Opensource.comは3月16日(米国時間)、「How to reset a Windows password with Linux|Opensource.com」において、ユーティリティ「chntpw」を使ってWindows 10のパスワードを変更する方法を紹介した。Windowsのパスワードを忘れてしまった場合などに、レスキューツールとして利用できる。

記事では、Windows 10がインストールされたPCを、Fedora 27のLive USBから起動し、そこからchntpwコマンドを実行してパスワードを変更するという手順を紹介している。Live USBで起動したFedora 27にchntpwユーティリティをインストール、WindowsパーティションをFedoraからマウントし、そこからchntpwユーティリティを使ってアカウント情報を変更している。

  • chntpwコマンドでWindows 10のパスワードを変更しているようす - 資料: Opensource.com提供

この方法を実行するにはLive USBなどからLinuxを起動すること、Linuxにユーテリィティをインストールすること、Windowsのパーティションを理解しマウントすること、編集対象となるアカウントデータベースファイルを指定することなどの操作が必要であり、ある程度Linuxが使用できるスキルを持っていることが前提になっている。