お気に入り曲まとめ(2022.1)

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https://realsound.jp/2021/09/post-848168.html

 

 

 2022年1月のお気に入り音楽のまとめです。

 

 

 

V6 / blue、Sweet Days、素敵な夜

 from『STEP』

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 直近で作ったミックスの記事でチラッと触れましたが、V6の14枚目のアルバム『STEP』がすばらしい出来で驚いています。

 今までジャニーズの音楽ってそれこそテレビ経由でしか触れたことがなく、もちろんCDも買ったことも聴いたこともなかったのですが、NHKみんなのうたで聴いた「素敵な夜」が良くて、それ目当てに今作をレンタルしたのですが……。これがめちゃくちゃ良かったんですよ。すごい野暮なことを書くと個人的には8.4のBNMです。

 アイドルや声優ものでよくあるいろんなアーティストに提供してもらうスタイル(この概念ってなんか名前あったりします?)ですが、アルバム全体で統一感があり、かつ曲順も練られている。オープニングの「雨」だけでも作品に籠められた気合いやクオリティの高さが伝わりますが、続く「blue」で……しっとりゆっくり暖める「雨」の次にスタジアムスケールのアンセムである「blue」を持ってくる構成で聴き手の期待は確信に変わります。いやマジで初めて聴いたとき「!?」ってなった。

 

 曲ごとに少し。「blue」(作詞:Ryohei Yamamoto、作曲:Andre Merritt、Vinny Venditto)エレクトリックな質感の……というかわかりやすくクラブ向けなアンセム。EDM的なダサさとは背中合わせな気がするけど、歌ものとしてのクオリティの高さがそのクサみを消している。純粋に歌ものとして名曲なんですよ。すごい射程距離のある1000%アンセム。「Sweet Days」(作詞作曲:Keishi Tanaka、編曲:Keishi Tanaka、George(MOP of HEAD))夜向きのムーディーなAOR~シティポップ。イントロで遠く聞こえる喧騒や曲の合間に挟まる合いの手的なボイスなど、細かな演出が“生”感を生み出しており、まるでバーでライブで聴いているかのような臨場感があります。「素敵な夜」(作詞作曲:堀込高樹、編曲:sugarbeans)ブラスの主張する華やかなシティポップ。少し浮ついた感じすらある楽し気な曲調とコミカルな歌詞がフィットする。というか初めて歌詞見ながら歌ったとき途中で普通に笑ってしまった。他人の空似かい!!

 そしてなんと、それぞれの楽曲はV6のメンバーがプロデュースしているらしいです。例えば「素敵な夜」なら井ノ原快彦、「Sweet Days」なら岡田准一というふうに、メンバー一人につき一曲担当しているようです。言われてみるとなんとなくキャラというか人間性が出ているような気もする。いやあんまメンバーのこと知らないんですが。

 

 ここでは3曲しか挙げてないですが、他の曲もみんなクオリティ高くて、なんか普通にアルバム通して聴けるんですよね。コンセプトアルバム的な完成度の高さ。もう少し早く触れてれば去年の年間ベスト入れてたな、という。まあ今年のに入れるかもですが。

 難点があるとすれば、これはV6じゃなくてジャニーズの問題かもしれませんが、聴く手段がかなり限られていることですね。サブスクにないっぽい(かつダウンロード販売もしていない?)ので。ただマジでいい作品なので……ということが、唯一YouTubeにアップされている、上に動画を貼った「雨」一曲だけでも伝わると思うので、ぜひみなさん聴いていただきたいですね。(ちなみに「雨」はKOHHこと千葉雄喜の提供。)

 そしてこれまたこの記事書いてるときに認知したんですがV6解散したらしい。芸能界に触れない生活してるのでこういう情報が本当に入ってこないんですけど、解散したらしいです! いやこのアルバム聴いた後だとマジか、ってなっちゃうな。それとも最後だからこんなるバムが作れたのだろうか。わからん!

