カテゴリ:公園・風景花・植物

葛西臨海公園のひまわり


葛西臨海公園のひまわり畑

記事の投稿を長らく休止していたカテゴリを復活させていこうということで、今回は葛西臨海公園で現在見頃を迎えているひまわりの花を紹介します。

葛西臨海公園の概要

JR京葉線葛西臨海公園駅前にある噴水広場 海側にあるレストハウス「クリスタルビュー」。全面ガラス張りで中にはカフェも設置されている。
左:JR京葉線葛西臨海公園駅前にある噴水広場
右:海側にあるレストハウス「クリスタルビュー」。全面ガラス張りで中にはカフェも設置されている。
上:JR京葉線葛西臨海公園駅前にある噴水広場
下:海側にあるレストハウス「クリスタルビュー」。全面ガラス張りで中にはカフェも設置されている。

 葛西臨海公園は、JR京葉線葛西臨海公園駅南側に広がる都立公園です。園内は芝生広場の他にバーベキュー場や水族館(葛西臨海水族園)、ダイヤと花の大観覧車(泉陽興業運営)などの遊具なども設置されており、東京都心から20分ほどで到達できる手軽な都市公園として親しまれています。
 また、葛西臨海公園は埋め立てにより失われた自然環境を再生する場としても位置付けられており、公園の東半分には池や浅瀬などが整備され、、千葉県にある谷津干潟や三番瀬とともに東京湾岸の野鳥の楽園となっています。この野鳥の生息エリアは2018年に野鳥が生息する湿地帯を保護する国際条約であるラムサール条約に登録されました。

観覧車の下に3万株のひまわり畑

ダイヤと花の大観覧車とひまわり畑
ダイヤと花の大観覧車とひまわり畑
 
 今回紹介するひまわり畑は、葛西臨海公園西側にあるダイヤと花の大観覧車下の広場にあります。この広場は季節によって違う花が植えられており、2010年には冬に開花する水仙を紹介しました。現在植えられているひまわりは4種類、合計3万株で、7月下旬から8月末にかけて少しずつ時期をずらしながら開花します。

ダンシングサン
サンフィニティ
復興ひまわり
東北八重
上から順に「ダンシングサン」「サンフィニティ」「復興ひまわり」「東北八重」。「復興ひまわり」は東日本大震災の復興支援活動の一環として種が配布されている。



夜のライトアップも

ひまわり畑のライトアップ
駅側入口の地面にはひまわりの絵が投影
中央園路に設置されているひまわりの絵入りの行燈
左:ひまわり畑のライトアップ
右上:駅側入口の地面にはひまわりの絵が投影
右下:中央園路に設置されているひまわりの絵入りの行燈
上:ひまわり畑のライトアップ
中:駅側入口の地面にはひまわりの絵が投影
下:中央園路に設置されているひまわりの絵入りの行燈

 今年2023年は1873(明治6)年に初の都立公園である上野恩賜公園が開園してから150周年という記念の年となっています。これを記念して四季を通じて都立公園の花をライトアップする「花と光のムーブメント」というイベントが開催されます。このイベントの第1弾として葛西臨海公園では7月14日(金)~8月13日(日)の1ヶ月間、毎日18:30~21:00の間ひまわり畑がライトアップされています。ライトアップに合わせて、葛西臨海公園駅前から続く中央園路では地面へのひまわりの絵が投影やひまわりが描かれた行灯型の照明が設置されています。

ライトアップの電力は太陽光発電により賄われる。
ライトアップの電力は太陽光発電により賄われる。

 なお、ひまわり畑の横にはソーラーパネルが設置されており、昼間ここで発電した電力をライトアップに使用しているようです。現在注目されている国連の持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の取り組みの一環です。
 上記の「花と光のムーブメント」では、競技かるたをテーマにしたコミック「ちはやふる」とコラボした短歌の募集も行われています。詳細は以下の公式サイトをご覧ください。

▼参考
花と光のムーブメント|葛西臨海公園 x ひまわり
葛西臨海公園|公園へ行こう!(東京都公園協会Webサイト)
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