れました。嬉しかった~

 

着替え終わって、息子のランニング仲間と記念写真。

 

ランナーの皆さん、関係者の皆さま、沿道で応援してくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

■ もっと知りたい人向け。長文(笑)

 

<スタート> 骨伝導イヤフォンから音がしなくて焦ったけれど、1分程で聴こえてきてホッ。どこにいても人人人。そして、申し訳ないけど気になる人(疲れたように走る人・ウエストポーチにぶら下げている物が揺れている人など)を視界に入れないようにしつつ、好みのランナーさん(ペースが同じ人・軽々走っているフォームの人…見ていて気持ちがラクになった)の真後ろで走る。

 

<7㎞>モルテン100白摂取(※青色は摂取したものの商品名)。体調はイイ感じ。「ここまでアップ。ここからがスタート」と洗脳する(笑)

 

<8km>ここまで6分30~40/kmペース。目標は6分50でした

 

<13km>足に違和感が出て、足攣りのイヤな予感がしたので芍薬甘草湯を飲む。

    「10㎞からスタートした」と無茶苦茶な洗脳をするw

 

<14㎞>STCニュートリション摂取

 

<16㎞>Mag-on摂取。エナジージェルの甘味続きに嫌気がした(スイーツ好きなのに)けど我慢。Uターンしたトップ層のランナーさんとすれ違う。カッコイイ。この頃からスポーツドリンクよりも水の方が美味しく感じる。息子とすれ違って嬉しかった

 

<17㎞>ランナー回収バスを見てしまった。「乗りたくない」

    8km~ここまで6分50~7分ペース

 

<江の島折り返し18.5km>折り返しまでが遠く感じた。トイレにも寄っておこう。仮設トイレではなく駐車場用トイレだったので、建物内が涼しくて小休止できてよかったです。息子のランニングチームのメンバーさんと偶然会って嬉しかった。

たぶんこの辺りで足攣り予防で塩ジェルを摂取

 

<22km>アミノバイタル アミノショット摂取

 

<24㎞>20㎞~ここまでのペースが7分から更に下がったが気にならなかった

    エイドのういろうを食べた。食いしん坊だからテンション上がった

 

<25㎞>ここからは私の人生最長記録が常に更新(笑) 「ガンバレ自分!」

    たぶんこの辺りで足攣り予防で2runタブレット2粒摂取

    気分転換用にオードトワレのような香りを手首につけた

 

<28㎞>エイドにランナーが群がっている。提供されていたバナナに引き寄せられました(笑) 半分にカットされていて、冷えてて美味しかった~ 喉につかえるのでは?と思ったけれどスルッと嚥下できました

 

<29㎞>モルテン黒カフェイン入り摂取。数日カフェイン抜きしていたので、ジワジワ元気が出てくる感じがありました。ペースは遅いけれど、走り続けられた。周囲は歩く人が増えていて、端でストレッチしている人もよく見る。「みんなツライんだ。がんばろう」と自他共に励ます。どの辺りだったのか不明だけれど、沿道の女性がコールドスプレーを提供されていて、ふくらはぎにシューッと。人生初の冷却スプレー。感謝です。

 

<35km>STCニュートリションファイバープラスト摂取。遅いけど走り続けている自分が信じられない。1㎞がすっごく長くて、200m毎にある給水所が500m以上に感じられた

 

<38㎞>大磯の折り返しがいつになったらあるのか?永遠に折り返し地点がないのでは?心がくじける。と、そこで突然、両太ももが攣った。ふくらはぎも!足の指も!「もう足の限界?」足がーーー 悔しい。「ここまで来たのだからゴールしたい」芍薬甘草湯をまた飲んだ。「止まれない」「前に足を出すしかない」 念を送りながらの一歩一歩。10m先に息子のランニングチームのHさんを発見。肩を並べたいのに、どうあがいても距離が縮まらない(Hさんがいなかったら心が折れて歩いていたかも…)。最後の上り坂!足を上げた瞬間にピキッ また太ももが攣った。「坂は歩こう。もうゴールは目の前」 坂を上り切った途端、走ってました。アドレナリンでしょうか? ゴールして、涙して、完走メダルをもらって… 足はフラフラしているけど、高揚感でいっぱいでした。

 

文中に青色で紹介した商品です ↓   上段はスタート前30分に摂取(VESPA HYPERは摂り忘れました)・中段はマラソン中・下段のアミノバイタルゴールドは更衣室にて摂取

 芍薬甘草湯2袋も携帯していました。

 

 

それでは、ごきげんよう~