 このアルバムの経験からジャニーズも掘らなきゃ…?という感じになってます。どうしよう。とりあえず、ジャニーズ関連でオススメのアルバム情報探してます(コメントください)。『STEP』くらいまとまりのある、クオリティの高い作品ってあるのだろうか。そもそもメンバーがプロデュースに関わったアルバムがどれくらいあるのか…

 

 

 

 

 

 

 

muimix / Dear 夜型人間 (mix)

 自分の挙げるのってどうなんだ?という感じではありますが、よく聴いたので一応。自分の経験からすると、ミックスを作る途中に何度も曲を聴くことになるので、完成品ができた頃には飽きてしまってあまり聴き返さなくなったりもするんですが、今回のはいまだに聴いています。多分コンセプトが良かったのだと思う。今までで一番、自分の日常にフィットする曲が集まっているので。。

 外向けに。「ミックス」としての出来は保証できませんが、少なくとも「プレイリスト」としてはいいものになってると思います。ということで、BGMとして気軽に楽しんでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

Nicolas Lutz / MOJ mixes 9 - Live at Concrete(ミックス)

 定期的に聴きたくなる、ミックスマスターNicolas Lutzのミックス音源。自身が運営するMy Own Jupiterのミックスシリーズの9作目。絶妙な浮遊感のテックハウス?

 自作のなんちゃってミックス聴いた後に本職のものを聴くといろいろ気づかされることがある。コードやムードやテンポはもちろんだけど、なにより「グルーヴ」を繋いでるなという感じがある。改めて自分はメロディーベースの人間なんだなと再確認しちゃいますね。

 リズム隊が、グルーヴがしっかりしていればなにはなくとも「聴き続けられる」ということがわかる。ミックス序盤の24分あたりがまさに「グルーヴしかない」ような曲なんだけど、これが普通に気持ちいいんだよな。逆にメロディーなどの構造的な要素を抑えることで聴き手の意識をグルーヴにフォーカスさせている。聴いているとこの曲で「歌う自分」から「リズムを取る自分」に変化している(させられている)。一度そういう耳に変化すると、あとは良い「グルーヴ」が供給される限りはずっと聴いていられるという。

 そしてメロディー派の自分的には35分あたりからのMental Blox「Next Stop The Techstar」が最初のハイライトです。長尺なのでまだそんな消化できてないですが、とりあえず最初の一時間くらいまでは普通にめっちゃいいですね。このミックス。

 

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 元ネタを探してわかることですが、こういうハウス・テクノ系のミックスってポップスのそれに比べてずっと可能性があるな~と思う。というのは、曲によってはテンポを変えることで魅力が損なわれるどころか逆に増すケースがあるんですね。ポップスだとなかなかそうはいかない……変速バージョンが原曲(というか元のテンポでの曲)の魅力を超えることがほとんどないように思う。

 先ほどハイライトとして挙げたMental Blox「Next Stop The Techstar」ですが、原曲ってもっとテンポが速いんですよ。自分の感覚だと、原曲テンポだと忙しなさが目立つのですが、このミックスのテンポだといい感じにゆらゆら~と浮遊感が出て……すごくいいと思うんです。

 同じようなケースって他にもあって(いや無限にあると思いますがあくまで自分の経験から言うと)、例えば『Skylax House Explosion』のDJ Sprinklesが担当したサイドでSameed「Bad You」という曲が使われているんですけど、これも原曲からずっとテンポを落として使われていて、それがまたすごく良いんですよ。いやまああくまで自分の感覚というか好みの話なのでアレなんですが。(というかぶっちゃけ、自分がどっちのバージョンを先に聴いたか(どっちに先に馴染んだか・慣れたか)、という問題なのかもしれませんが・・)

 

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 これがどういうことかというと、今まで「テンポが速すぎて」「テンションが高すぎて」敬遠していた楽曲が、テンポを落として適切な流れに投入することでまた新たな輝きを示す……ことがあるかもしれない、ということなんです。ありませんか?そういう曲。ちょっとこれは元気よすぎてなかなか聴けないな……みたいになった経験が! もちろん逆パターンもあるでしょう。これちょっと暗すぎるんだよな~でもテンポ上げたらちょうど良くなるかも…?みたいな。

 こういう視点を得ることでまた音楽の楽しみが増える……というか、個人的には単純に選曲の幅が広がるのがデカい。エレクトロニカとか、それかもっとハードなやつとか、テンポ変えるとガラッと印象が変わる……曲もいっぱいありそうなんだよね。まあ普段歌ものからチョイスすることが多いので、そういうときは原曲の良さを活かしたいですが、クラブミュージックから選ぶときはこういう視点も持っておきたいなと思いました。

