猫に夢研究所

自分の備忘録を公開している感じです。国立大学法人で大学図書館職員(図書系職員)として働いています。みなし公務員です。

2016年3月に読んだ本

9冊読了。

2月28日の簿記3級に合格した*1ので、合格後に読もうと決めていた会計関連の本を7冊読みました。全部アタリでした。

そもそも仕訳がしたいわけではないので簿記3級の勉強などせずに、いきなりこれらの会計関連の本を読むだけでもよかったんですが、せっかく会計の勉強をするので資格をとって形に残そうと思いました。

目次


会計の本

『キャリアアップのための経理・財務のセオリー ―プロの技術とロジックを学ぶ―』

  • 実践的でよかった。
  • とくにミスのチェック方法が勉強になった。
  • 正誤表がはさまっていたものの、誤植が多すぎる。


『ビジネス・アカウンティング―財務諸表との格闘のすすめ』


『経営分析―監査役のための「わが社の健康診断」』

  • 基本的な経営分析を学ぶことができた。片対数グラフの活用、売上高の予測(スキャッター・グラフ法、最小2乗法、移動平均法)、損益分岐点による分析、資金繰りの方法(カレンダー資金繰表)、キャッシュフロー計算書の読み方、成長性比較グラフ(ファクター:売上高、総資本、経常利益、従業員数、粗付加価値)など。
  • 指標の説明が多め。


『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』


『財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方』

  • 8業種25企業の決算書の事例を通して、財務分析を学ぶことができた。
  • 貸借対照表と損益計算書の縮尺図で比較する方法がわかりやすかった。
  • 分析指標の基準値を機械的に当てはめても意味がないということがわかる。


『財務3表実践活用法 会計でビジネスの全体像をつかむ』

  • イメージがわきやすく、実践的でした。
  • 会計を経営にどう活かせばいいのかを知ることができる。


『財務マネジメントの基本と原則』

  • 流れがよく、読みやすかった。
  • とくに予算(財務計画や差異分析)についてのところがおもしろかった。
  • マネージャー(中間管理職?)の視点から、会計を経営にどう活かせばいいのかという基礎知識を得ることができる。


会計以外の本

会計関連以外の本は、下記の2冊です。

『フリーランスの教科書』

  • 農家としても知っておいて損はないと思った*2。
  • 確定申告についても書いてあり勉強になった。


『図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける』

  • ビジネス書として、図書館の効果的な使い方がまとめてある。


読んだ本一覧

猫に夢の蔵書目録 - 2016年03月 (9作品)
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*1:この時点では、自己採点の結果。

*2:もちろん、自分が継ぐときには、制度がいろいろ変わっているでしょうが……。