モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人々は必然的に愚民であるか

ひとまず愚民呼ばわりの行儀の悪さには目をつぶっていただくとして(我ながら勝手だな)、それでも自分の意図をごり押しして言わせていただけば、僕は愚民が愚民でなくなる可能性に賭けている。小泉のように愚民を愚民のままに動員する不誠実さを拒否し、愚…

体罰とは教師の無能さの証しである

しばらく前に、僕も注目して見ていた『女王の教室』が最終回を迎えた。8回あたりからどうにもおかしな展開だったので言及する気力を失ってはいたのだが、昨日、現役教師1000人アンケートをネタに教育を論じるバラエティ番組が放送されていて、そこでの…

体罰ではなく懲罰を

体罰問題関連、いろいろ見ていて、次のような記事を発見。なんで体罰が問題になるのか分かった気がする。「教師が語る 体罰はなぜ−四国新聞社」

新自由主義的グローバリズムへの対抗戦略

面白い記事を見つけた。>「2005総選挙 (4)日本とドイツの対照的な選挙結果」@CYBER FRENCH CAFE 単なる選挙結果の比較に留まらず、ドイツにおける政権の新自由主義的シフトの背景についても言及しており非常に興味深い。

郵政民営化法案のインチキ

早くも質問王の本領発揮か?>「郵政民営化法案の不思議」@保坂展人のどこどこ日記郵政民営化法案でほとんど議論されていない(議事録でも見た覚えがないし、どこのブログでも指摘されているのを見たことがない)問題が発見されたらしい。

小泉こそが根源的な愚民思想の持ち主である

このブログでも、いくつかのエントリで小泉支持者を「愚民」呼ばわりしてきて、そのことへの批判もある。しかし、僕を批判する人が、小泉を批判しないのは僕には理解できない。なぜなら、人々を「愚かだ」と認識している点において、小泉は僕と認識を一にし…

杉村太蔵、大物すぎる

話題の大型新人が記者会見を開いたらしい。

瀕死の議会制民主主義

今回、奇妙なめぐり合わせで議席を獲得した社民党・保坂展人氏が、議論すること、なされる政策の説明を求めることの重要性を、簡潔に整理してくれている。

民主党代表が前原誠司になった件について

内政は新自由主義、外交・国防ではタカ派で9条改憲論者の前原氏が代表に就任したそうだ。ある意味、小泉より小泉的である。thessalonikeさんが既に詳しく書いておられるが、民主党は本気で自民党の翼賛政党に成り下がることになりそうだ。小泉や竹中がやり…

ドイツの政治状況

先日、「性労働のオファーを受けないなら失業給付を打ち切るぜ」というドイツのお話を紹介したわけですが、そのドイツの総選挙がすごいことになっているようだ。http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20050918#p1 http://d.hatena.ne.jp/saisenreiha/20050919/1127…

理由なき投票という通り魔的暴力

道端で見知らぬ誰かに殴り倒されること。これを理不尽ではないという人はいないだろう。では他方、自らを殺すような政策を標榜する政権に支持を与え、その実現に寄与すること。これと「道端で見知らぬ誰かを殴り倒すこと」との違いを考えてみよう。

門司港・下関にいってきました

門司港・下関にいってきましたですよ。

愚民とは、説明を要求しない人のことである

「愚民が愚民でなくなる可能性のために」のブックマークコメントとして、t-keiさんという方が「「愚民」や「民主主義の終焉」という表現に対する、良心的な素振りをした批判や、冷笑が蔓延する気配がある」と書かれている。これは僕の述べたかったことを極め…

説明なき民意なんかに価値はない

これは小泉派にも反小泉派にも言えることなのだが、「民意」というものの位置づけにやたらとブレがある。信念にしたがって郵政民営化法案に反対したはずの自民党の参議院議員たちが、「民意に従う」などとほざいて賛成に回ることを明言している。野田聖子も…

政治における多様性・新自由主義などいらない

多様であることが即ちよいことである、と僕は考えない。というと語弊があるかもしれない。正確に言えば、多様性とは何の多様性なのか、ということが問題にされねばならない。いつまでも同じようなレベルでの多様性でよいのか、という問いは大事だ。一言で言…

