Googleは9月9日、順次、Google検索における「AIモード」を日本語で提供開始すると発表した。日本語のほか、インドネシア語、韓国語、ヒンディー語、ポルトガル語 (ブラジル) での提供も順次開始される。
Google検索における「AIモード」は今年3月に発表され、5月から、米国で一般提供が始まった。
Google 検索の「AI モード」とは
Google 検索の「AI モード」は、Gemini 2.5のカスタム バージョンを使用しており、従来は複数回の検索が必要だったような、長くて複雑な質問を1回の検索で回答するもの。
Google 検索の「AI モード」の使い方
Google 検索の「AI モード」は、Google 検索の結果ページに表示される [ AI モード] タブより、PCとモバイルのブラウザ、AndroidおよびiOSのGoogleアプリから利用可能。テキスト、音声、画像で質問できる。
AIモードは、探索的な質問、旅行の計画を立てたり、複雑な手順を理解したりといった、複雑なタスクに適している。
例えば、「京都駅出発で 6 泊 7 日の旅行プランを立てて。伝統工芸とか歴史的な場所を巡るアクティビティ中心のプランで、ディナーでおすすめのレストランも入れて」と尋ねると、プランを立ててくれる。そのプランについて、追加の質問をして、さらに掘り下げることも可能。
「AIモード」に追加予定の機能
「AIモード」は現在、基本機能しか提供していないが、今後、以下の機能が追加される予定となっている。
- Deep Search:より深い調査に対応する機能
- Search Live:カメラを通じてリアルタイムで検索と対話可能な機能
- Agentic capabilities:AIエージェント「Project Mariner」によりタスクを自動化する機能
- Personal Context:過去の検索履歴や興味を基に、パーソナライズされた結果を表示する機能
- Custom charts and graphs:複雑なデータセットを分析し、クエリに合わせてカスタマイズされたグラフを作成する機能