医師8544人に聞いた「学会参加で評価が最も高い都市・低い都市」学会出張で一番人気の都市は東京、次点は福岡福岡は学会会場とオフビジネスの両面で高評価新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束に伴い、医学関連学会はリアル開催に軸足を戻しつつある。国内の学会や研究会への参加に関して、会場の機能やアクセスだけでなく都市としての魅力も含めて評価が最も高い都市を聞いたところ、1位は東京、2位が福岡となった。一方、評価が最も低い都市と…2025/01/14組織
医師8733人に聞いた紙メディアの利用状況紙の新聞や雑誌を購読するのは少数派手帳は今でも4割の医師が使用 年末になると、書店などの店頭に翌年のカレンダーや手帳のコーナーが設けられるのがおなじみの光景だ。会議やカンファレンスの予定など、スケジュール管理もスマートフォンやデジタル機器で共有するのが当たり前の時代に、紙のメディアに愛着を感じている人はどのくらいいるのか──。…2024/12/24ライフスタイル
医師8047人に聞いた「がん終末期の苦痛に対する鎮静の判断」終末期がん患者への鎮静、6割以上の医師が行うべきか悩んだ経験あり 終末期のがん患者に、他の手段では緩和できないような耐え難い苦痛が生じた際には、最後の手段として鎮静の導入が検討されることが多い。一方で、持続的な鎮静を行えば、意識レベルの低下によってコミュニケーションは取れなくなり、呼吸抑制や循環抑制が起こり得る。さらに、生命予後を短縮させ…2024/12/19ターミナルケア
医師8165人に聞いた専門研修先の選び方専門研修先、新専門医制度開始以降の若手が重視するのは? 2024年11月からスタートした2025年度の専攻医募集。2025年2月3日には全専攻医の研修先が決まるスケジュールとなっている。専門研修先を選択する上で、重視されるのはどのような要素なのだろうか。 日経メディカル Onlineは医師会員を対象に、2024年11月18日~24日にかけてインターネット調査を実…2024/12/10医師のキャリア
医師8510人に聞いたインフルエンザ予防接種事情フルミストの接種料金は8000~8500円が最多 インフルエンザワクチンの接種が10月から始まった。今シーズンは、2023年3月に承認された経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(商品名フルミスト点鼻液)が初めて本格的に流通開始となる。日経メディカル Onlineでは、2024年10月14~20日、医師会員を対象にアンケートを実施(回答者:8510人)。202…2024/12/02感染症
医師8406人に聞いた「マイナンバーカードの保険証利用、医療現場での活用実態」4割の医師がマイナ保険証に賛成も、機器不具合やカスハラなどに悩み 医療現場におけるマイナ保険証(マイナンバーカードの保険証利用)の利用件数と利用率は、2024年9月時点で2715万件(13.9%)になった。2023年12月時点の763万件(4.3%)から上がったものの、全体ではいまだ1割台にとどまる。医療機関の受診者に占めるマイナ保険証利用者の割合でも20.9%、医療機…2024/11/27事件・話題
医師8483人に聞いた診療時の利き手の実際左利きの医師、診療時に困った経験が「ある」は約4割 左利きの割合は1割程度とされている。はさみや自動改札など、右利きを対象に作られているものは多く、「左利きで困った」というエピソードはよく耳にする。では、医療現場ではどうか。 日経メディカル Onlineは医師会員を対象に、2024年11月4日~10日にかけてインターネット調査を実施し、8820人…2024/11/26外科
医師7276人に聞いた気象病診療の実際診断・治療法未確立の気象病、診療経験ありは6割以上 天候が悪化したり台風が接近したりすると体調を崩すケースがある。気象の変化に伴う様々な不調は「気象病」と総称されるが、その診断や対処法には明確な指針がない。現場の医師は、気象病にどのように対応しているのだろうか。 日経メディカル Onlineは医師会員を対象に、2024年10月28日~11月3…2024/11/19精神・神経
医師8577人に聞いた「自然災害への備えの実際」医師の防災意識、一般より高い? 低い? 2024年1月の能登半島地震に続き、8月には初の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、防災対応が呼び掛けられた。また、台風やゲリラ豪雨などにより、各地で被害が発生している。 一般向けに実施された調査では、自然災害への備えをしているのは54%だった(外部リンク:損害保険ジャ…2024/11/12事件・話題
医師8067人に聞いた美容医療の実態美容医療への転身、考えたことがある20歳代医師は4割 近年、美容を目的に自由診療下で医行為を行う美容医療の需要が高まっている。市場規模の拡大に伴い、若手を中心に美容医療の道に進む医師も増加。初期研修修了後すぐに美容クリニックに就職する「直美(ちょくび)」の医師は年間200人を超えるとも言われている。美容医療が医師のキャリアの選択肢…2024/11/05医師のキャリア
医師8431人に聞いた「救急車の選定療養」救急外来の担当医師、救急搬送時の選定療養「特別の料金」徴収に84%が「賛成」 救急車による救急搬送後、入院外となった場合に選定療養にかかる「特別の料金」を徴収する病院はかつてもあったが、2024年6月から三重県松阪地区で導入され、12月からは茨城県全体でも始まるなど、地域単位で導入する動きが相次いでいる。救急搬送時の特別の料金の徴収の是非などについて、日経メ…2024/10/16救急医療・集中治療
医師8519人に聞いた「マイナ保険証への切り替え問題」マイナ保険証、診療上のメリットを感じた医師は現状2割 マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)に関連する混乱が続いている。全国保険医団体連合会の調査によれば、2024年5月以降、医療機関1万242施設のうち69.7%に上る7134施設でマイナ保険証やオンライン資格確認に関する何らかのトラブルが発生したとのこと(関連記事:「一旦10割負担…2024/09/30医療経営
医師8443人に聞いた心血管疾患の危険因子Lp(a)の認知度Lp(a)測定をオーダーしたことがある医師は1割欧州学会が推奨する、自分の検査値を知っているとの回答も1割 動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の危険因子であるリポ蛋白(a)[Lp(a)]は、臨床医にどれだけ認知されているのか──。日経メディカル Onlineの医師会員を対象に聞いたところ、Lp(a)検査の意義や基準値などを一通り知っているとの回答は15.9%であり、この1年間の診療で実際にLp(a)測定をオーダー…2024/09/27循環器
医師9041人に聞いた認知症と緩和ケアについてのイメージ認知症の人を診療する機会は増えたが、役立つツールは知らない 書籍『認知症支援ガイド』の刊行を機に、日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象に認知症に関するアンケートを実施した。期間は2024年4月8日~14日で、9041人の医師から回答が寄せられた。回答者の約7割は認知症になった人を診療する機会があると答えた。2040年には高齢者の5人に1人が認知症…2024/09/25精神・神経
医師1817人に聞いた月経困難症診療の実際月経困難症、非専門医の多くはNSAIDsや漢方薬で対応 月経に伴う下腹部痛や腰痛、吐き気といった様々な症状により、患者のQOLを大きく低下させる月経困難症。日経メディカル Onlineでは、その診療実態を明らかにするために、医師会員を対象としたウェブアンケートを実施(期間:2024年9月2日~8日、有効回答者:7068人)。現場での具体的な対応につい…2024/09/24産婦人科
医師8441人に聞いた変形性膝関節症の診療変形性膝関節症の治療、抗炎症薬と生活指導が中心で手術への紹介に課題 日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン2023」によれば、変形性膝関節症の患者数は、疼痛を有している場合に限ると約800万人、関節症変化を有している人を含めれば約2500万人に上ると推計されている。患者数は多いものの、進行例を根本治療できる方法は、基本的に人工膝関節全置換術(…2024/09/12骨・関節・筋
医師4686人に聞いた肺NTM症診療の実態肺NTM症のフォローアップ、非専門医に依頼経験がある専門医6割以上マクロライド系薬の単独投与避けるべき、非専門医の約半数が「知らない」 年々患者数が増加している肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症)。一部の医療機関の呼吸器専門外来では、肺NTM症の患者数が増えて外来診療を圧迫する中、治療後のフォローアップを非専門医に担ってほしいと考える専門医は少なくない(関連記事:総論)。 肺NTM症診療の連携の実態や課題を明らかにするた…2024/09/12呼吸器
アトピー性皮膚炎に関わる医師4145人に聞いた、抗体医薬と経口JAK阻害薬の処方実態続々登場するアトピー性皮膚炎の分子標的薬、臨床での使用状況は? ステロイドなど従来の治療薬で効果不十分な重症のアトピー性皮膚炎に対しては、抗体医薬や経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬といった分子標的薬による全身療法が治療選択肢となる。近年、新たな治療薬も続々と登場しており、2024年中の発表が予定されている日本皮膚科学会の「アトピー性皮膚炎診療…2024/09/10皮膚科
