東方人街大抗争

フェリが事務所スタッフとして加入したので、研修も兼ねていつも通りに掲示板チェック。「てっきり標的抹殺みたいなミッションかと思った」と言う辺り、都会っ子なアニエスとは育ちがまるで違う（笑）。裏解決屋は暗殺者ではないんで、せいぜいストーカーを半殺しにしたくらいだと言うヴァンだったが、この後、依頼でストーカーをとっ捕まえることになろうとは思わなかったよ……（ちなみに穏便に警察に突き出しました）
それからめぼしい情報と言えば怪盗グリムキャッツの懸賞金がかけられている事ですね。ヴァンが怪盗というよりただの痴女だとバッサリ切り捨てる所は笑う。身も蓋もねえ……！　あれが痴女ならリーシャとかどうなるんだよ。

この章から従来の絆イベントに代わるコネクトというそのキャラにまつわるサブエピを選択して見られるようになる。とりあえずはじめはアニエス、フェリを選んで、後はクエストクリア報酬で追加のポイントが増えたのでそのままユメに使用。
そして仲良くなるとパラメーターが上がるなどの恩恵があるんで、やって損はない感じです。さすがに初っ端から恋愛色バリバリという事は無いし。ほんと、こういうのでいいんだよこういうので……

ＣＩＤの依頼の魔物退治を片付けた、と思ったらここで噂のグリムキャッツと遭遇。そのまま戦闘になってしまう。というかフェリちゃん、グリムキャッツを見て「あれが大人ですか。いつかわたしも……」と呟く辺りやっぱりナイスバディに憧れる年なのか……とっさにアニエスが「真似したらダメです！」と釘を刺してくるのが笑う。
グリムキャッツもグリムキャッツで、いろいろそそっかしいし、変なところでボロは出るわとポンコツ感が隠し切れない（笑）
そんでもって運悪く警察に出くわし、取り締まりを食らうヴァン達。またこのパターンなのかあああ！　まあ今回もすぐ解放されたけど、アニエスがなんか意味深なこと言ってるんだよな……エプスタインのひ孫以外になんかありそうだよ、この子……

その後、映画館で映画鑑賞。もう正体バレバレじゃないんですかね、主演女優のジュディスさん。というかネタ的に隠す気すらない（笑）
映画を見終わったところで黒月のツァオと出会う。これが今回のメインの依頼だった。というかツァオとも顔見知りなのかヴァン。裏解決屋だけあって納得の人脈の広さである（尚、仲が良いとは言っていない）。
ツァオの話によると、黒月が牛耳る煌都ラングポートで、最近アルマータが出しゃばってきてこのままだと一触即発になるし万一黒月が負けることになれば街が無法地帯になるのは不可避。
おまけに黒月に所属しているわけじゃないんだけど、跳ねっ返りの若造がアルマータの下っ端とトラブル起こしてたりと色々面倒な事になってるっぽい。
……とにもかくにもめんどくさい依頼であることは間違いない。
が、そんなことより食卓に出された生ドライフルーツの前菜がやたらおいしそうに見えてしょうがない。……というかヴァリス市国という地名って出てきたっけ？？

夜もコネクトが出来るようになっており、こっちはエレインかダスワニ警部の二択だった。
片方は創のエピソードで主役を務めたＡ級最年少の凄腕遊撃士にしてヴァンの幼馴染。もう片方は公式サイトにも載ってないような脇役の髭のおっさん。
どう見ても普通はエレイン選ぶだろ。普通は。
にも拘らずダスワニ警部選んじゃったよ。
いや、別にエレインが嫌いではない。ただ、あんな脇役のおっさんと親交深められるのかよ！？　という一種の怖いもの見たさで選んじゃったんだよ……。明らかに普通じゃない選択肢を突き付けられたら逆に見てみたくなるじゃん……？
あ、あとついでに夜映画見に行ったらディンゴとばったり会いましたとさ。

翌日。ラングポートに向けて車を走らせるヴァン御一行。
どういう流れでこうなったのかレーサーのマクシムと高速道路でスピード勝負したりする謎展開もありましたが（良い子は絶対に真似しないように！）、無事到着。
向こうで黒月のファンから詳しい事情を聞かされるが、まあ、何と言うか一言でいうならマフィアの抗争ってやつです。中華映画とかでありそうななやつ。
因みに（予想はしてたけど）跳ねっ返りの若造の名はアーロン。黒月からは一目置かれているけど今んとこヤンキーのボスみたいな、しかも妙にカリスマのある男なんでちょっと目を離すとなんかやらかしそうで怖い。
なお、ファンの娘であるアシェンとアーロンは幼馴染ではあるけど、軌跡では大変珍しくフラグらしいフラグが見られません。というかアシェンの好みのタイプがツァオなんだよなあ。望みが薄い以前に趣味が悪いというか（白目）。因みにヴァンに対しても悪くはない、らしいです。

