リバースデーパーティー

といっても、実質まだロケット発射のカウントダウンの時間になってないヴァンルートだけで終わります。

しかもクエストもコネクトも無く、せいぜいあるやりこみ要素はグリムガルデンくらいなので、ヨナの依頼で第九層の途中まで行ったらさっさとアニエス救出のために施設へ潜入する。どうせ他の区にも行けないんで。最初で最後のヴァンダイユ区である。

どうでもいいけどヴァンダイユってどうしてもヴァンダールとかヴァンダイクとかヴァンクールとごっちゃになりがちである。なんか重要な地区とか剣術系家系の頭にヴァン付ける決まりでもあるんか。

軟禁中のレンの送った状況も合わせ、学生達にも協力してもらって潜入成功。あとはシャードでステルスしながら軟禁されているレンの部屋を目指す。

ちなみに見つからないように潜入すると言ってはいるが、そういったミニゲームとかは無いので安心をば。多分あったらキレてた。

レンのいる部屋に行くと、彼女は超ハイテクノロジーな端末を使って絶賛ハッキング中だった。多くのセキュリティの壁をパテルマテルのバスターキャノンでぶっ飛ばす爽快さ。

……もうハッキングミニゲームはレンが全部やればいいんじゃないですかね……我々はなんで毎回あんな面倒くさいミニゲームやらされなきゃいけないのか。

（尚、この後のラスダンにも一個ありますが、当然ながらレンは何もしません）

そしてアニエスとドミニクが居ると言うらしい地下へ。

もうこの辺になると察するしかないが、実質これが本編のラストダンジョンです。

地下入り口で待ち構えているハーキュリーズの精鋭部隊と一触即発になりそうになったところをシズナが乱入、ヨルダが足止めに残ることとなり、結局入れ替わる形でシズナinヨルダoutとなったところで攻略開始。まあ戦力的にシズナの方が強いしな。

大統領側に付いているカシムとかルネとかと対峙する事は避けられない的なことを言っていたので、道中にこいつらとの中ボスバトルが入ってるんだろうなあ……とか思いながら進んでいくと、出てくるのはマクミラン姉弟だったりミラベルだったりといや、お前らかよ!　と言う気分になった。

と言うか軌跡シリーズでよくあるが「本当は対峙したくないけど仕事柄拒否権はないから一応足止めするね。勝ったら通してあげるから」的なイベントはもうやめてくれ。せめて自分の意思で覚悟してくれないとこっちも燃えないんだよ……子供会のオリエンテーリングじゃないんだぞ。

ただ、ミラベルから聞かされたリゼットの過去の話は気になるな……瀕死で発見されたと聞かされてたが、さらなる詳細を聞くとミラベルは生命維持装置につながれた状態で発見されており、その生命維持装置の製造型を見ると１２５９年のアンカーヴィル製。

リゼットはこの装置ごと５０年後の未来からやってきた、もしくは誰かがタイムスリップしてきたこの装置をリゼットに繋げたって事になるけど……話の流れからして前者か？　リゼット未来人説？

そして肝心なアニエスとドミニクは既に脱出しちゃってそこに居なかった。

とりあえずアニエスがなんかとんでもないことをやろうとしていることだけは分かった。何とかなっても拳固の一つは覚悟しないととか、ビンタは重たいからちょっと嫌とか、ドミニクが「そのあと抱きしめてくれるさ」などとフォロー入れると「ワンチャンありますかね？」と言い出すアニエス、謎にたくましい。本当にワンチャンありそうで怖い。

最後の宝箱を開け（このハッキングがめちゃくちゃ苦戦した）、ルネからの放送で最深部へのロック開けたからこっち来いと言われたので、実質これが最後のイベント……の前にグリムガルデンの方のイベントも更新されたので先にそっちへ向かう。

……グリムガルデンに行くとゲスト枠以外は全員使えるんですけどねえ。でもそこでのイベントは今居るヴァンルートのメンバーしかいないという。

最終地点である第九層の奥ではノバルティス博士が待ち受けており、何だか怪しい端末を不眠不休で動かしていたそうだが、声かけるまで気付かない上に気付いた時のリアクションがマヌケすぎてさすが博士。

ただ、ここに召喚された最後のボスがアホ強すぎてグレンデル無いと詰んでた。というかボス戦ほぼグレンデル頼りになってるけど大丈夫か私。無理ゲーだと言われてたので実はイベントバトル、ということは全くなく普通にボコりましたが、これ４０ターンで倒せるん……？　その三倍くらいのターンかかってるんだけど。