「医師の働き方改革」、日本経済新聞共同調査(2)4月の医師の時間外労働の上限規制後、大学病院の勤務医の2割が「収入減った」 日経メディカル Onlineと日本経済新聞は8月5日~10日、全国の医師を対象に働き方改革の効果と影響を共同調査した。日経メディカル Onlineの医師会員を対象にアンケートを実施。回答を得た6640人のうち直近1週間の労働時間を回答した6047人を集計・分析した(前回記事:400床以上の大病院の勤務医…2024/09/06医師の職場環境
「医師の働き方改革」、日本経済新聞共同調査(1)400床以上の大病院の勤務医、約3分の1が週60時間以上の労働 日経メディカル Onlineと日本経済新聞は8月5日~10日、全国の医師を対象に医師の働き方改革の効果と影響を共同調査した。日経メディカル Onlineの医師会員を対象にアンケートを実施。回答を得た6640人のうち直近1週間の労働時間を回答した6047人を集計・分析した。 病院勤務医の1週当たりの労働…2024/09/04医師の職場環境
医師8703人に聞いた「肝線維化スコアリング指標FIB-4 indexの使用実態」肝線維化スコアリング指標のFIB-4 index、「知らない」が半数を超える 日本国内の患者数は約3000万人とも推計される脂肪肝。肝線維化が進行すると肝硬変や肝癌に至る可能性があるため、適切な評価が欠かせない。肝線維化を簡便に予測できる指標としては、FIB-4 indexが挙げられる。AST、ALT、血小板数、年齢の4項目を組み合わせて計算可能で、「NAFLD/NASH診療ガイド…2024/08/22消化器
医師8235人に聞いた賃上げの実情前年度の給与と比べ「変わらない」が6割、ベースアップは医師に波及せず 国内では円安や資源高騰をきっかけに物価が上昇し、人手不足も相まって、賃上げの機運が高まっている。他産業では数多くの企業が賃上げを達成する中、医療従事者に対しても国内情勢が反映され、6月に施行された診療報酬改定では賃上げを目的とした「ベースアップ評価料」が新設された。ただし、医…2024/08/05医師の職場環境
診療所の勤務医・経営者616人に聞いた、在宅医療における2024年度改定の影響在宅医療の報酬が2024年度診療報酬改定で「増収」27.5%と「減収」20.2%を上回る 2024年度診療報酬改定は、医療・介護・障害福祉のトリプル改定となり、在宅医療の診療報酬は大きく見直された。今改定では、軽症患者や施設入居者を主な対象として在宅医療に取り組んでいた医療機関や、必要以上に頻回に訪問診療を実施していた医療機関などでは減収になる見直しがなされた。一方…2024/07/24在宅医療
医師2079人に聞いた「学校の健康診断に対する本音」学校健診でトラブル経験のある医師は8.5% 学校健診に関して、脱衣を伴う診察の是非をめぐる議論がやまない。2024年6月には、群馬県みなかみ町の小学校で実施された健診の際、医師に下半身を見られたなどと、複数の児童が訴えていることを問題視する報道が相次ぎ、日本医師会が見解を表明する事態となった(関連記事:「学校健康診断では、…2024/07/16公衆衛生・予防医学
医師8394人に聞いた「2024年度診療報酬改定を受けたリフィル処方の実態」リフィル処方対応可能の院内掲示要件、約4分の1が「賛成」 2022年4月に導入されたリフィル処方箋。現場での活用が進まない中、政府は普及を推進しており、2024年度診療報酬改定では「生活習慣病管理料」「地域包括診療料・加算」の施設基準として、長期処方やリフィル処方に対応可能であることを院内の見やすい場所に掲示する旨が盛り込まれた。 大阪府保…2024/06/25行政・制度
医師9018人に聞いた働き方改革、「宿日直」の現状宿日直許可を取得も「日勤帯と同様の勤務」は22.0%、消えない「名ばかり」の懸念「2時間以上の軽度な業務」も26.2%に、診療科や年齢層で業務負荷に差も 2024年4月に始まった医師の時間外労働の上限規制。多くの医療機関が最初に取り組んだのが「宿日直許可」の取得だ。十分な睡眠が可能で宿直回数が週1回を超えないといった条件を満たせば、労働基準監督署長から宿日直許可を得ることができる。宿日直許可の対象業務に従事する時間は、労働基準法上…2024/06/17医師の職場環境
医師8904人に聞いた今年の夏休みの旅行計画24年の夏休み、海外旅行を考えている医師は? 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類感染症になり、丸1年が経過した。日経メディカル Onlineでは、2024年の夏休みの海外旅行について、医師会員を対象としたウェブアンケートを実施(調査期間:2024年4月29日~5月5日、回答者数:8904人)。その結果、回答医師の20%が海外旅行を計画して…2024/05/23ライフスタイル
医師8730人に聞いた「ギャンブル、やったことありますか?」医師の半数にギャンブル経験あり、その内訳は? 競馬や競輪に代表される「ギャンブル」。次の大きなレースに向け、作戦を練っている方もいるかもしれない。日経メディカル Onlineでは、ギャンブルの経験について、医師会員を対象としたウェブアンケートを実施(期間:2024年4月22日~28日、有効回答者:8730人)。最も経験者が多かったのは──…2024/05/14ライフスタイル
医師8543人に聞いた医師の働き方改革開始後の変化働き方改革で何が変わった? 労働時間減は9.7%、収入減が18.0%若手医師ほど労働時間や収入に影響あり 4月1日から医師の働き方改革が始まったが、実際、現場で働いている医師の労働時間や収入にはどのような影響が出ているのだろうか。日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象として「医師の働き方改革」についてのウェブアンケートを実施(期間:2024年4月15日~21日)。今後の見通しも含めて回…2024/05/02医師の職場環境
医師8596人に聞いた紅麹サプリ診療の実情紅麹サプリ関連の患者は腎臓内科以外も受診 紅麹のサプリメントを飲んだ消費者に健康被害が出ている問題について、腎臓に関する症状が多く確認されている。腎障害がクローズアップされ、日本腎臓学会が調査を行っているが、腎臓内科以外の診療科でも同様に診ている現状が明らかになった。 小林製薬は3月22日、機能性表示食品「紅麹コレステ…2024/04/23サプリ・食品
医師8886人に聞いた医師のセルフケア事情6割以上が興味を持ちつつも、半数は取り組んだ経験なし 医師が肉体的だけではなく、精神的にも健康を維持することは日々の診療において重要であり、セルフケアへの取り組みは患者に提供する医療の質向上につながるとする考え方が広がってきている。日経メディカル Onlineでは、2024年3月25~3月31日、医師会員を対象にアンケートを実施(回答者:8886人…2024/04/16ライフスタイル
医師4857人に聞いた新規慢性咳嗽治療薬の認知度と処方の実態リフヌアの認知度は呼吸器専門医で9割以上も、処方経験ありは4割以下 慢性咳嗽治療の経験がある呼吸器内科・外科医の9割以上が新規慢性咳嗽治療薬リフヌア(一般名ゲーファピキサント)を知っているものの、実際に同薬の処方を行っているのは4割以下──。日経メディカル Onlineが医師会員を対象に行ったウェブアンケート(実施期間:2023年10月30日~11月5日、回答…2024/04/09呼吸器
医師9108人に聞いた「医師になろうと思ったきっかけは?」幼児期から医師を目指すワケ、「親や親戚が医師」が3割以上「医師に助けてもらった経験がある」は目指す時期が早いと多い傾向 医師を志した理由を覚えていますか──? 日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象として「医師になろうと思ったきっかけ」についてのウェブアンケートを実施(期間:2023年10月23日~29日)。9108人が回答した。 まず、漠然とした憧れではなく、真剣に医師を目指し始めた時期を聞いた(図1)…2024/04/04医師のキャリア
市販薬として登場した内臓脂肪減少薬オルリスタットの認知度は? 内臓脂肪減少薬としてオルリスタット(商品名アライ)は、2024年4月8日に発売される予定だ。国内初の処方箋なしで服用可能な、内臓脂肪減少効果のある一般用医薬品(OTC)である。2024/04/02生活習慣
医師4546人に聞いた専門外来から在宅医療へのケア移行「在宅医療での2人主治医制」に期待する医師は7割 入院から在宅医療への移行は、退院時カンファレンスなどの仕組みが整備されたことで、比較的スムーズに進むようになってきた。一方で、病院の専門外来から在宅医療への移行では、うまくいかないケースもいまだに少なくないようだ。 日経メディカル Onlineでは、専門外来から在宅へのケア移行の実…2024/04/01在宅医療
医師8911人に聞いたコロナ禍前後の海外旅行ポストコロナでも海外旅行を思いとどまるのは円安・紛争のため新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック以降、私たちの生活様式、働き方、そして旅行に対する考え方に大きな変化が見られた。2024/03/27ライフスタイル
医師6185人に聞いた抗うつ薬・抗不安薬処方の実態非専門医に広がる、うつ、不安への抗うつ薬処方精神科や心療内科以外の医師の半数以上が抗うつ薬を活用中 精神科や心療内科以外の診療科においても、うつ病・うつ症状や、不安を訴える患者に抗うつ薬を処方する医師が増えていることが、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に行ったウェブアンケート(実施期間:2024年2月19日~25日)の結果として示された。…2024/03/04精神・神経
