日本のモバイルノートPC業界は、薄さよりも、軽さとバッテリー寿命のほうが重視された結果、Let's Noteが売れたんだろう。MacBook Airは、日本のように1kg台のモバイルノートPCが流行っていないアメリカだからこそ、インパクトのある製品であるというのは前提知識(略)
Vaioは日本のノートPCで一番ブランディングが確立されていたノートPCだっただろうに、それでも後継機を出さないぐらいに売れなかったのだから、日本のユーザーの志向の問題が大きかったのではないだろうか。
つまりアレっすかね。日本のノートPCは鞄に入れて持ち歩く(本当に(ヨイショと)持って(エッチラオッチラ)歩く)日本人の行動様式に合わせて開発された結果、世界で戦えるようなものにはならなかった、ということなのかな?
それなんてパラダイス鎖国?
パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
- 作者: 海部美知
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 新書
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あと日本でも地方のひとはきっと車に載せて運ぶよね。ほんとに持ち歩くなんてのは大都市圏のひとだけで、きっと狭い通勤電車の座席で運良く座れたときに膝の上(文字通り!)で開いて書類を作っても左右のひとに迷惑にならない大きさ、とかそういう日本(というか東京?)の特別な諸事情に特化した条件が設計要因に盛り込まれてたりもするのかもとかおもった。