 個人的にはこういう、DJ的な視点で音楽聴くのってある種の縛りプレイだと思うので、あんまり持ち上げたくはないです、ということだけ最後に書いておきます。常にその音楽の用途(ミックスにおける使い道)を考えてる状態って単純にメモリの無駄遣いだし、それになにより余計なバイアスがかかりがちです。機能性だけを追うリスナーにはならないようにしたい。一言で言えば、「(最初は)作品をありのままに楽しみましょう」ということです。

 

 

 

 

 

 

 

Pinetop Seven / Money From Home、Attic、Out On The Broad American Night、Flushed With Sun & Passion、Can I Walk You Home

 from『Pinetop Seven』

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 シカゴのバンドの97年ファースト(96年にはバンドのフロントマンDarren Richardの自主レーベルからリリースしてたっぽい?)。自分が勝手にやった00年代まとめで取り上げたバンドですね。

 そのとき取り上げた作品(3rdの『Bringing Home The Last Great Strike』)とぶっちゃけ音楽性は変わらない、寂れたオルタナ・カントリー。1stの時点で完成されていた……というか自分たちの核となる音楽性を掴んでいた、ということですね。なので今から00年代のリスト作ったら外すかもしれない(代わりに今作を90年代のリストに入れる)。

 改めて個人的な推しポイントを考えるのですが、やっぱりボーカルのDarren Richardの声と、歌心のあるメロディーに惹かれてるんだと思います。こういう感じの節回しに超弱いっぽい。このバンドに言及するたびに触れていますがFather John Misty……とかFlee Foxesとかが好きな人ならハマると思います。個人的には六文銭のボーカルにも通じるものを感じる。

 アルバムの構成のメモですが、全13曲の、ちょうど真ん中となる7曲目がインストで、おそらくここをアルバム全体の区切りとしていたのではないでしょうか。そして個人的にはその7曲目以降(つまりアルバム後半部分)にバンドの歌心が詰まっていると感じます。具体的に言うと#9「Attic」以降の曲はぜんぶオススメです。

 アルバム後半の流れが掴めるといい作品だ…という印象になる。なんかぜんぜん3rdの『Bringing Home~』に並ぶクオリティだなと感じます。こういう作品の系譜みたいなものを調べたい気持ちもある。「オルタナ・カントリー」というだけでなく、暗くて寂しい雰囲気の音楽。アンビエント……というよりはスロウコアとかの領域になるのだろうか。サッド・カントリーとか?(今思いついた造語だけど既にどこかで使われているかも) それはそれとしてオルタナ・カントリーというジャンル自体も掘りたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

Steve Roach / Structures From Silence

 from『Structures From Silence』

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 アンビエントというジャンルの大家の一人……だけど今まで聴いたことありませんでした。てきとうに知らない音楽聴こうと思ってFactの80年代のリストから選んで聴いた作品。いかんせん作品数が膨大なのですが、これも代表作の一つらしい。とりあえず、Fact誌の選ぶ80年代ベストの#10(2013年発表)と、あとピッチフォークのアンビエントのオールタイムベストの#33(2016年発表)ということで。

 一聴して(アンビエントでよくある感じ!)という印象。いやこれは言葉が悪いですね。なんというかスタンダードでクラシックな味わいです。そしてこの音の必要十分感……作品として完成されている印象です。音色も「当時の」未来感と現代から見たノスタルジーが同居していて良い。

 

 ……という感じで、完璧だけど特に書くことがないな……という作品です。2曲目までは。

 

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 個人的なアルバムの肝が3曲目(最終曲)かつ表題曲である「Structures From Silence」です。この曲はずば抜けて良い。1曲目2曲目はどちらかというと「曲」と「雰囲気」に重点が置かれた作品ですが、3曲目は「音」自体によりフォーカスされています。とにかくサウンドが気持ちいい。アルバムを再生していて、3曲目に入るとボリューム上げちゃうんですよ、音が気持ちいいから。

