アイコン (株)SD21(旧(株)Sharp Document 21yoshida)(宮城)/民事再生廃止決定


宮城に拠点をおく、(株)SD21(旧(株)Sharp Document 21yoshida)の民事再生廃止決定の続報です。

負債総額は約83億円。

以下要約して表にしました。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)SD21 旧(株)Sharp Document 21yoshida

2

本社

宮城県仙台市若林区卸町東2-2-2

3

代表

代表清算人:吉田榮治

4

設立

2002年10月.

5

資本金

8000万円

6

業種

事務用機器卸業

7

売上高

2019年9月期、約36億円

2020年9月期、約23億円

8

破たん 1/5

2021年7月15日.

 民事再生法の適用申請

9

破たん 2/5

2024年8月10日.

 再生手続きの開始決定

10

破たん 3/5

2022年4月22日.

 再生計画認可決定

11

破たん 4/5

2022年9月30日.

 株主総会で会社解散を決議

12

破たん 5/5

2024年12月17日.

 再生手続きの廃止決定/財産保全管理命令

13

申請代理人

狩野直樹弁護士(みらい法律事務所)

 電話:022-211-9350

14

監督員→

保全管理人

菅野修弁護士(晩翠法律事務所)

 電話:022-215-6611

15

裁判所

仙台地方裁判所

16

負債額

約83億円

17

破綻事由

(株)SD21(旧(株)Sharp Document 21yoshida)は、シャープ製品の販売店として、札幌、郡山、埼玉、東京、横浜、大阪、福岡などに販売拠点を有し、ほかのメーカー品も含めデジタル複合機やパソコン等事務機器の販売のほか、パソコンのセキュリティシステムの販売を行い、2019年期には約36億円の売上高を計上していた。しかし、その後はオフィス需要が急減少。そうした中、簿外債務問題が浮上、簿外債務を2020年9月期の決算で計上し、約23億円の売上高に対して、特別損失金を約30億円計上したことから、大幅な債務超過に陥り、同社は信用不安から、民事再生の申請をなっていた。同社は監督員=裁判所の認可の下、2021年9月30日、事業を別会社に譲渡し残務整理に入り、2022年9月には解散を決議して清算の段取りだった。しかし、資産処分が進まず、清算にかかわる資金が捻出できなかったことから、破産により終結させるべく、裁判所命令による今回の民事再生廃止の措置に至った。今後、破産へ移行する。

 

[ 2025年1月 9日 ]
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