医師9015人に聞いた次回のワクチン接種方針2024年度の新型コロナワクチン、接種予定は4割 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、2024年度の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンの接種予定を聞いたところ、現状で「接種する」との回答は40.2%にとどまった(調査期間:2024年1月22~28日)。これに対して、「接種しない」は31.5%、「決めていない」は28.2%であり、医師会員…2024/02/08感染症
医師8661人に聞いた酒さ診療の現状酒さ診療で困りごと「あり」は約8割 一般的な皮膚疾患であるにもかかわらず、酒さ診療に関わる医師のうち約8割が鑑別や診断などに苦慮していることが明らかになった。これは、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に「酒さ診療」について行ったウェブアンケート(実施期間:2023年12月18日~24日)の結果だ。 今回のアンケートで…2024/01/29皮膚科
医師8256人に聞いた若年女性の診療「まだ妊娠はダメと説明したのに」…慢性疾患患者の診療トラブル 慢性疾患を抱え、治療を継続している10~40歳代の女性患者の診療に携わる医師は少なくない。妊娠中も使用可能な薬剤のデータなどが蓄積してきており、適切に管理できていれば妊娠が可能な場合もあるが、そのためには患者側の十分な理解が不可欠だ。日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象とし…2023/12/18産婦人科
医師8178人に聞いた関節リウマチ診療事情関節リウマチ診療の主体は非専門医が担っている 近年、新たな作用機序の薬剤が続々と登場し、内科的治療が主役となってきた関節リウマチ診療。日経メディカル Onlineでは、2023年11月27~12月3日、医師会員を対象にアンケートを実施(回答者:8178人)。使用経験のある薬剤や専門医資格の有無などについて聞いた。…2023/12/12骨・関節・筋
医師7863人に聞いた診療所の開業と承継開業を考える医師の約半数「第三者承継もアリ」 医師のキャリアにおいて、大きな転換点といえる「開業」。その手段としては、新規開業以外に、既存の診療所を承継するパターンもある。日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象として「開業と承継」についてのウェブアンケートを実施(期間:2023年10月9日~15日)。勤務医と開業医、それぞれ…2023/10/30医師のキャリア
医師8349人に聞く「他科から見た総合診療の現在と未来」総合診療に進みたい後輩に「勧める」は何%?「総合診療の存在意義は高まる」、総合診療医の71.3%が支持総合診療に進みたいと相談に来た後輩医師や医学生に、あなたは総合診療を勧めるでしょうか──。この問いに対して、総合診療科医の59.7%が、他の診療科の医師では31.5%が、それぞれ「勧める」と回答しました。日経メディカル Onlineが実施した「他科から見た総合診療の現在と未来に関する調査」で…2023/10/27プライマリケア
医師8461人に聞いた「今後の学会参加方法」ハイブリッド開催ならオンライン参加が半数超え前回調査より10ポイント増、一方で学会が多すぎるとの指摘も 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の5類感染症への移行に伴い、多くの学会がオンライン開催からリアル(会場)開催に軸足を移し始めた。今後開催される学会(定期学術集会など、研究会を含む)について、オンライン参加もリアル参加も可能なハイブリッド形式で行われた場合、どちらを選択する…2023/10/05組織
医師8437人に聞いた「医師の働き方改革」の準備状況働き方改革で勤務医の35.5%が「収入減る」 日経メディカル Onlineでは、2024年4月から始まる医師の残業時間の上限規制を前に、現状の「医師の働き方改革」への準備状況や認識を明らかにする目的で、医師会員を対象としたアンケートを実施した。回答を得たのは8963人。そのうち、医療機関に勤務する8437人の回答を集計した。医師の働き方改…2023/09/15医師の職場環境
医師9467人に聞いた、交通事故診療での困り事交通事故患者からの苦情は診断書関連が最多 手続き面で通常の保険診療と異なる点が多い上に、患者や家族だけではなく、損害保険会社や弁護士などとの対応も発生する交通事故診療。日経メディカル Onlineでは、2023年8月7~20日、医師会員を対象にアンケートを実施(総回答者:9467人)。患者からの苦情や関係者とのやり取りなど、交通事故診…2023/09/14救急医療・集中治療
医師9278人に聞いた「英語、勉強していますか?」医師の4人に3人、英語力には「自信がない」大半が英語の必要性を感じる一方、日常的に勉強している医師は2割にとどまる 翻訳アプリやAI翻訳のサービスが広まり、以前と比べて英語力の重要性が下がっているとの意見も聞かれる。医師は論文執筆や学会発表のほか、診療でも英語を使うケースがあり、英語力を要求される場面が比較的多い職業だが、英語力やその習得についてどのような意識を持っているのだろうか。その実…2023/09/12医師のキャリア
医師4927人に聞いためまい診療の実態原因分からず「めまい症」と診断した経験のある医師は9割 患者のQOLを大きく低下させ、時に命に関わる疾患が潜んでいることもある「めまい」。日経メディカル Onlineでは、そんなめまいの診療について、医師会員を対象としたウェブアンケートを実施(期間:2023年7月31日~8月6日、総回答者:8924人)。回答からは、医師たちがめまい診療に難渋しているこ…2023/09/05耳鼻咽喉科
医師7577人に聞いた「○○そうな診療科は?」【プライベート編】私生活が充実していそうな診療科はどこ?外科は体育会系、形成外科はおしゃれなイメージ 「診療科イメージランキング」では、それぞれの診療科に対してどのようなイメージを抱いているのかを紹介する。日経メディカルOnlineの医師会員による回答結果を、仕事編(関連記事:働きやすそうな診療科はどこ? 研修医の回答は)に引き続き、今回は医師のプライベートに関するイメージを紹介す…2023/08/22医師のキャリア
医師1950人に聞いたネット口コミの実態悪質な口コミ、経験ありは5割超だが、対策を講じているのは2割に満たず 商品を購入したり、サービスを利用したりする際、オンライン上の口コミを参考にしたことがある方も多いのではないだろうか。インターネットが当たり前となって久しい現代では、医療機関にとっても、集患という意味でGoogleやレビューサイト、匿名掲示板、SNSといったネット口コミの影響力は大きな…2023/08/22事件・話題
医師7577人に聞いた「○○そうな診療科は?」【仕事編】働きやすそうな診療科はどこ? 研修医の回答は残業が多そうな心臓血管外科、ワーク・ライフ・バランスが充実していそうな眼科 「この診療科は残業が多そう」「あの診療科はワーク・ライフ・バランスが充実していそう」など、各診療科に対するイメージはどのようなものだろうか。これらのイメージは明確な根拠のないものかもしれないが、医学生や研修医の診療科選択に多少なりとも影響を与えている可能性もある。医療界でも…2023/08/21医師のキャリア
医師7382人に聞いた「夏季ならではの療養指導・対応」降圧薬の減量、水分摂取推奨だけじゃない! 夏の診療Tips連日、強い高気圧が日本列島を覆い猛暑が続く。気象庁によると、今年の7月の平均気温は45年ぶりに最高を更新したという。2023/08/10循環器
医師9090人に聞いた糖尿病治療薬適応外使用の実態“GLP-1ダイエット”、低血糖で救急搬送例も「さらなる痩せ」目指す、初回から最大用量で…… 2型糖尿病に対して広く使用されているGLP-1受容体作動薬。その高い体重減少作用から、今年3月には肥満症治療薬として承認を得た薬剤も現れた(関連記事:肥満症治療、セマグルチドの登場でどう変わる?)。しかし昨今、このGLP-1受容体作動薬が美容・痩身を目的として自由診療下で不適切に使用さ…2023/07/14代謝・内分泌
医師8671人に聞いた、がん薬物治療中に生じる心血管障害の診療「腫瘍循環器」を聞いたことがある医師は6割2017年の調査より認知度上昇 年々進化するがんの薬物治療は、がん患者の生命予後を大きく改善する一方、血栓症や不整脈、高血圧といった心血管障害を引き起こし得る。このような心血管障害に対してがん治療医と循環器内科医が協力して診療や研究に当たるという概念を「腫瘍循環器(Onco-cardiology、Cardio-oncology)」と呼…2023/06/16癌
医師9208人に聞いた「5類移行後の新型コロナ診療の現状」「リスクなしには抗コロナ薬処方せず」が主流 5月8日に感染症法上の位置付けが第5類となった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、5類移行後のCOVID-19診療の現状を調査したところ、重症化リスクがある患者に対して、新型ウイルス感染症治療薬(以下、抗COVID-19薬)を処方する方針の医師は約6割…2023/05/15感染症
