本当にビビる大木はボタンを押し過ぎなのか2・データによる実証編


先週3月25日の本文において検証した「大木ボタン押し過ぎ」問題。掲示板でも殆ど反応がなく誰も興味がないのではとも思うのだが、この際だから続きを書いてしまう。

先週は持論をとうとうと書き連ねたので、あまり説得力がないと思われた方もいるかもしれないが、今回は今週放送されたトリビアを基に検証してみたいと思う。

とりあえず論を連ねるよりデータを提示したほうがわかりやすいので、今週のトリビアのデータを示したい。
  大木オオキ MEGUMI 評価ヒョウカ 大木オオキ率リツ
大オオ仁田ニッタ 18へぇ 18へぇ 65へぇ 27.7%
納豆ナットウ 18へぇ ? 68 へぇ 26.5%
忍者ニンジャ 18へぇ 17 へぇ 77 へぇ 23.4%
芭蕉バショウ 19へぇ 20 へぇ 73 へぇ 26.0%
てるてる坊主ボウズ 18へぇ 16 へぇ 67 へぇ 26.9%
おなら 17へぇ 16 へぇ 62 へぇ 27.4%
リンカーン 19へぇ 17 へぇ 81 へぇ 23.5%
トオチャン 18へぇ ? 73 へぇ 24.7%
合計ゴウケイ 145へぇ   566へぇ 25.6%
(平均ヘイキン) (18.125へぇ)   (70.75 へぇ)  


これが今週放送されたトリビアにおけるネタ(左列)と大木・MEGUMIの評価である。

前回主張したように、今週大木は一度も「満へぇ(20へぇ)」を出していない。いづれも高評価ながら17〜19の間に抑えてある。それに比べてMEGUMIは一度満へぇを出している。2回評価が確認できなかった(映らなかった)が、満へぇではないだろう。

そして大木とMEGUMIを比較したところで、それほど大きく評価が変わらないことにお気づきだろうか。同じ、もしくは少し低いだけである。不明の部分があるものの、トータルで考えれば大木とMEGUMIの評価数はほぼ同じであろう。

この点において、間違いなく大木は「押し過ぎ」ではない。大木が押し過ぎならば、 MEGUMIも押し過ぎということになる。


ただ、今回注目すべきやりとりがあった。それはリンカーンのトリビアの際に、VTR前に勢いよくボタンを押す大木に対してタモリが「押し過ぎだよ!」と大木をたしなめたのである。それに対し大木は「これでも抑えてるんですよ!」と反論。本来なら16へぇくらい押したかったのだが、その時は13にまで抑えられていた。(最終的には19へぇ。上記参照)

この発言は、自分の「大木へぇセーブ説」を証明するかたちになった。やはり大木はボタンを押すのを我慢していたのだ。


以上、先週自分が主張した「大木押し過ぎは誤解」という説はデータから読み取るに、それほど間違いではなかったということが判る。

しかし、これだけで終わってはアンフェアなので、自分に不利な証拠も提示しておく。それはデータに付属している「大木率」である。これは全体の評価に対して大木の評価がどれだけの割合であったかを示している。それぞれ差はあるものの、平均値は 25.6%。実際大木が有しているのは100へぇのうちの20へぇであるから、大木率は20%ということになる。それから考えると、大木の25%は若干押し過ぎと言えなくも無い。

最終的な判断は皆さんに委ねたいと思う。別に押し過ぎだろうがそうでなかろうが、どうでもいいことなんだけど、どうでもいいことだからこそ検証すべき価値がある。だいたひかるの言うような「どうでもいいこと」というのは、案外どうでもよくなかったりする。