mogu-mogu-007のブログ

Windowsはもう結構です!

Windowsに嫌気が差して、無料OSに切り替えようと、いろいろ調べて、結局Linuxmintを導入しようと決めました。
GUIに慣れていたので、Linuxに悪戦苦闘した記録です。
最近は毎日の食べ物や身辺雑記が増えてきました。

SONYが力を入れていた懐かしのVAIOをご紹介

メルカリで旧型ノートを物色中、SONYの古いVAIOを発見。

ThinkPadファンだった私は当時派手なSONYパソコンには全く興味がありませんでした。

購入して、初めてVAIOに触ってみて、びっくりポイントが満載なので、ご紹介します。

SONY VAIO 2009/04/18発売

CPU     Core 2 Duo P8600 2.4GHz/2コア

OS    Windows Vista Home Premium

だいぶ傷だらけで、タッチパッドの左ボタンも手ずれが激しいです。オーナーに愛用されていたのでしょう。この頃のノートPCは画面を閉じたとき、ロゴがヒンジのあるバック側から読めるようになっています。開いて作業してるのを、他の人に「どうだ!VAIOだぜ!」とアピールするためでしょうか?

開いたところは、こんな様子。

Windows Vista は使ったことがないので、早速起動してみます。

「うわー!何これ。スマホのウィジェットみたい!」

上下左右すべてアイコンやウィジェットが配置されています。

特に笑ったのが、タスクバーの上に並んだ5つのアプリ。

左から順番に、「ブラウザ」「システムのプロパティ」「動画編集」「音楽プレーヤー」「内蔵カメラアプリ」と並んでいます。この5つの選択が謎すぎます。「動画編集」「音楽プレーヤー」へのアクセス優先はいかにもSONYらしいですが、なぜ「ブラウザのアイコンがyahoo?」「そんなに毎日システム表示を知りたいわけ?」

コンシューマ用にこれでもかと便利機能やSONY独自のアプリをてんこ盛りした、いかにも「素人ユーザーにはこんなPCが受けるはず」という開発者の思惑が見て取れます。

時計は、2009年で止まっています。

何だか、埋めたまま忘れていたタイムカプセルを開けた感じでしょうか。

筐体のデザインは非常に凝っています。

側面左側。SONYらしく、VIDEOカメラとの接続用「i.LINK」がついています。懐かしい「ExpressCardソケット」もついています。Windows95のころは、ここにmodemカードを差して、アナログ回線からネットにつないでいましたね。2009年では、すでに拡張カードは廃れていたと思うのですが。まだなぜか残してあります。

側面右側。こちらはDVDマルチの挿入口やLanソケットなど。ご丁寧にLanソケットには蓋がついています。

いかにもSONYらしいのが、ヒンジに組み込まれた電源スイッチ。最初、キーボードを開けて、電源スイッチが見つからないので戸惑いましたよ。

起動すると、緑に光って、なかなか洒落ています。

アイアンマンみたいです!

システムの概要。

windowsにSONY独自の機能を組み込んでいるらしく、機種独自の設定を求められます。

キーボード最上部に、追加のFキーのような機能が搭載されています。

VAIO Mode Switchを使う

MODEボタン、Switchボタン、およびSETTINGボタンで、「VAIO Mode Switch」ソフトウェアを操作します。
「VAIO Mode Switch」ソフトウェアは、各種アプリケーションやインターネットサイトなどのさまざまな機能をモード単位で設定することができます。また、使用状況や気分にあわせてスピーディーにモードを切り替えることができます。
 
  • MODEボタン:
    「VAIO Mode Switch」ソフトウェアのモードを切り替えます。
  • Switchボタン:
    「VAIO Mode Switch」ソフトウェアで各ボタンアイコンに割り当てたアプリケーションなどを起動します。
  • SETTINGボタン:
    「VAIO Mode Switch」ソフトウェアの設定画面を表示します。

ハード上のランチャーのような機能らしいです。

ただ、実際活用していたユーザーはどれくらいいたのかは疑問です。

まるで、スマホの様にタッチ決済カードの機能がデスクトップについています。

クレジットカード情報をネットショッピングで使うのに抵抗がある人には便利かもしれません。

SONYの「動画編集用アプリ」なかなか使い勝手が良さそうです。

ベンチマークを測ってみます。

ハードディスクですからそんなに速くはないですが、まあまあのスピードです。

なぜか、ランダムアクセスの方は、極端にスピードが遅いです。

Windows Vistaは重いと評判は悪かったようですが、起動もそこそこに速いし、アプリを開いた具合もそれほどモタモタ感はありません。

やたら機能やアプリを詰め込んでいるのはいただけませんが、ユーザーに楽しいでもらおうという設計意図は十分伝わってきます。

さて、Linuxmintに載せ替えようとは思うのですが、面白いノートなので、どうしようか迷っています。

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