カテゴリ:鉄道:JRの車両

E331系キター!Part2(夕方の入庫シーン)


※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

一昨日に引き続き新習志野駅でE331系の試運転列車を捉えることができました。夕方の入庫シーンです。

既に掲示板等でも試運転情報が明らかにされており、今日も2人ほど「同業者」がおりました。

今回は停車中の列車を反対側のホームから眺めることができましたが、わずか1分ほどの停車時間であったため、細部の撮影は叶いませんでした。何とか撮影したもので公開できそうなものが次の写真です。流石に毎日デジカメを持っていくわけにはいかないため、今回も携帯電話のカメラでの撮影です。悪しからず。

写真と説明


①E331系の前面
E231系とは異なり、若干曲面を用いたデザインになっています。山手線のE231系500番台とE993系「ACトレイン」のデザインを融合したものといえそうです。ヘッドライト・テールライトは交換を容易にするため、外側から蓋をビス止めした構造です。



②連接台車
E331系の最大の特徴は従来のボギー車(1車体を2つ台車で支える構造)から脱却し、連接車体(車体と車体の間に台車を置いて支える構造)としたところでしょう。これにより、1台車あたりにかかる重量を増加させることができ空転・滑走を減らすことができます。また、モーターは従来のように台車に乗せるのではなく、車軸と一体になったDDM(Direct Drive Motor:直接駆動電動機)として、回転数を減らすことで騒音を大きく減らしています。(起動時も「キーン」とわずかなうなり音が聞こえるだけでした。)



③パンタグラフ・車外スピーカー
従来車でもお馴染みのシングルアーム形のパンタグラフです。
車体の上部にはE531系などと同様乗降促進放送などができるように車外スピーカーが付いています。

(すべて2006年6月14日(水)16:55撮影)

多分に新機軸を採用した一方、従来車と大きく構造が異なっているため、今ある検修設備をそのまま使用することができない欠点もあり、今後の増備に関しては保守費用や経営面から総合的に判断されるものと思われます。

東京側から3番線に入った列車は1分ほどで運転士の交代を終え、すぐに京葉車両センターへと引き上げていきました。

試運転の情報についてはnotbonitoさんが開設されている蘇我は燃えているか? -Is Soga burning?-の記事を参考にさせていただきました。情報のご提供に深く感謝いたします。

今後も暫くは日中の試運転が続くものと思われます。この記事の内容を参考にされることは構いませんが、撮影される方はマナーに関して細心の注意を払っていただきたいと思います。また営業開始前のテスト中の車両という性格上、不具合による急な運転中止等もありえます。この情報を利用して生じた不利益(運転中止に伴う交通費の損害等)について管理人は一切責任は負いません。

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