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自分の名前の意味を、親に聞いたことがありますか?(字画が悪かったとのこと)名前に関するエピソード。

自分の名前の意味を、親に聞いたことがありますか?

今週のお題「名前をつける」

「名前の意味」とは、誰でも持っているものだと思いませんか?しかし、私の名前には意味がないそうです。
例えば、「明るい子」に育って欲しいから「明子」、一番優しい人になって欲しいから「優一」など、親というものは自分の子が生まれたときに、願いを込めて名前をプレゼントすると思います。だからこそ、学校「自分の名前の意味をお父さん、お母さんに聞いてきてください」という宿題が出たりするのです。それがきっかけで、私も両親に聞きました。私の名前はどういう意味?と。しかし、返ってきた答えは衝撃的なものでした。え?ないよ?と言われたのです。翌日、クラスメートたちが自分の名前の由来をハキハキと発表するのを聞きながら、なんだか私は恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。この経験から、私は自分の名前に嫌悪感を抱くようになりました。名前で呼ばれるより、苗字で呼ばれる方が気楽でした。

それから二十年が経ち、私も結婚し、妊娠・出産を現実のものとして考えるようになりました。子供に名前をつける日もそう遠くないでしょう。そこで、改めて両親に聞きました。「どのように子に名前をつければ良いか」。そのとき、私の名前の由来がわかりました。本当は、両親は私につけたい名前があったそうです。それはとても美しい意味を持つ名前でした。しかし、字画が悪かったとのこと。そのため、字画を最優先に考えた結果、今の名前に落ち着いたとか。だから、子供の頃聞いた時には「ない」と言われてしまったようです。意味を込めて文字を選んだわけではないから。このことを聞いて、私はとても安心しました。自分の名前はテキトウにつけられたと思っていたのですから。でも、違いました。私の名前には、両親の愛情がたっぷりこもっていたのです。
そのおかげか、私はこの年まで大きな苦労をすることもなく、暮らしてくることができました。素敵な名前をくれた両親に、とても感謝しています。今では自分の名前が大好きです。きっとどんな名前にも、それぞれの形で愛情が詰まっているのだと思います。私も子供ができたら、たくさんの愛情をこめて名前をプレゼントしようと思います。