 そもそも曲の構造自体が「音」を重視した……というか「音の良さ」に依存したものになってるんですよね。依存した、っていう表現はあれかな……「全面に押し出した」くらいがいいでしょうか。1曲目2曲目と違って3曲目はジャンルがドローンミュージックに半分突っ込んでるんです。で、ドローンミュージックはそもそも音自体が良くないと聴けないんですよ。気持ちよくない音を引き延ばしたところでなんにもならないので(アンビエントのジャンル内での話)。

 

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 ということで、時系列としては逆なんですけど、個人的にはStars Of The Lidなんかを連想します。あれのシンセ版とでもいうか。いや自分としてはStars Of The Lidのサウンドって本当にこの地球上で最上級のものと思っていて、なのでこれは自分としては最上級の褒め言葉(?)みたいな感じなんですけど。

 まあとにかく気持ちいいサウンドです。サブスクリプションの音質でも、3曲目とそれ以外とでは一聴して音の響きというか重厚さの違いが体感できるとは思うんですけど。自分史的にも、曲単位でのアンビエントベスト10選に入る…感じがします(真面目に考えたことはないですが)。

 3曲目のことばかり話してもあれなんですが、まあ3曲目も含めてアンビエントというジャンルにおける歴史的な傑作という位置付けで問題ないと思います。名盤。いやーでも3曲目はマジで無限に聴いちゃうなあ~……。

 

 

 

 

 

 

 

General Strike『Danger in Paradise』(アルバム)

 

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 ぶっちゃけあまり知らない領域なので、レコ屋さんの紹介文を引用します。なんかみんなThe Flying Lizardsってバンドのメンバーだったらしい。各々で調べてみてね☆

最前衛をぶっちぎり過ぎて周回遅れのケツに追いついちゃったような名企画を次々手掛けた、David Toop、Steve Beresford、David Cunninghamの三名による伝説のグループGeneral Strike。Lol Coxhillも参加して84年にTouchからリリースされた超名作カセットテープのアナログ再発。79年に元祖版が発表されている『My Body』をはじめ、Sun Raの『Interplanetary Music』の奇天烈ダブ版など、架空の南国リゾートから自宅の風呂場を経由して銀河の果てまで、妄想力をすこぶる刺激する不思議がいっぱいの仮想音楽旅行。初版完売以降は価格の高騰が続いていましたがめでたく増刷。一家に一枚!

キーワード:旅 とんち Steve Beresford 空想民俗 David Toop

 聴いたきっかけが完全に偶然で、アマゾンでPinetop SevenのCDを物色していたら、「この作品を買った人は~」みたいな感じでサジェストされてきたという(たぶん再現性はない)。で、全然知らなかったのだけどジャケットと作品名でなんとなく興味が沸いて、Spotifyにあったので聴いてみたら良かった……。

 

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 音楽性はね……よく分からん感じです。雰囲気で説明するなら「第四世界通過後のポストパンク」みたいな? 有り体に言えば「エキゾチックな」Young Marble Giantsです。サウンドはスカスカだけれど奇妙なポップさとグルーヴがあり、謎の中毒性があります。

 ユニークなところ……Young Marble Giantsと決定的に違うところはその胡散臭いムードですね。これはそのジャケットに引っ張られているところがかなりあるような気もするのですが(まあこのエキゾチックな水辺のジャケットもオリジナルではなく、96年にCDでリイシューされたときのものらしいのですが)、このムードのおかげか聴き心地はかなり明るいです。全体的に謎だけどビミョーにポジティブで、少し笑えて、平熱のグルーヴがあり……まあおもしろい音楽です。基本ヘンテコですが。

 明るすぎたり悲しすぎたりシリアスすぎたりしないのでけっこう日常で聴けるんだなこれが。そういう音楽を求めてる人にはおすすめです。個人的にはこれがTouchからリリースされてたってのが少し意外。いやそんなTouchに詳しいわけでもないんだけど。まあオリジナルのジャケットを見るに当時はもっと硬派なイメージで売り出してたのかもしれませんが。

 

 

 

 

 

 

 

Mac Miller / Floating

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 ミックスで使うかな~?と思って買った『Circles』のCDのボーナストラック。普通につべに音源あってわろた。ボートラと思って舐めてかかると驚くことになる。アルバムに入ってても違和感のないクオリティの名曲。というかこれをアルバムに収録しなかった選択が興味深いです。良い曲なので(それこそアルバム収録曲の平均以上の出来だと思う)基本的には収録したいと思う、と思うんですが。ムードが強すぎるのか?