医師3184人に聞いた指導に難渋するケースの実際医学教育の困難事例にうまく対応できた医師は1.5割 新年度が始まって1カ月以上が経過した。新たな研修医を迎え入れたり、新学年を担当するなど、新人医療者・学生の指導に当たっている方も多いだろう。そんな中で、「なんかやりにくいなぁ」と感じることはないだろうか。 例えば、「何度教えても同じミスを繰り返す」「学習者のやる気が感じられず…2023/05/10医師のキャリア
輸血を伴う医療行為を手掛けた経験のある医師4873人に聞いた「信仰を背景とした輸血拒否の実態」信仰を理由に輸血を拒否された経験を持つ医師は7割 宗教2世の問題から、宗教法人「エホバの証人」に注目が集まっている。エホバの証人と医療の関係については、かねて輸血拒否が問題となってきた。この問題に関しては、最高裁平成12年2月29日判決で、信者の患者に対して説明なく輸血を行ったことが説明義務違反による自己決定権侵害になるとして、…2023/04/28医の倫理
医師9210人に聞いた「オミクロン株以降の新型コロナ診療の現状」医師の半数以上が「重症化リスクありでも抗コロナ薬処方せず」 5月に第5類となる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。重症化する患者が減ったオミクロン株以降のCOVID-19診療のを、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に調査したところ、重症化リスクがある患者であっても、新型ウイルス感染症治療薬(以下、抗COVID-19薬)を処方する医師は半数以下であ…2023/04/12感染症
医師6630人に聞いた発達障害診療の現状診療科問わず医師の3人に1人が発達障害の相談に対応 近年、メディアなどで取り上げられる機会が増えた発達障害。実際、日経メディカル Onlineの医師会員の3人に1人が、発達障害についての相談を受けていることが、2023年3月20~26日に実施したアンケートの結果示された(図1)。外来診療に携わっていない医師を除いた6630人のうち2248人(34%)が「…2023/04/07小児科
医師9225人に聞いた「この学生に医学部受験を勧める?」お金を稼ぎたいだけなら「医学部は勧めない」が34% 年度始まりの4月、医師を目指す医学生1年目として、期待に満ちたキャンパスライフを始める人も多いことだろう。 1月18日に駿台予備校とベネッセコーポレーションが公表した「データネット2023」(2023年度大学入学共通テストの自己採点結果を集計した分析、テスト出願者の77.4%をカバー)によれ…2023/03/31医師の職場環境
医師6532人に聞いた画像診断報告書の確認漏れ対策「画像診断報告書が一定期間未読だと連絡が来る」は15% 近年、放射線科などが作成した画像診断報告書(読影リポート)を、検査をオーダーした医師が見落としたことが発覚し、トラブルになる事例が目立つようになった。中には裁判に発展するケースもあり、実際に見落としがあった場合、医療側の過失が認められる可能性が高い。こうした状況下で、各医療…2023/03/31医療安全
医師9063人に聞いた医療機関におけるサイバーセキュリティーの実態サイバー攻撃対策「知識・人・金がない」現実今日からできるサイバー攻撃対策は? 年々勢いを増すサイバー攻撃。ランサムウエアによる被害を受け、診療停止に追い込まれた医療機関のニュースも記憶に新しい。日経メディカル Onlineでは、医療機関におけるサイバーセキュリティーの実態について、2023年1月23日~29日にウェブアンケートを実施。9063人の医師会員が回答した。…2023/02/17医療情報
医師8907人に聞いた認知症告知の現状認知症、「基本的に全患者に告知」が最多だが… 第一線の臨床医は、認知症と診断した際、患者本人に病気のことをどのように伝えているのだろうか。日経メディカル Onlineの医師会員を対象に調査したところ、「基本的に患者本人に告知しない」は7.1%と少数で、「基本的に全ての患者に告知する」という方針の医師が最も多く33.6%だった。 …2023/01/25精神・神経
医師1万193人に聞いた糖尿病の新病名「糖尿病」の疾患名を言い換えるとしたら? 日経メディカル Onlineでは2022年12月、「糖尿病」の名称を言い換えるとしたら何がよいか、選択肢を提示して会員医師に選んでもらった。その結果、最も多かったものは「糖代謝異常症」で、以下、「高血糖症」、「高血糖症候群」だった。一方、自由記述欄には名称を変更する必要はないとの意見も多…2023/01/20代謝・内分泌
医師1万64人に聞いた今年のクリスマスプレゼント事情クリスマスプレゼント、医師の予算相場は? もうすぐクリスマス。今年はイブ、当日が土日に当たることもあり、クリスマス商戦が盛り上がりを見せている。 一般向けに実施された調査では、クリスマスプレゼントの購入予定があるのは42.7%で、予算としては5001~10000円が最多だったという。では、医師のクリスマスプレゼント事情はどのよう…2022/12/20ライフスタイル
診療所開業医676人に聞いた発熱外来の実施状況内科診療所の4割強は発熱外来を実施せず診療所の構造や人手不足が障壁に 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第8波に加え、インフルエンザの流行が懸念されている今冬。医療機関のひっ迫を防ぐべく、国は各自治体に発熱外来の増加などの対策を求めているが、診療所の中には様々な理由から、発熱患者の診療・検査を行っていない施設もある。では、そうした診療所では…2022/12/02感染症
医師8864人に聞いた「第8波」の医療対応「医療ひっ迫」の回避に、何が必要なのか日本では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第8波が始まり、2022年11月16日には1日の新規感染者数が11万1112人と、第6波のピークである10万4520人を超えました。日経メディカル Onlineでは、第8波でも懸念されている「医療ひっ迫」を回避するために、医師は何が必要と考えているのかを明らかに…2022/11/30感染症
医師8882人に聞いた外国人患者とのコミュニケーション【動画あり】外国人診療、必要なのは英語だけ? 我が国の在留外国人数は296万人。国籍別では中国が最も多く(25.1%)、次いで、ベトナム(16.1%)、韓国(13.9%)、フィリピン(9.8%)、ブラジル(7.0%)が続く(出入国在留管理庁「令和4年6月末現在における在留外国人数について」)。全体の約7割を占める上位5カ国のうち、英語を公用語…2022/11/30医療経営
医師8441人に聞いた成人先天性心疾患の診療成人先天性心疾患、小児科で診療継続の実態が明らかに 100人に1人の割合で発症するといわれる先天性心疾患(CHD)。患者の95%が無事に成長し大人になれる現在、小児科から成人診療科への移行が課題となっている(関連記事:循環器内科医は成人先天性心疾患患者の診療を)。日経メディカル Onlineでは、成人先天性心疾患(ACHD)診療の実態について、2…2022/11/28循環器
医師8782人に聞いた「電子処方箋」への対応電子処方箋の1月開始、医師の7割が「知らない」メリットに一定の評価も、情報不足の実情が浮き彫りに 2023年1月から電子処方箋の運用が開始される。日経メディカル Onlineでは、電子処方箋の運用開始やその準備状況について、医師がどう受け止めているかを明らかにするために、2022年9月26日から1週間、医師会員向けにアンケートを実施した。総回答者数は8782人。 電子処方箋の運用が2023年1月から…2022/11/01医療情報
医師4461人に聞いたアトピー性皮膚炎に対する全身療法の実態アトピーの抗体医薬「使ってみたい」は6割近いが…… 2018年の抗IL-4/13受容体抗体デュピルマブ(商品名デュピクセント)の登場を皮切りに、新薬が続々と加わったアトピー性皮膚炎診療。2020年には経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬バリシチニブ(オルミエント)が使用されるようになったほか、今年8月にはアトピー性皮膚炎の掻痒に対する初の抗体医薬…2022/10/03アレルギー・免疫
医師8622人に聞いた「オンライン資格確認義務化」への対応オンライン資格確認、開業医の半数は導入未定導入未定の比率は1年前の調査と変わらず 今年度中の「オンライン資格確認」の原則義務化が決まった。日経メディカル Onlineの会員医師に同システムの導入状況を聞いたところ、病院・診療所を問わず主に勤務する施設が導入済との回答は12.0%にとどまった。「まだ導入していない」と回答した病院経営者・診療所開業医に限って集計したとこ…2022/09/26行政・制度
医師7535人に聞いたリフィル処方箋の発行経験リフィル処方、実際に行っている医師の割合は? 2022年度診療報酬改定で4月から導入されたリフィル処方箋。「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太の方針2022)に「リフィル処方箋の普及・定着のための仕組みの整備を実現する」と明記された通り、政府はリフィル処方箋の普及を目指している。 一方、日本医師会をはじめとする医師団体の中…2022/08/23行政・制度
勤務医6372人に聞いた「宿日直許可」の実態37.8%が「転職時は宿日直許可の取得状況を重視」 医師の時間外労働の上限規制が適用開始となるまで、残すところあと2年弱。各病院では雇用医師の労働時間の把握・適正化が急務となる中、労働時間短縮の切り札として「宿日直許可」が注目を集めている。 病院における医師の宿直(夜間当直)は、医療法第16条で「医業を行う病院の管理者は、病院に…2022/08/15医師の職場環境
