GyaPC::Asia Tokyo 2016 で ScrapBox の話を聞いてきた
もともと Gyazo は大好きなサービスで、増井さんの設計思想も好きなので参加してみました。*1 洛西さんや増井さん自らプロダクトの紹介をして、技術面、デザイン面、何ヶ月か運用してみたユーザーの発表・ディスカッションなどどれも興味深い内容でそこそこ長い時間にも関わらず最後まで楽しめました。特にリアルタイム編集機能を Git を参考にした仕組みで実装している話は驚きました。よいイベントだったので関係者各位に感謝。
ScrapBox は簡単に言うとこれまでとは違う新しい Wiki システム*2 で、
- 記法が超簡単
- リアルタイム編集
- Markdown でよくあるテキストエリアとプレビューという概念がない
- カーソルを当てたら編集、離したらコンテンツになる
- 階層構造が存在せず、すべてタグで管理
という特徴を持っています。実際使ってみるとわかるのですが書くことに集中できるのでストレスが少なく、タグで高速に検索ができて探しやすいし、メモ同士がつながって情報が埋もれにくいです。一方で、
- Web API がない (対応予定とのこと)
- まだクリップボードでの画像貼り付けに対応していない (対応中とのこと)
- タグの一覧が参照できない
- public project でも scrapbox.io からログアウトするとタグが参照できない
など、まだ発展途上なところもありますが、個人的には既に Google Keep より使いやすくて気に入っているので移行しようと思います。
階層脳からの脱出
— essentialism (@minato128) November 23, 2016
あざす pic.twitter.com/DM3hMpNLID
— essentialism (@minato128) November 23, 2016