株下落時にインデックス投資家は何を成すべきか : インデックス投資家の老後生活<実践編>

　ご訪問ありがとうございます。

　一昨日の日経平均は200円以上の下落。昨日のＮＹダウも200ドル以上の下落。昨日の日経平均はマイナス60円と踏ん張り、今朝のダウは40ドルほど上昇。しかし、またしてもトランプ発言により、本日の日経平均は3桁の下落となりました。
　終値は300円以上の下落となってしまいました。　
　今夜のダウも騰がる気がしません。

　下げ基調です。米中貿易戦争の余波が押し寄せてきています。今朝の日経も悲観的な記事が目立ちました。

　こんな下げ相場でインデックス投資家はどうあるべきか？
　へっぽこインデックス投資家として考えてみました。というよりも以下「常に心がけている」ことであります。

　まず第一は「資本主義の未来を信じる」－－－　これを信じていれば、いつかは株価は回復します。日々人間は働き、製品を作り、サービスを提供しています。発展しているのです。浮き沈みはあっても世界で進化を続けています。必ず株価は再び上昇します。
　
　第二は「ちゃんと相場を見る」　－－－　良く「忘れてみる」「気にしないようにする」という意見を見かけますが、私は目を見開ききちんと見て、記憶している方が良いと思います。
　リーマン金融危機の時、勤務地が近かったのでテレビ東京の「モーニング・サテライト」を毎朝見ていました。毎朝ガンガン下がっているＮＹダウ。見るたびに真っ赤な数値。見ることで憂鬱な気分になりましたが、あの時の気持ち、あの朝の感情など、良く覚えているからこそ「また株は上がるよなあ。100年に一度の危機を見てきたのだから」と達観できている、と思えます。逃げずに見る。そうすることは鍛錬にも繋がります。

　そして三番目「積立をやめない」－－－　これ一番大事です。弱気になって積み立てをいったん休止する。止めてしまう。ああ、もったいない。下げ相場で仕込むことが大事なのに。
　「安く買えるぞ！ほーいほーい」と心躍るくらいでないと、結果は出ません。

　お陰様で私は今の下げ相場、結構楽しむことができています。