医師8764人に聞いた「一人医長問題をどう考える?」医師の4割が「一人医長に反対」だが… 病院の中で診療科の医師が一人しか在籍していない、いわゆる「一人医長」。医師の地域・診療科偏在の影響から、地方などでは地域医療の中核を担う基幹病院でも、こうした一人医長体制を取らざるを得ない施設は少なくない。…2022/08/12医師の職場環境
医師8575人に聞いた診療情報提供書の実際紹介状、「書くのが苦手」は2割でも、7割が「困らされた」 多くの医師が日常的に行っている患者の紹介・逆紹介。スムーズな連携を行うために、情報のやり取りの基盤となるのが、診療情報提供書(紹介状)だ。診療情報提供書の記載方法については、教育を受ける機会がほとんどない。また、診療情報提供料を算定する際には、規定の様式(準ずるものでも算定…2022/08/02医療提供体制
医師8360人に聞いた心不全患者の貧血・鉄欠乏管理の現状心不全の貧血、「Hb 2桁なら薬物介入しない」が7割超 慢性心不全患者の約35%が貧血を合併しており、心不全患者におけるヘモグロビン(Hb)低値は予後不良に関連しているといわれている。一方、赤血球造血刺激因子(ESA)製剤でHbを是正しても予後が改善しなかったとの報告から、日本循環器学会の心不全診療ガイドラインではESA製剤は「非推奨」。同…2022/08/01循環器
医師9013人に聞いた「経口妊娠中絶薬についてどう考える?」経口妊娠中絶薬、6割が承認に賛成「原則、配偶者同意が必要」は3割未満 2021年12月、経口妊娠中絶薬(ミフェプリストン、ミソプロストール)の承認が申請された。1剤目のミフェプリストンを経口投与し、その36~48時間後に2剤目のミソプロストールをバッカル投与する(歯と歯茎の間に挟み口腔粘膜から吸収させる)方法。承認されれば国内初の経口妊娠中絶薬となる。ま…2022/06/30産婦人科
医師8763人に聞いた職場での経験談とパワハラ対策の実際25%が「人格を否定されるような発言」を経験「○○以下」「存在価値がない」……相談窓口への通報にためらい 2022年4月に改正労働施策総合推進法が全面施行され、医療機関も規模の大小を問わずパワーハラスメントの防止策などを講じることが義務付けられた。 パワハラ対策を進める上で、まず把握しなければならないのがパワハラの定義だ。改正労働施策総合推進法では、パワハラを「職場において行われる優…2022/06/09医師の職場環境
潰瘍性大腸炎治療経験のある医師999人に聞いた「新たな分子標的治療」UC新経口薬カログラ、6割超が処方に前向き 潰瘍性大腸炎(UC)に対する分子標的薬が近年、続々と登場しているが、2022年3月28日、さらに治療選択肢が増えた。新薬のカロテグラスト(商品名カログラ)が承認された上、フィルゴチニブ(ジセレカ)も適応拡大されたのだ。潰瘍性大腸炎に使用できる分子標的薬は注射薬が多かったが、これら2剤…2022/05/18消化器
医師8438人に聞いた学生時代の得意科目・不得意科目(その2)医師が高校時代に最も嫌いだった科目は… 医師が高校時代に得意科目だった科目の第1位は数学だった(関連記事:「高校時代に得意だった科目はやっぱりアレ?」)。医師アンケート企画のその2では嫌いだった(苦手だった)科目を紹介する。2022/04/18医師のキャリア
医師8438人に聞いた学生時代の得意科目・不得意科目(その1)高校時代に得意だった科目はやっぱりアレ? 今年も無事に大学入学共通テスト、2次試験が終わり、医学部にも初々しい若者がたくさん入学した。若者に接すると、受験生時代の苦しい思い出や楽しい思い出が浮かんでくるかもしれない。2022/04/15医師のキャリア
医師8609人に聞いた「LGBTについてどう考える?」LGBTの認知度は9割超だが、対応には戸惑いも LGBTの人々への理解を深めようという気運が高まる中で、「遅れている」と言われることもある医療現場。診療の際に患者の“生物学的性”が重視されるなどの理由があることは想像に難くないが、国内では人口の3.3~8.9%がLGBTに該当するとの調査結果がある。医療現場でもこれらの人々への理解はあ…2022/04/11医師・患者関係
医師8533人に聞いた帯状疱疹/帯状疱疹後神経痛への漢方薬活用の現状「帯状疱疹/PHNに漢方薬を処方」は約1割漢方薬の処方を学びたいとの声に応えてウェビナーを2月26日に開催 高齢化や水痘ワクチン定期接種化に伴い患者数が増加している帯状疱疹(関連記事:帯状疱疹が若者に急増中! その理由とは)。その治療は、抗ウイルス薬と鎮痛薬の併用が基本となるが、漢方薬を併用することで、PHNの発症を予防したり、発症後でも症状の改善効果を得ている医師が存在する(関連記…2022/02/16麻酔科
医師8391人に聞いた「CKD治療薬としてのSGLT2阻害薬の認知度」CKDへのダパグリフロジン、処方経験あり25%臨床医の4分の1は、糖尿病治療薬として登場したSGLT2阻害薬を既に慢性腎臓病(CKD)治療薬として活用し始めていた。日経メディカル Onlineが医師会員を対象に、糖尿病を合併していないCKDに対するダパグリフロジン(商品名フォシーガ)の処方経験を聞いたところ、ちょうど25%の医師が「ある」と回…2022/02/16腎・泌尿器
医師8648人に聞いた「リフィル処方箋の導入、どう受け止める?」開業医の57.5%はリフィル処方箋導入に「反対」 2022年度診療報酬改定での導入決定を受け、にわかに注目が集まるリフィル処方箋。一定期間内に繰り返し使用できる処方箋を指す。米国やオーストラリア、英国、フランスなどでは既に実用化されており、医療費抑制や患者・医療機関の負担軽減などを目的として、日本でも導入についてたびたび議論さ…2022/02/16行政・制度
医師8083人に聞いた「心不全診療、HFpEF/HFrEFはいつ意識する?」「薬剤開始前にHFpEF/HFrEFを意識」循環器内科医では7割超だが……非循環器内科医では5割未満 「心不全パンデミック」と表現されるように患者が急増している心不全。特に慢性心不全はかかりつけ医が主体となって診療していくことが求められる。しかし、以前に日経メディカルが行った調査では、半数以上の医師が「心不全診療にあまり自信がない」と感じていることが分かった(関連記事:心不…2021/12/20循環器
医師8399人に聞いた「気候変動に関する認識」8割の医師は温暖化を実感、原因と対策に関する意見には相違も 2021年10月31~11月13日に英国のグラスゴーで、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開催された。このタイミングに合わせて、「The 2021 report of the Lancet Countdown on health and climate change: code red for a healthy future」(気候変動と健康に関するLancet Countdownリ…2021/12/16事件・話題
医師7970人に聞く「先の衆院選はどう行動しましたか?」衆院選での医師の投票率は72.9%、全体より17ポイント高医療に関する主張・政策が投票に影響したのは3割 10月31日に投開票された第49回衆議院議員総選挙の投票率は55.93%と、4年前の前回選挙を3ポイント上回ったものの、戦後3番目の低さになった。対して日経メディカル Onlineが会員医師を対象に実施した調査「衆院選の医療・福祉政策に関するアンケート」の結果では、投票に行ったという回答者が72.…2021/12/06行政・制度
医師7971人に聞いた「総合診療」領域への理解度総合診療と総合内科の違い「説明できる」は8% 2018年にスタートした新専門医制度で基本領域に新設された総合診療専門医。毎年、9000人ほどの専攻医が専門研修を開始する中、総合診療領域を選択するのは200人前後で、志望者数は伸び悩んでいるのが現状だ。 その理由の一つとして、キャリアパスの不透明さが挙げられているが、その根底にあるの…2021/11/04医師のキャリア
衆院選直前企画◎医師7865人に聞いた「国のCOVID-19対策」(その3)16.8%が「患者受け入れにさらなる強制力を」 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック後に初めてとなる衆議院議員選挙の投開票が2021年10月31日に迫ってきた。多くの候補者が公約として「感染症対策」の強化を挙げており、国が従来進めてきた対策をどのように見直すか、議論が進みそうだ。 現場の医師はどのような意見を持って…2021/10/29感染症
衆院選直前企画◎医師7865人に聞いた「国のCOVID-19対策」(その2)ワクチンパスポートによるインセンティブに44.7%が前向き 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック後に初めて行われる衆議院議員選挙の投開票が2021年10月31日に行われる。多くの候補者が公約として掲げているのが「感染症対策」の強化だ。国が行ってきたこれまでの対策をどう見直すべきか、選挙を契機に議論が一気に進むとみられる。 では…2021/10/28感染症
衆院選直前企画◎医師7865人に聞いた「国のCOVID-19対策」(その1)ロックダウン法制化は賛成派・現状維持派で拮抗 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックから、初めてとなる衆議院議員選挙の投開票が2021年10月31日に行われる。与野党ともに選挙公約の目玉として感染症対策を挙げており、国がこれまで行ってきた対策を継続するのか、それとも軌道修正するのかといった議論が今後、本格化しそうだ…2021/10/26感染症