でもって、端末からノバルティス博士が実はレマン州出身で、エプスタイン唯一の直弟子だけど方向性の違いで破門されたという情報が流れてくる。

それだけならいいんだけど、この情報を得て誰よりも喜んでるのがノバルティス博士なんだよなあ……自分はちゃんと存在していたとか言ってるし、こいつもまさか記憶喪失とかそういう話なのか？

などと考察する間もなく、ノバルティス博士の行動を諫めるために遂にやってきましたよ。あの盟主様が。

とは言え粛正するとかそういうのではなく、あくまでも穏便な対応（不眠不休だったから眠らせただけ）なのが逆に底が知れない。

というか、ヴァーチャルな世界とは言え主人公と盟主様とご対面するのはこれが初めてになるのか……普通に温厚で丁寧だし、レンやヨルダのことも気遣ってくれてるし、だからこそ彼女が何考えてるのかさっぱり分からねえ。

まあ、盟主に関しては今色々考えても仕方がないか。

最後のメメントオーブは盟主とかの話だと思ったらアニエスの母・ソフィーの話だった。本当にいい家族だったんだな、こうしてみると……そしてアルベール君に脈は全くといっていいほどないという（笑）

さて、いざラスボス戦ということで大統領達の居る区画へ足を踏み入れ、ルネとカシムとの戦いに入る……と予想してたらヴィオーラとアレクサンドルも戦闘に参加してきた。黎１のデスゲームで死んだのをリゼットがかつて使っていた生命維持装置につないで擬体として無理矢理復活させたというＭＫ社のトンデモテクノロジーっぷりである。

まあここでドンパチやろうともヴァンが大統領に啖呵を切ろうとも、ロケットは発射され、スターテイカー改めレーヴァテイン計画は普通に発動する。これ戦う必要あったんか？

そんでもってここから先のイベントがめちゃくちゃ長い。もうちょい短くできないんかってくらいに長い。

一般人には星々の輝く宇宙飛行するエミリアinエクスキャリバーに見えるが、エミリアの目的は真っ暗な宙の果てにある刻の至宝・レーギャルンの匣をぶっ壊し、近々起こる（本来はここから約４５日後）ゼムリア世界のリセットを阻止することである。

だが、至宝も至宝で黙ってぶっ壊れる訳がなく、迎撃用のデバイズがエクスキャリバーの前に立ち塞がり……って、そこロボットバトルやらされるんかよ！！　やらす意味あるのかこれ!？

迎撃してくる敵をなぎ倒し、反応兵器も駆使して遂に匣を破壊。

……したように見えるけど、結局お約束通りのやったか！？→やってないなパターンです。突然現れた謎の赤黒い機体の不意打ちを食らってエクスキャリバーは撃墜。

７割は成功すると見ていたレーヴァテイン計画はあっさり失敗。ですよねー。

刻の至宝は大変お怒りのようで（そんな感情はない）世界のリセットをめちゃくちゃ早めてしまう始末だし、レーヴァテイン計画計画のために端末にはめ込んだアニエスから回収したゲネシスはルネの手によってレプリカにすり替えられ……

いやいやいやあまりにも急なんですけど！？　どういうことなんだよこれ！？

そしてそのまま流れるように戦闘へ。

しかも途中で宇宙でグレンデル同士の殴り合いのイベントも挟んでくるし。演出詰め込みすぎてこっちの精神力が持たねえよ。

謎に謎を重ねながら、最後にとどめを刺してきたのはアニエスが今、トリオンタワーの展望台でやろうとしていることだった。

クローデルの因子とやらを持つアニエスだけはこのリセットを上書きする能力を持っているらしいが、彼女の居る場所に辿り着くにはどうやっても間に合わない。エマがいたらなあ……

通信で連絡は取れるものの、何を言ってもどう説得しても時既に遅し。

あの夜のデートに制服を着ていったのも、ヴァンが断りやすくするためで、アニエス自身が覚悟を決める為だけで。

もう最初からこうなる運命だと言わんばかりに。

そして発動する調律者（ロウラーではなくディーヴァ）の力。

なんかアルティメットまどかのような勢いで衣装チェンジし、レーギャルンの匣に立ち向かうアニエス。そして匣がグランドリセット発動を宣言すると同時に、アニエスがグランドリセット再構築を宣言。

世界は白い光に包まれ、過去の出来事の映像が超高速で巻き戻り……そこで物語は終了。

その後、具体的にどうなったかは分からない。

……

…………

忘れた頃にぶん投げエンドやりおってぇぇぇぇぇ！！　もうそういうのはやらないと思ってたよ！！

ついでにというか久々に眼鏡が最後の最後で仕掛けてくるし！！　ルネはなんだかんだで安心できる眼鏡だと思ってたら油断したわ！！