 曲名の通り浮遊感のある音・詞なので……これが入ったらまたアルバムの印象がかなり変わるような気がする。個人的に『Circles』ってなんというか「部屋」の印象がある(雰囲気で伝わってほしい)のだけど、その印象が、この曲が入ることで崩れてしまうのかもしれない。

 まあ特に答えのない問ではあります。しかし詞の内容も含めて死の匂いの濃い曲ですね。いやアーティストが実際に死んでなければこんなことは思わなかったのかもしれませんが。。

 

 

 

 

 

 

 

 ここからはゲーム音楽。去年の12月にプレイしたものもありますが一緒にまとめます。

 

Garoad / Welcome To VA-11 HALL-A、Drive Me Wild、A Gaze That Invited Disaster、You've Got Me、Safe Haven、The Answer Lies Within

 from『VA-11 HALL-A - Second Round』

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 GaroadことMichael Kellyのゲーム音楽デビュー作。これ聴くとやっぱ(ゲームにおいて)音楽って大切だな!と思う。音楽を聴いただけでゲームのことがありありと思い浮かぶ。浮かんでしまう。完全に思い出となった……自分の人生に組み込まれたと感じる。

 きらきらした音色のシンセが特徴的なシンセポップ~AOR。ゲームの内容が内容(バーテンダーロールプレイ)なので音楽も雰囲気が良いです。どの曲もキャッチーだし、ゲーム音楽としては満点の出来。楽しい夜長のお供にいかがでしょうか。ゲーム未プレイでもぜんぜん楽しめると思います。自分が飲み屋で働くことになったらこのサントラちょびっと流すかもね、とか。もうやってる人もいそうですが。

 

 

 

 

 

 

 

Jami Sieber, Shira Kammen, Cheryl Ann Fulton / Maenam、Downstream、Lullaby Set、Romanesca

 from『Music From Braid』

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 パズルの難易度にひいこら言いつつ(でも音楽はいいな……)と思っていた名作ゲームBraid。Spotifyで検索したらサントラありました。曲数は少ないですが、ゲーム内ではギミックによってリアルタイムで音楽が変化していたのであまりそういう印象はありませんでした。

 なんというかあまりゲーム音楽っぽくない……というのも基本的に電子音がない、トラディショナルな楽器の生演奏だから。ハープやピアノやチェロがメインで、、なので全体的にクラシカルな空気です。どれもメロディー主体で耳馴染みが良い。というか普通に名曲……

 サントラなのでダークな雰囲気の曲もありますが、明るい雰囲気の曲は全部良いです。ゲームプレイ中は他の事に頭使ってるのであまり音楽に集中できなかったですが、改めて聴くと名曲・名演っぷりが伝わる。すばらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

Jonah Senzel / The Scrybe of Magicks、G0lly's Theme、G0lly's Theme (Uploading)

 from『Inscryption Original Soundtrack』

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 Inscryptionは基本ホラー風味なのでそんなにポップな曲はないのですが、それゆえにたまにポップな曲が出てくると!?となる。具体的なシーンを書くとネタバレになりそうなので書きませんが(まあ曲名でなんとなくわかるけど)。どれもお気に入りなのでそのうちどこかで使いたいなと思っている。

 

 

 

 

 

 これはまだ消化できてないけど良さげなやつ。

 

Kruder & Dorfmeister - DJ-Kicks

 よろすずさんの「DJ-Kicksシリーズで良いの教えて!」というツイに複数回答されていたやつ。まだ消化できていないけど、中盤あたりでスペーシーなジャングル~ドラムンの波があってうは~~となった。もうちょい聴く。

 そもそも「野田努のお気に入り」くらいの認識しかなかったアーティストで今まで聴いたことなかったので、これを機に聴こうと思う。このミックスを聴く限りでは趣味は合っているので。

 

 

 

 

 

 PCの外付けHDD(2TB)が死んだので音楽ファンとして弱体化しました。(おわり)