医師6426人に聞いた「薬剤師からの疑義照会に思うこと」「疑義照会にイラっとしたことがある」は何%?薬剤師から入った疑義照会に対して、医師はどのように思っているのでしょうか。その実際を把握するため「薬剤師からの疑義照会に関する調査」を実施しました。2021/10/25医療の質
医師7756人に聞いた「抗心不全薬としてのSGLT2阻害薬の認知度」慢性心不全へのフォシーガ、処方経験あり26%適応追加から10カ月、滑り出しは好調 SGLT2阻害薬ダパグリフロジン(フォシーガ)が慢性心不全に対する適応を取得したのは、2020年11月30日。それから10カ月が経過した9月最終週、日経メディカル Onlineでは会員医師を対象に、糖尿病を合併していない慢性心不全患者にダパグリフロジンの処方経験があるかを聞いた。その結果、現在臨床…2021/10/22循環器
医師7909人に聞いた「コロナ下のメンタルヘルス不調」コロナ対応に当たる医師の4割がメンタル不調第5波で不調を来す医師が増加 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がわが国で流行し始めてから約1年半。ワクチン接種が進む一方で、感染症との闘いが終わる気配はなく、それどころか第5波では全国各地で過去最多の患者数を記録している。流行の長期化と医療体制の逼迫により懸念されるのがメンタルヘルスの不調を来す医師の…2021/09/09感染症
医師の起業熱は高まっている?20代、30代の医師の3割以上が起業に関心 医師の一般的なキャリアチェンジといえば、開業や転職だろう。だが起業という第3の道もある。日経メディカル Onlineがこのほど起業についてのアンケートを行ったところ、4.1%の医師が「既に起業をしている」と回答。将来希望している医師も含めると、約3割の医師が起業を視野に入れていることが…2021/08/27医師のキャリア
医師7685人に聞いた「アルツハイマー病治療薬の承認をどう思う?」アデュカヌマブの承認を納得できるのは3分の1でも半数は「日本でも承認される」 米食品医薬品局(FDA)は2021年6月7日、アルツハイマー病(AD)治療薬としてアデュカヌマブを迅速承認した。臨床的な効果ではなく、代替評価項目として、脳内アミロイドβプラークが減少したことに基づいた。 迅速承認は、生命を脅かす重篤な疾患を対象に、代替評価項目で有意な効果が証明され、…2021/08/16精神・神経
医師7724人に聞いた「機構認定のサブスペシャルティ領域についてどう思う?」「機構未認定でも専門医更新に影響なし」は2割に満たず 日本専門医機構が運営する新専門医制度は、スタートから丸3年が経過し、もうじき機構認定の新専門医が誕生する予定となっている。そんな状況の中、なかなか結論が出ないのが「どの領域を機構認定のサブスペシャルティ領域とするか」だ。 新専門医制度は、基本領域(19領域)の専門医を取得した上…2021/07/07医師のキャリア
医師8161人に聞いた「ワクチン接種後の解熱鎮痛薬」2回目接種後は47.1%が解熱鎮痛薬を服用4分の3はアセトアミノフェンを選択 医療従事者に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの接種はほぼ一段落(関連記事)し、職域接種が各地で始まるなど、若年層も含めた一般国民への接種がこれから始まろうとしている。インフルエンザワクチンなどと比べて、COVID-19のmRNAワクチンは、疼痛や発熱などの副反応の発生…2021/06/24感染症
医師7949人に聞く「東京オリ・パラ開催について」60%近くが東京五輪の「中止・延期」を支持大規模イベントをするにはそれ相応の準備が必要開催の賛否両論があるなか、東京オリンピック・パラリンピック(TOKYO2020)があと1カ月余りに迫ってきました。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の尾身茂氏が「パンデミック下での開催は普通はない」などと指摘したTOKYO2020。日本の医師たちはどのように見ているのでしょうか。…2021/06/17感染症
医師8147人に聞いた「新型コロナウイルスワクチンの接種状況」8割がワクチン接種完了、1回目は4月下旬が最多 日経メディカル Onlineでは5月31日~6月6日に、医師会員を対象に新型コロナウイルスワクチンの接種状況を聞いた。回答医師の82%が、2回目の接種を終了していた。1回目の接種時期は4月下旬との回答が26%で最も多く、施設や担当する診療科・部門のスタッフ全員が接種を受けたという回答も半数を超…2021/06/15感染症
医師7303人に聞いた「ゲノム編集食品を食べますか?」3割はゲノム編集食品を「特に意識しないで食べる」できれば食べたくないも3割、積極的に摂取したいは1割弱 2020年にノーベル賞を受賞したゲノム編集技術CRISPR/Cas9を使って、血圧上昇を抑えるGABAの含有量を増やしたトマトの販売・流通の届け出が昨年12月に行われ、今年5月にはまず希望者5000人に苗が無償で配布された(関連記事)。初のゲノム編集食品の普及に向けて、欲しいと思う人にまず配り、理解…2021/05/27生活習慣
医師7624人に聞いた「新型コロナワクチン、医師・看護師以外が接種をどう思う?」薬剤師にも予防接種実務の拡大、賛成が6割弱歯科医師に加え、薬剤師、救急救命士などに門戸を開くべき 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの大規模な集団接種を行う上で、ワクチン接種を担う医師と看護師の不足が問題となり、政府は特例を設けて歯科医師の接種を認めた(関連記事:歯科医師もワクチン接種可能に、事務連絡で)。 一方、欧米では、以前から薬剤師などがワクチン接種を行…2021/05/20感染症
病院経営者・開業医934人に聞いた「オンライン資格確認、どうしている?」「オンライン資格確認」について、約半数の医療機関は後ろ向き必要性が見えにくいこと、導入費用が足かせに マイナンバーカードや健康保険証を用いることで、患者の保険資格を簡単に確認できる「オンライン資格確認等システム」。顔認証付きカードリーダーで本人確認を行い、レセプトのオンライン請求のネットワークを介して保険資格を照会することで最新の情報を自動的に取得できる。また、保険資格の確…2021/05/17医療情報
医師7340人に聞いた「後発医薬品による健康被害問題をどう思う?」後発品全般への評価「悪くなった」が6割今年に入り日医工にも行政処分、構造的な問題との指摘も 後発医薬品の抗真菌経口剤に睡眠導入薬が混入し、交通事故による死亡者を含め200人以上の健康被害者を出した小林化工の事件が2020年末に表面化し、大きな問題となった。医師会員を対象とした日経メディカル Onlineの調査では、本事件によって後発品全般に対する評価が悪化したとの回答が6割を占め…2021/04/30医薬品
医師7806人に聞いた「日本で変異株はどれほど流行するか?」6割超が「変異株は今年夏までに本格的に流行」 4月12日から、高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が開始された。しかし、感染者数は増加し続け、既に第4波に突入しているとの見方もある。そんな中、問題視されているのが変異株の存在だ。英国、南アフリカ、ブラジル、フィリピン由来などの変異株が確認されており、感染力の強…2021/04/20感染症
医師7462人に聞いた「COVID-19ワクチン接種の見通し」約半数が「接種後も活動制限と解除を繰り返す」と予想 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンは、医療従事者を対象にした先行接種に続き、4月12日からは65歳以上の高齢者を対象にした自治体による接種もスタートした。「ワクチンこそ流行拡大に対抗する切り札」と期待される一方、新規陽性者数が増加して「まん延防止等重点措置」の対象にな…2021/04/19感染症
医師7446人に聞いた「人生100年時代の医療」8割弱の医師が「平均寿命100年時代は来ない」 日本人の平均寿命延伸に、医学はこれまで多大な貢献を果たしてきた。2017年9月に立ち上げられた政府の「人生100年時代構想会議」の資料によれば、2007年に日本で生まれた子どもについては50%の確率で107歳まで生きるという。なお、2019年の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳となっている。日経…2021/04/01公衆衛生・予防医学
勤務先の被災リスク「確認済み」は半数 いつ起きるか分からない大規模災害。本誌調査で、勤務先の医療機関の被災リスクをハザードマップで確認した経験について聞いたところ、「ある」が49.6%、「ない」が50.4%だった。災害時の通勤手段についてシミュレーションしている人も48.5%と、半数以下だった。 44ページからの特集では、コ…2021/03/09事件・話題
医師7325人に聞いた「経口GLP-1薬の薬価に対する印象は?」経口GLP-1薬に期待集まる一方、高価との声も 2021年2月5日、グルカゴン様ペプチド(GLP)-1受容体作動薬セマグルチドの経口薬(商品名リベルサス)が発売された。同製剤は2019年7月に承認申請されて以来、国内初の経口GLP-1受容体作動薬ということで、薬効だけでなく、薬価にも注目が集まっていた(関連記事:経口GLP-1薬は糖尿病治療に革命…2021/02/08代謝・内分泌
医師6253人に聞いた「医療用漢方エキス製剤の処方実態」約3割が漢方製剤の処方で副作用の経験よく処方するのはかぜ、こむら返り、便秘など 複数種類を組み合わせた生薬の抽出液を乾燥させた漢方エキス製剤。臨床現場でしばしば用いられる医療用漢方エキス製剤について、日経メディカルOnlineの医師会員にアンケート調査を実施したところ、「日常的に処方している」「たまに処方している」との回答が75.2%を占めた(図1)。…2021/01/08医薬品