愚民とは、殺す相手の顔を見ない者のことである

実に腹立たしいと思うことは、選挙以降に政権が行うことについてまったく責任を負う気がない奴らを見ることだ。その選択はその時点での「それぞれの個人の考えだから、それでよいではないか」といい、その正当性は永遠に疑問に付されることのないものとして…

愚民が愚民でなくなる可能性のために

前回のエントリだが、さっそく次のように誤読されている。 「反自民ブログに見られる、ある傾向」@ti-landmark.com

ファシズムとの長くなるかもしれない戦いに向けて

誰一人、小泉首相の叫ぶ「改革」の中身を説得的に説明できるものがいない中で、それでも「改革」を連呼するだけで自民党は勝利を手にした。ただの296議席ではない。多様な派閥がよくも悪くも鬩ぎあっていた中曽根時代の300議席とも違い、徹底して反対…

モジモジ君、門司へいく(予定)

追々記:そもそも山口県ですらないということが判明。福岡じゃないか。 追記:なにを勘違いしたのやら、吉田松陰記念館は「萩」じゃないか。山口県の反対側(笑)。こりゃ無理ですなぁ。 16日(だったかな)から一泊旅行に出かけてきます。行き先は山口県…

仕事がないなら性労働@ドイツ

sex

追記:タイトルを変更しました。*1 Under Germany's welfare reforms, any woman under 55 who has been out of work for more than a year can be forced to take an available job – including in the sex industry – or lose her unemployment benefit. …

投票に行かない、という人たちへ

投票する政党に関わらず、投票という行為を考えてみる。「面倒くさいし、どうせ何も変わらないから投票には行かない」「一票くらいでは結果は変わらない」と言う人たちに対するメッセージだ。 個人的選択と社会的選択 昔書いた記事で、テーマは「デモ」だが…

与野党比較

「ちゃんと両方見てから言ってくれよな、カス」とのことなので、比較を書いてみる。資料見るでもなく30分で走り書きしているので、とても不親切です。質問あれば受け付けますが、投票日には間に合わないかもしれませんがあしからず。間違い等の指摘はあれば…

ほとんど無視されているような気がする大事な争点

今まで自分たちの生活のばかり書いてきたけれども、軽い自己嫌悪と共に*1、記事の紹介だけ簡単に。私たちが人殺しに加担していることを腹の底から自覚した上で、本当にそれでいいのかと、今夜、もう一度問いかけたい。 懐かしさと無差別大量殺人と選挙@益岡…

コイズミ的とは何か・それは白紙委任状の要求である

昨日のエントリを書いていて実感したのだが、小泉の発言が持っている本質的な不誠実さというのは、単に感覚的なものではなく、実に論理的な性質を持っており、かつ巧妙なレトリックによって隠蔽されている。

議論をしない民主主義は民主主義ではない

民主主義の本質は、議論である。投票ではない。議論をするから民主主義なのである。議論をしないなら、それは独裁だ。

どうしようもなく差別者であることと向き合うこと

あえて「実感のない理念」と呼ばれるものを振りかざしてみる。

小泉政治を勝手に総括

経済、外交、社会保障等、と分けて勝手に総括してみる。 整理してみて改めて思ったけど、これのどこをどうつついたら評価できるところがあるんだろうか?猿虎さんも言っているが、改革なんか全然やっていない。

「善意の皮を被った悪意」の言い分

普段僕のブログを見に来る人には何のことか分からないだろうけど、一応説明付きで。僕が普段チェックしている小児科医の方のブログ(『こどものおいしゃさん日記』)周辺で起こったこと。

カニエ・ウェストがブッシュを批判

ラッパーのカニエ・ウェストがテレビの生中継でブッシュを批判したらしい。 カニエ・ウェストが生中継でブッシュ批判 人気ラッパーのカニエ・ウェストさん(AP=共同)米国赤十字社への寄付などを訴えるため開かれ、米NBCテレビが2日夜、米東部で生中…

障害者自立支援法案は本当に審議されたのか

法案の内容については改めて繰り返さない。あちこちで指摘されているように、その実態は障害者自立「阻害」法であり、この法案が施行されれば、すぐさま日本の障害者の生活は重大な危機にさらされる。質問に立ったある議員は、次のような言葉で締めくくって…