Moonshine+

個人的に好きな曲たちについて書いています。

Bruce Springsteen 「Thunder Road」(1975)

1975年リリースの Bruce Springsteen の名作アルバム Born To Run の冒頭を飾るのがこの曲「Thunder Road」(邦題:涙のサンダーロード)。個人的には Springsteen の曲のなかで一番好きな曲です。

 

ピアノとハーモニカのイントロから始まり、ヴァース/コーラスの繰り返しという形式にとらわれることなくエネルギッシュに歌われるフレーズは、高みに向かってどんどん坂道をのぼっていくような高揚感があって、最後に歌い終わるとサックスとピアノのソロになだれ込んでいくという全体の流れが素晴らしいです。

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この曲のサウンドでキーとなっているのは何といっても Roy Bittan が演奏するピアノだと思います。このアルバムから Springsteen 率いるE Street Bandに参加した Roy Bittan ですが、明快で粒立ちのいいピアノフレーズはその後の Springsteen の作品の重要なパーツとなりました。エンディングでの Clarence Clemons のサックスソロに絡みつくようなピアノは実にカッコイイです。

Bruce Springsteen / Born To Run

 

これは1980年のライブ映像とのこと。SpringsteenとClemonsがフロントに立って若さ溢れるパフォーマンスを繰り広げてますよね。

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