医師7357人に聞いた「年末年始に帰省する?」コロナ禍で帰省を中止・検討中の医師は66% 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波が収まらないまま、年末年始の帰省シーズンを迎えようとしている。国は、感染拡大を食い止める目的で、2020年12月28日から2021年1月11日まで、「Go To トラベル」事業の利用を全国一斉に停止した。帰省を控えるよう呼び掛けている自治体もある。一般…2020/12/25感染症
医師7114人に聞いた「Go Toキャンペーンをどう考える?」「Go Toは中止すべき」4割以上の医師が回答 2020年11月に入ってから新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のPCR検査新規陽性者数が急増し、流行の第3波を迎えた。重症者数や死亡者数の報告も増え続けており、人手不足や病床不足が地域医療に大きな打撃をもたらす状況も迫ってきている。そして12月14日、政府は経済対策として実施した「Go Toトラ…2020/12/18感染症
医師6411人に聞いた「学会バーチャル開催の満足度」学会参加医師の7割がバーチャル開催を支持アフターコロナの開催形式は意見分かれる 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、2020年はほぼ全ての学会・研究会がインターネット上でのバーチャル開催となった。大規模な学会では数万人にも及ぶ参加者が1カ所に集まる従来の開催方法(以下、リアル開催)は不可能となり、バーチャル開催にせざるを得なかったが、1シーズ…2020/12/17組織
医師6446人に聞いた「後発医薬品回収の影響」後発医薬品の回収で処方に影響があったのは2割影響あった医師の半数が「信頼度は低下している」 日経メディカルOnlineは11月23~29日に、医師会員を対象に「後発医薬品回収の影響に関するアンケート」を行い、6446人(開業医784人、診療所勤務医774人、病院勤務医4730人、その他152人)から回答が寄せられた。健康被害が出たイトラコナゾール後発品の回収が明らかになる前の調査だったが、約2…2020/12/15医薬品
医師6436人に聞いた「新型コロナウイルス接触確認アプリは感染拡大防止に有益か?」COCOA、「インストールしていない」が7割 2020年6月19日より配信が開始された新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)。9月8日17:00現在のインストール数は約1639万件で、日本人口の約13%にとどまっている。厚生労働省はCOCOAの普及率について数値目標を定めていない。しかし、日本大学生産工学部のシミュレーションでは、累計感染者数…2020/09/15感染症
医師4975人に聞いた「夏季賞与の支給状況」今年の夏季賞与、減少幅が大きい科はやはり… 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、多くの医療機関が受診抑制による減収に見舞われた。そこで気になるのが、6~7月を中心に支払われる夏の賞与の支給水準だ。東京女子医科大学病院の夏季賞与の支給を巡るゴタゴタがメディアで報じられるなど、コロナ下で診療に従事したスタッフ…2020/08/11医療経営
医師4745人に聞いた「経済活動再開はどう進める?」医師の大半は「慎重な経済活動再開」に賛成 政府は5月25日に新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言を解除し、6月19日には、都道府県の境を越える移動の自粛要請も解除した。一方で、7月に入って東京都では1日当たりの新規発見患者数が200人を超える日も報告されている。このような状況で通常の経済活動を再開してよいものか、自粛の影…2020/07/21感染症
医師4971人に聞いた「ウィズコロナ時代、医療機関の冷房はどうする?」夏の病院、「窓開け換気しながら冷房」が6割 緊急事態宣言は解除されたものの、東京都の1日の感染者数が3桁に上るなど、まだまだ予断を許さない状況が続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。厚生労働省はCOVID-19のリスク要因とされる「換気の悪い密閉空間」を改善するため、冷房使用中でも換気を推奨しているが、一方でマスク着用によ…2020/07/10医師の職場環境
医師4080人に聞いた「一次脳卒中センターを知っていますか?」新制度「一次脳卒中センター」、認知度は1割強 24時間365日、脳卒中を急患を受け入れ、組織プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)治療を行うことができる施設と定義されている「一次脳卒中センター」。日本脳卒中学会は2019年から、この一次脳卒中センターの認定を開始した。日経メディカルが2020年6月11日~15日に行った医師会員を対象に行っ…2020/07/06循環器
医師2764人に聞いた「心不全診療のここが不安」心不全診療、54%の医師が「あまり自信なし」 「パンデミック」と表現されるほど、患者の急増が問題視されている心不全。新たな薬物療法やデバイス治療が登場しているが、「心不全は難解だ」と感じる医師は多い。本誌が医師を対象に行った調査では、54.0%が心不全診療に「あまり自信はない」と答え、診断や薬剤選択に不安を抱くという意見が…2020/05/01循環器
医師4228人に聞いた「定期的に大腸癌検診(一次スクリーニング)を受けていますか」定期的に大腸癌検診を受けている医師は6割 早期に発見し、早期に治療すれば完治するのが大腸癌。そこで有効なのが大腸癌検診だが、医師の4割、40歳以上でも3割は「定期的には受けていない」「受けたことがない」という結果だった。2020/03/10癌
医師3808人に聞いた「薬物乱用患者への対応」違法ドラッグ乱用者に遭遇してしまったら…22%が診療経験あり、「通報すべきかどうか分からない」28.2% 違法薬物の所持・使用によって、有名人が逮捕されるケースが続いている。昨年は沢尻エリカ氏(執行猶予付き有罪判決)、田代まさし被告(裁判中)、今年の2月13日には歌手の槇原敬之容疑者が逮捕。8月の東京オリンピック開催に向け、今後さらに摘発が厳しくなると見る向きもある。「言動がおかし…2020/02/17救急医療・集中治療
医師4142人に聞きました「宇宙旅行に行きたいですか」宇宙旅行に「行きたい」医師は少数派「行きたくない」理由の最多は安全性の懸念 米航空宇宙局(NASA)の計画が順調に進めば、数年先にも民間人が国際宇宙ステーション(ISS)に滞在できるようになります。究極の「秘境」と言えるであろう宇宙に旅してみたいか、日経メディカル Onlineの医師会員に尋ねたところ、3割が「行きたい」という肯定的な回答でした。一方で「行きたくな…2020/02/12ライフスタイル
医師3845人に聞いた「医学部・大学病院は教育・臨床・研究のどれを重視すべき?」大学の役割、医師の半数は「研究」推し!我が国の大学医学部や大学病院が最も注力すべきなのは、研究・臨床・教育の3つのうちどれか――。本誌が医師を対象に行った調査では、ほぼ半数(50.2%)の医師が「研究」を選択。次いで「教育」(26.2%)、「臨床」(23.6%)の順だった。 人口減少時代を迎えた日本で、大学の統合・再編が進む中…2020/02/07医師のキャリア
医師4057人に聞いた「当直が体力的に厳しいと感じ始めた年齢」50代前半の30%が「40代後半から当直が厳しくなった」 肉体的にも精神的にも疲労が溜まる「当直」。「若い頃は当直業務をこなした翌日も仕事ができたが、今はもうできない」と感じる人は、年齢を追うごとに増えるのだろうか。「当直を体力的に厳しいと感じるようになった時期」について、日経メディカルOnlineの医師会員を対象に調査した。…2020/01/17医師のキャリア
医師3603人に聞いた「患者側が弁護士を立てたトラブル事例の経験は?」医師の1割が「患者側弁護士の来訪」を経験患者側が弁護士を立ててのトラブル事例(同僚や部下の事例も含む)に巻き込まれた医師の割合が、過去5年で9.8%にも達することが、本誌調査により明らかになった。近年、医療訴訟に参入する弁護士が増加しており、同様の経験をする医師が今後増える可能性がある。日経メディカル2020年1月号の特集で…2020/01/07医療安全
医師4118人に聞いた「安定冠動脈疾患から慢性冠症候群への用語変更の妥当性」「慢性冠症候群」の提唱に賛成4割、保留5割我が国でも使用するなら社会への継続的な啓発が必要 欧州心臓病学会(ESC)が提唱した、「安定冠動脈疾患」から「慢性冠症候群」への言い換えの妥当性を日経メディカル Onlineの医師会員に尋ねたところ、回答者の40.3%は肯定的に受け止めていた。一方、「どちらともいえない」と判断保留とした回答も、52.1%と過半数を占めた。今のところ欧州での…2019/12/18循環器
医師3636人に聞いた「ゾフルーザを小児に使いますか」医師の半数強が「ゾフルーザは小児に使わない」「積極的に使う」との回答はわずか0.9%12歳未満の小児に対し、抗インフルエンザ薬のバロキサビル マルボキシル(商品名ゾフルーザ)をどう使うか―─。日本感染症学会が「慎重投与」、日本小児科学会が「積極使用を推奨しない」とする中、本誌調査では医師の55.6%が「使用しない」とし、「積極的に使用する」との回答は0.9%だった。日…2019/12/06感染症