東方人街を中心に街を見て回ると、みっしぃのパチモンのもっしぃがあったり、賭博師ジャックの二人が出てきたり（内容ほとんど覚えてないけど）、新市街で新人記者のマリエルと遭遇したりと、色々ネタが濃い。
ゲネシス探しの方もうっすい情報を求めて港の露天商の所に向かうも半グレの連中に目を付けられてトラブルになり、そこへアーロンが乱入して、何故かこっちに喧嘩売ってくる始末。何とも喧嘩っ早い赤毛だ……５歳しか違わないのにオッサン呼ばわりしてくるし（今後もオッサン連呼されます）。
結局エレインに止められるけども。あ、エレインもこっち来てたんか……
この後みんなで食べた中華料理のデザートでキャラ崩壊するヴァンに笑った。

夜、一人で行動するターンで何やらこちらに興味を持ったアーロンを同行することに。まあ、やったことと言えばジャック達と協力して悪徳ギャンブラー成敗したくらい。
その後、アーロンの過去話とか心の内を聞かされるが、この時はまあ十代にありがちな自身のあり方とか今後の話とかで自分探し的な意味で悩んでるだけだと思ってた。よもやこれが今回のエピソードの重大な伏線の一つになってるとは思わなかった。
というかヴァンさん、「愛してるからこそ伝えられない言葉」って誰の事ですか？　もしかしてエレインなのか？？

が、この後アルマータの陰謀により東方人街が襲撃され、アーロンの友人がほぼ皆殺しにされるというとんでもない悲劇が待ち受けていた。
いや、前回のアイーダの中隊と言い、今作えげつなさすぎやしないか。
当然アーロンの怒りは収まるはずがなく。もう嫌な予感しかしない。
翌朝、行方不明になったアーロンを捜索し、倉庫にアルマータの半グレが潜んでいるのを突き止めたヴァン達。
最奥には半グレ共をフルボッコにしたアーロンの姿が。説得して帰る流れかと思ったら、まさかのＶＳアーロンに。血気盛んな若造はなかなかにめんどくさい。
どうにか撃破して説得できたと思ったら、アルマータの幹部ヴィオーラ＆アレクサンドル登場。半グレ共がヴィオーラのニードルガンによって皆殺しにされる様はかなりえぐい。今作本当に容赦ない。
アーロンも重傷負っちゃったし、もうこれで黒月とアルマータの全面戦争は避けられないかもしれない。黒月、明日になったら動く気満々で今めっちゃ準備しちゃってるし。

色々反省したアーロン、ようやくヴァン達と協力して事態をどうにかする事を決意。
敵のアジトはなんか曰く付きな伝説があるらしい黒龍城砦であることを突き止め、いざ行かん。
……と思ったらエレインも同行するんだ。戦力としてはありがたい。
アーロンが彼女に対してオバハンと失言しそうになったところでエレインが容赦なく剣を向けてくるところは笑った。無礼者に慈悲は無いのである。
というかアーロン、ヴァンに対してはオッサン、アニエスには小娘、フェリにはチビ、ともう何と言うか色々酷すぎる。まあ、ヴァンもヴァンでアーロンに対してはクソガキ呼ばわりなんで別にいいか……ってなってるけど。

黒龍城砦はエレインがバリバリに強いんで戦闘が楽。そうでなくても四人パーティーはバランス的に安定してるし。
が、途中で待ち構えてたメルキオルの足止めの為にエレインが離脱。短い天国だった。
そして最上階に居るヴィオーラ＆アレクサンドルを倒して、ついでにそこにあるゲネシスを回収したら終わりだろうな……と思ったら、突然暴走するアーロン。
ヴィオーラたちの話によると、アーロンの正体は時代の節目に煌都に現れるという魔人・人呼んで大君。素質なのか転生なのかはちょっとわからんが、ゲネシスの力で魔人と姿を化すアーロン。
……めっちゃ唐突だと思ったら、アーロンの身の上話と黒龍城砦の曰く付き伝説を合わせると一応伏線にはなってはいた……でもこれはさすがに予想付かんわ……これが二章のグレンデルバトルである。まあ三対一だったんでそこまで苦労はしなかったけど。
が、この後アーロンが精神世界で大君と一対一で戦うイベントがあった。これに打ち勝って正気に戻れ、という話なんだけども連戦だらけでいい加減疲れてきたぞ……

そして一連の事件の黒幕はなんとファンの父でありアシェンの祖父でもあるギエン老。アルマータと手を組んでアーロンが大君であることを確認し、あわよくば黒月に取り込んで神輿担ぎするのが目的だったという。人を何だと思ってるんだ、って感じでさすがにアーロンが可哀想すぎる。
まあ結局駆け付けた銀（リーシャ）、ツァオやファンやアシェン、それにエレインの抗議と説得によりアーロンの身柄は黒月に引き渡されずには済んだけど……振り返ればとんでもなく壮大なエピソードだったな、今回。

その後、アークライド事務所でネット通信を介して黒月とアルマータの騒動の後始末を聞かされる。
アシェンが銀とツァオの仲を疑ってたが、ヴァン曰く銀はクロスベルに本命がいるらしいからそれは無いとのこと。
あー……本命ってアレですね、アルカンシェルの事ですね（すっとぼけ）。あそこは彼女にとってかけがえのない大事な場所だしね（圧）

あと、居場所をなくして改めて自分を見つめ直す機会になったという事でアーロンが事務所に押し掛けてきました。うん、そうなるよね知ってた。
というか、雇い主の意見は全く反映されずに増えていく人員よ……