京都府立医大にて特別講義
2013年 12月 14日
医学部2年生が対象でしたが、大学院生の方(単位になるらしい)や教員の方々もちらほら。
後から来られた方が立ち見になる状況は、講義をする側のモチベーションをさらに高めますね:)
医学部2年生というと、私が大学院で研究を始めた頃には、まだ生まれていなかった方もあり……orz
まぁ、生化学も遺伝学も未修の学生さん相手ですから、とにかく「研究する人生もありだよ!」ということが伝わればいいな、と思ってスライドを組みました。
一応、なぜ、自分が研究を行うようになったかというストーリーの中に、疾患の動物モデルを用いた研究成果を入れるような構成です。
Taking home messagesは以下にしました。
・研究は楽しい!(いつもではないけど)
・研究は出会い!(人、論文、材料など)
・研究への愛とリスペクトを!
途中、「コントロールは必ず取らないと意味が無い」などのメッセージも折り込みつつ。
講義の後にも多数の学生さんが残って「研究って私にもできますか?」「研究室に出入りしてもいいのでしょうか?」など質問しに来てくれたのが嬉しかったです。
お招き頂いた河田先生の目的に叶うことができたでしょうか……。
河田先生は、現在、日本解剖学会の理事長であり、2015年の日本解剖学会総会・学術集会・日本生理学会合同年会の会頭もされるご予定とのこと。
この合同年会は2011年に予定されていたものが、311震災により中止になったという経緯があります。
神戸での合同年会が盛会になることを心からお祈りしています♬
講義終わって、河田先生の研究室の方、京都府立医大の小野先生、野村さん(もと同僚)と一緒に記念撮影しました。