横浜市立大学大学院生命医科学研究科、生体医科学部門、生体機能医科学研究室の竹居光太郎先生のお招きで、初めて同大学の鶴見キャンパスに行ってきました。
90分X2コマ=3時間の集中講義で、「基礎医学研究の喜び」「神経発生を駆け足で」「次世代継承エピゲノム」の3つの話題についてお話しました。実際は均等割の時間配分ではなく、真ん中の神経発生講義部分が一番長かったのですが、今回改めてスライドをKeynoteバージョンで作りなおして臨みました。本当は、神経発生だけで15コマくらい話ができるのですが、まぁ、90分くらいに収めるには、ということで構成しましたが、樹状突起刈り込みと神経細胞死は割愛となりました。あと、誘導因子のところで、せっかくなので、竹居先生の発見されたLOTUSのことなども盛り込めばよかったと反省……。
休憩時間に面白い質問をしに来てくれた学生さんもいましたし、授業感想を竹居先生提出分とは別に、講師分も書いてもらったので、とても良いフィードバックになりました。かなり盛り込み過ぎくらいに内容を詰め込んだのですが、しっかり付いてきてもらえたようで、それぞれの方で面白いと思ったポイントが異なっているのが印象的でした。そのような多様性が大事だと思っています。
講義の後、竹居先生と卒研生、大学院生とイタリアンでディナー。その折に、RNA結合タンパク質の解析をされている佐々木幸生先生にご紹介頂き、共同研究にも繋がったことが嬉しいです。研究においても出会いが大事。
さて、今頃はあちこちの生命科学系の修士・博士の大学院入試の応募時期となっています。東北大学大学院医学系研究科は、7月15日から募集開始となります。こちらを参照下さい。