主演のジョージ・クルーニー他、豪華キャスティングで話題を集めた泥棒ロマン映画『オーシャンズ』シリーズ。
シリーズは3作ありますが、2007年に公開された3作目『オーシャンズ13』以降はしばらく新作がありませんでした。
しかしその11年後の2018年、スピンオフのような形で“女性版『オーシャンズ』”である『オーシャンズ8』が公開。
これまでの作品とは異なり、サンドラ・ブロックなど豪華女性スターを起用して新たな話題となったのです。
【目次】
あらすじ
凄腕の泥棒であるダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンは、5年8ヶ月の服役の末に仮釈放となる。
実はデビーは刑務所内で、とある計画を練り続けていた。
その計画とは…仲間とともに世界最高峰のファッションの祭典「メットガラ」にて1億5000万ドルのジュエリーを盗み出すこと。
しかし、彼女の本当の目的はジュエリーだけではなく……。
あの『オーシャンズ』が帰ってきた!
『オーシャンズ』シリーズは、世界的に有名なカジノから現金を盗み出したり、最高級ホテルを破産させたりする泥棒映画です。
これだけを見ると「え? 悪人の映画…?」と思うかもしれません。
しかし、主人公たちの目的はお金だけではありません。
お金のためなら恋人を蔑ろにする大富豪の正体を暴いて女性を助けたり、共同経営者を裏切りホテルを奪い取った男を破産させたりと、裏の顔がある悪役を見返してやるのが『オーシャンズ』なのです。
(とは言え、泥棒は泥棒。ちゃっかり自分たちの利益も重視していますが……)
女性版『オーシャンズ』の見どころ
1.これまでのシリーズの流れを汲んだ展開
これまでの『オーシャンズ』と言えば、
・綿密な計画
・その道のプロたちによる入念な準備
・実行当日のハラハラドキドキと達成感
いわゆる「計画立案→準備→実行」の流れがユーモアたっぷりに描かれていました。
もちろんこの『オーシャンズ8』でもそれは同じ。
主人公デビーは刑務所内で考え抜いた計画を元に、仲間を集めて入念な準備を開始します。
フィナーレはファッションの祭典「メットガラ」当日。
華やかなパーティーの裏で、前代未聞の泥棒計画を実行させるのです。
2.女性らしい華やかなテーマ
今作の舞台は、世界最高峰のファッションの祭典「メットガラ」。
世界的に有名なスターやモデルたちがカーペットを歩く姿は、まさに華やかとしか言いようがありません。
『オーシャンズ8』はこれまでの『オーシャンズ』シリーズとは異なり、女性キャラクターが主役。
「メットガラ」でのドレスアップはもちろんのこと、計画シーンにおいてもキャストたちの多彩なファッションを楽しめる、女性らしいテーマとなっています。
『オーシャンズ』シリーズお馴染みの豪華キャスティング
『オーシャンズ』シリーズと言えば、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモンなどの有名スターが集結したドリームムービーとしても有名。
そしてこの『オーシャンズ8』でも、豪華キャストたちが映画を彩ります。
タイトルの通り、主に活躍するのは以下の8名。
- サンドラ・ブロック(『スピード』『デンジャラス・ビューティー』)
- ケイト・ブランシェット(『ロード・オブ・ザ・リング』『TAR/ター』)
- アン・ハサウェイ(『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』)
- ミンディ・カリング(『シュガー・ラッシュ』『インサイド・ヘッド』※どちらも声の出演)
- サラ・ポールソン(『ザ・スピリット』『キャロル』)
- オークワフィナ(『ジュマンジ/ネクスト・レベル』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)
- リアーナ(世界的に有名な歌姫であり、2017年までに14曲が全米1位を記録)
- ヘレナ・ボナム=カーター(『ハリー・ポッターシリーズ』『英国王のスピーチ』)
数々の有名作品に出演してきた彼女たちが、前代未聞の泥棒作戦に挑む姿が見られるのはこの『オーシャンズ8』だけ!
まとめ
ドリームチームの泥棒映画として話題を集めた『オーシャンズ』シリーズ。
そのスピンオフ的な作品となった『オーシャンズ8』ですが、主役が女性たちになってもシリーズの魅力は変わりません。
むしろ、女性らしい視点から『オーシャンズ』という作品を見事に描き切った映画です。
ちなみに現在、『オーシャンズ』シリーズの正式な続編として『オーシャンズ14』が企画中だとか。
この機会にシリーズを制覇してみるのもいいかもしれませんね。
Amazon Prime Videoなどでも見放題配信中(※10/22現在)なので、秋の夜長にいかがでしょうか?