とあるブログを読んでいて、なるほど、なかなか読ませる内容だな、と読み進めていたところで「エスケープゴート」という言葉が出てきてずっこけた。
…自分も誤字脱字、あるいは言葉の覚え間違いをしょっちゅうやらかすのだから偉そうなことは言えないのだけれど、そこまで格調高く展開されていた論理がガラガラと崩れていくような気がした。
誤字・脱字・言葉の覚え間違いには気をつけよう。
と、誓ったのだけれど、ところでスケープゴートって、ゴートはヤギでいいとして、スケープって何?と調べてみたら、エキサイトの辞書にはこうある。
「(荒野に)逃げることを許されたヤギ」の意 (scape (escape の中期英語形)+ GOAT)
…なんだ、エスケープゴートであってるんじゃん。
エスパーニャ(Espagna?)がSpainになるんだから、英語って語頭のEsのEが落ちるのかと思ってましたが、そんな単純なことではないのですね。
というか、スペイン語やフランス語の語頭のEsって、ラテン語ではSで始まっていた単語が発音しづらいので、Eが加えられたものだとか?
英語でScapeがEscapeになった理由は、ちょっとネットをさまよった程度では分からなかったのですが(フランス語からの影響?全然違う?)なんかちょっとお勉強をした気分。
でも、もちろん件のブログは、そんな深い意味で使っていたわけじゃないと思うけど、エスケープゴート。