ミシュラン・フランス版、2人の日本人シェフが1つ星
エキサイトのニュースでは見つからなかったのだけれど、昨年の「ひらまつ」に続き、今年は2人の日本人オーナーシェフが星を取ったらしい。すごいなぁ。
私はパリでは一人暮らしだったので、高級レストランには、ほぼまったく縁がなかった。(日本から身内が来たとき、一度だけ三ツ星「アルページュ」に出かけたが、素晴らしかった。)
しかし、ミシュランの赤い本には、けっこうお世話になった。
日本では、ミシュランガイドと言えば、星をつけるレストランガイドとして有名なのだろうが、あの赤い本にはもう一つ、ホテルも掲載されている。
レストランも、味等を評価している星のほかに、設備の豪華さでもランクわけされているのだが、ホテルのほうも、いくつかの基準で評価されている。
この本で「居心地のいいホテル」となっているホテルは、確かに泊まっても気分よく過ごせるところで、地方を旅行するときにはお世話になった。
ちなみに、私は2年間で、フランスの「地方」(地方自治体の種類の一つで、県より大きい。場合によっては「州」とも訳される。)を全てまわった。ほとんど最後のほうは意地だったが…。
そうそう、新婚旅行のホテルも、ミシュランガイドにお世話になった。イタリア、スイスとも、この本で、小さめで、でも居心地の良さそうなホテルを探した。(もう一つ、フランスで出版された「小さくていい感じのイタリアのホテル」とかいう本も参考にした。)
そして、いい年してても新婚旅行なので、周囲に聞かれたら恥ずかしい会話もするだろうし(笑)ということで、ということで、ミシュランからリストアップしたホテルから、「地○の歩き方」に掲載されているホテルを除く、という方法で、宿泊先を決めた。
これで選んだホテルは、感じもいいところばかりで、ついでに、日本の人に、我々のいちゃいちゃぶり?をお聞かせすることもあまりなく済んだ。
簡単な観光ガイドも、町の地図も載っているし(観光ガイド専門では、同じミシュランの緑のものがあるけれど)、さすが100年を超える歴史を持つミシュランガイドブック、なかなかお勧めです。