ゴジラ感想
ネタバレというか、書いてみてこれはあんまりネタバレではないと思うんだけど、潔癖な人は注意。
僕は平成ゴジラと平成ガメラ、あとエメリッヒ版をリアルタイムで見たぐらいで、怪獣映画については全然のニワカなので細かい薀蓄とか全然語れない。子供の頃にみた、怪獣映画、その延長のつもりで映画館にいった。パシリムの興奮をもう一回味あわせてくれ!みたいな感はあった。
要約
まあ細かい部分あげつらうといろいろあるんだけど、最初の咆哮で魂が震えただろ!それが全てだ!みたいな感じです
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
なにはともあれ、最初の咆哮のシーン、あそこで魂が震えた。記憶の奥底にある、あのゴジラなんだ!という気持ちで溢れた。自分はあれで全部、持ってかれた。
細かい部分をつつけば、無限に粗が出てくるんだけ、ともかくあの王の帰還、威厳、この一発に込めてきたの、最高じゃん!という気分になった。
何度か咆哮のシーンはあるのだけど、実際よく映像と音声を観察してみると、喉奥の振動、鼻孔の震え、咆哮に至る姿勢制御、カメラワーク、音声のオリジナルっぽさとそれに対するプラスα、すべてが計算づくで、カタルシスを最大化するように設計してあるように見える。ゴジラの咆哮は基本的に敵に対する威嚇なのだけど、物語序盤でゴジラを神と例えたように、それだけの威厳を、咆哮一発ごとに込めてくる。
怪獣バトルも、日本のキグルミによる人間らしさは全くなくて(CGだから当たり前だが)、怪獣も動物であり、動物としての機能を果たしており、硬い皮の下の肉が裂かれれば、死ぬ。肉を持つ動物同士のブルファイトとして決着つけたのもよかった。小口径の火器は全く効かないが、ミサイルにはそれなりに怯んでいたのも印象的だった。
ゴジラ、肉々しい感じだったのがよかった。着ぐるみじゃなくて、生物としての怪獣が、生物としての機能を果たしてブルファイトしてたのが熱かった。
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
エンドロールで人があんまり立ち上がらなかったの、皆エメリッヒの卵オチを期待しすぎてる謎の一体感があった
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
ゴジラ簡単に言うと、パシリムのレビューを借りると「君の中の三歳児が喜ぶ!」って部分と、人間の無常感と怪獣も動物なんだって言う野生の鬩ぎ合いで、僕は面白かったと思いますよ
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
「君の中の三歳児が喜ぶ」めっちゃ便利なレビュー用語だと思う
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
ゴジラ、男二人組とカップルしかいなくて格差を感じた
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
僕は強い人間なので一人で映画館にいきます
— 片手間以上 (@mizchi) 2014, 7月 25
まあ、そんな感じです。