医師3636人に聞く◎今冬のインフルエンザ治療方針主に使う抗インフル薬、オセルタミビルが首位ゾフルーザは8.2%で4位、耐性問題への対応が浸透か今冬のインフルエンザ治療において、主として使う抗インフルエンザ薬は、オセルタミビル(商品名タミフルほか)が53.3%で第1位でした。小児への積極的使用が非推奨となったゾフルーザ(一般名バロキサビル マルボキシル)は8.2%で、4位にとどまりました。…2019/12/05感染症
医師3826人に聞いた「認知症の告知の在り方は?」自分の認知症「どんな状況でも告知を」は6割認知症の告知についてのディベートセッションが、2019年11月7~9日に東京都内で開催された第38回日本認知症学会学術集会で開催された。「認知症は告知すべき?すべきではない?」と題した同セッションで「告知すべき」の立場で登壇した新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター遺伝子機能解析…2019/11/25精神・神経
医師4358人に聞いた「どの検査法、診察法をスキルアップしたい?」医師が学び直したい検査法、トップは「心電図」医師が自身の診断力向上のために、さらにスキルアップしたいと思う検査や診察手法は──。「頭部CT/MRI」「神経診察」など10の選択肢を示して尋ねたところ、最も多くの医師が選んだのは「心電図」だった。日経メディカル2019年11月号では、クイズ形式で検査・診察手法のポイントを解説する「日経メ…2019/11/08循環器
医師4039人に聞いた「MRの情報提供を監視する?」MRの監視・報告には「関心がない」MRの存在意義を問う声も 10月1日から厚生労働省の「販売情報提供活動監視事業」が始まった。製薬企業のMRなどが医師や薬剤師に不適切な情報提供を行った場合、全ての医療機関・薬局から報告を受け付け、事例を公表する。2019/10/28行政・制度
医師4512人に聞いた「同種同効薬、どう選んでる?」「薬価」が同効薬選択で考慮する情報の2位に1位の「MRからの情報」とほぼ同票を集める複数の同効薬から処方薬を選択する時、医師はどんな情報を参考にするのか──。「フォーミュラリ」「周囲の医師からの情報」など9つの選択肢を示して意向を尋ねたところ、昨今の経済情勢を反映してか、「薬価」が「MRからの情報」とほぼ同程度に重視されていることが分かった。医師の処方選択に影響…2019/10/09医薬品
医師4668人に聞いた「タスクシフトに賛成?反対?」「事務作業をタスクシフトしたい」医師が5割厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が2019年3月にまとめた報告書では、労働時間短縮を強力に進めていくための方向性の1つとして、医師から他職種へのタスクシフトの推進が盛り込まれている。(関連記事:医師の労働時間短縮と地域医療維持は両立するか)また、2019年6月17、7月17日、7…2019/09/26医師の職場環境
医師4330人に聞いた「健保連の提言、どう思う?」OTC類似薬の保険適用範囲、7割が見直しに賛成 健康保険組合連合会(健保連)が2019年8月23日に発表した「次期診療報酬改定に向けた政策提言」。その提言内容の1つが、花粉症に対するOTC類似薬の保険適用範囲見直しだ。簡潔にまとめると、花粉症治療薬における第二世代抗ヒスタミン薬のスイッチOTC医薬品が広く流通していること、海外では医療…2019/09/10事件・話題
医師3993人に聞いた「血液関連疾患、診た経験ありますか?」医師の6割が知っている「血液の世界」貧血や血友病、血液がんといった血液関連疾患。比較的まれな疾患だが、診療経験を持つ医師は本誌調査で6割に達した。ただし、半数(全体の29.3%)は研修医時代など「過去に診療経験がある」医師。調査には治療の進歩に対する驚きの声も多く寄せられた。こうした血液関連疾患治療の最新トレンドに、…2019/09/06血液内科
医師3794人に聞いた「治療の失敗につながったコトバ」患者の心を折る「NGフレーズ」 患者に何気なくかけた言葉のせいで、その後の治療をうまく進められなくなった──。医師の16.4%にそんな手痛い経験があることが、本誌調査で明らかになった。 “NGフレーズ”を言ってしまった最多の理由は、「科学的に正しい内容を伝えたかったから」というもの。患者にのしかかる医師の言葉の…2019/08/08医師・患者関係
医師4177人に聞いた「遺伝子パネル検査とゲノム医療」パネル検査の保険収載で癌ゲノム医療は普及する? 2019年6月1日、癌に関連した複数の遺伝子変異を一度に検出できる「癌遺伝子パネル検査」が保険収載された。今回保険適用されたのは、シスメックスの「OncoGuide NCCオンコパネル」と中外製薬の「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」の2種類。どちらも検査実施料は8000点、検査判断・説明…2019/08/05癌
医師4132人に聞く「海外論文ピックアップ」SGLT2阻害薬の臨床試験が読者医師に強い印象 日経メディカルOnlineでは、海外の医学雑誌に掲載された論文の要点を日本語で紹介する「海外論文ピックアップ」を毎週5本程度掲載している。今回は「海外論文ピックアップ」の記事をどのくらいの頻度で読んでいるか、読者の参考になっているか、最近紹介した記事の中で多くの読者に読まれていた論…2019/07/15海外
医師4475人に聞いた「加齢による衰え」医師としての“衰え”は50代前半から体力、気力、視力、手先の精密さ、判断力など、診療や医業経営を行う上での「衰え」は何歳ごろから感じ始めるのか─。日経メディカル Onlineが医師会員を対象に行った調査で、最も多かったのは「50代前半」(21.6%)との回答だった。 「曲がり角」を迎えた後の医師人生に待ち受ける死角に、日経メ…2019/07/08医師のキャリア
医師4695人に聞いた高齢者の運転自分が運転するのは80歳まででも70代以上は「85歳まで」と回答 日経メディカルOnlineでは6月3~9日に、医師会員を対象に「いつまで運転しますか」と題したアンケート調査を行い、4695人から回答が寄せられた。うち運転の経験があるのは4513人(20代166人、30代690人、40代1065人、50代1529人、60代913人、70代125人、80歳以上27人)だった。…2019/06/24ライフスタイル
医師4133人に聞いた「治療の差し控え・中止」透析の非導入や中止を経験した医師は135人日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象に「治療の差し控え・中止に関するアンケート調査」を実施。「治療の差し控え・中止」の経験の有無や実際のプロセスなどを明らかにしました。2019/05/20腎・泌尿器
医師4483人に聞いた「セファゾリン不足の影響は?」セファゾリン不足で病院勤務医の4割「困った」 セファゾリン注射用製剤の後発医薬品を製造し、国内シェアの約60%を占める日医工が、3月上旬を最後にセファゾリンの供給を停止した。供給停止から2カ月が経過したが、他メーカーのセファゾリンのみならず、他の抗菌薬も供給不足に陥っており、抗菌薬を取り巻く状況は依然として厳しい。「類似抗…2019/05/13感染症
医師4156人に聞いた、人工臓器や植え込み型医療機器の認知度人工内耳、補助人工心臓、電気刺激療法…どれだけ知ってる?電子工学を活用した人工臓器や埋め込み型医療機器の開発が進んでいる。こうした電子機器を8つ医師に例示した本誌調査で、認知率がトップとなったのは人工内耳(81.1%)、最下位はバイオ人工膵臓(55.4%)だった。電子機器を使って生体の機能を補う「バイオニック医療」の現状に、日経メディカル20…2019/05/07医療機器
医師4231人に聞いた「医療法人名あるある」医療法人の名前、「愛」「友」「仁」使いがち 医療機関の運営主体を法人化する際、設立者が付けることになる医療法人の名前。この医療法人名は、病院やクリニックの名前ほど外部の人の目に触れる機会はなく、どちらかといえば日陰者の扱いを受けている。ただよく見ると、設立者の思い入れが強そうな名前や、「何となくどこかで見たな」という…2019/05/01医療経営
医師4367人に聞いた「日本医学会総会、注目のテーマは?」医学会総会、「AIとICT」が一番人気医師の10人に1人が参加予定と回答 4年に1度の日本医学会総会。2019年はその開催年であり、学術集会は4月27日から29日にかけて愛知県名古屋市にて開催される(外部リンク:第30回日本医学会総会2019中部)。この学術集会に10人に1人の医師が参加予定であることが、日経メディカル Onlineが実施した「第30回日本医学会総会学術集会に…2019/04/25医師のキャリア
医師4063人に聞いた「平成の30年間で医療は進んだ?」9割の医師が「平成時代に医療は進歩した」日経メディカル Onlineの医師会員を対象とした本誌調査で、平成の時代に「医療はかなり進歩した」と回答した医師の割合は54.0%。「まあまあ進歩した」(35.4%)との回答者と合わせ、約9割の医師が「平成時代に医療は進歩した」と考えていることが明らかになった。…2019/04/08事件・話題
医師3908人に聞いた「学会、いくつ入ってる?」所属学会数「ゼロ」は医師のわずか5%所属学会数の中央値は3学会日本には学術研究団体(学会)が2032学会あり、うち臨床医学系は388学会、基礎医学系は198学会を数える。医師の大多数が所属してきた学会は、今後も安泰なのか。2019/03/08医師のキャリア
医師4217人に聞いた「迷惑な患者、断れる?」迷惑行為による診療拒否経験、半数弱の医師に医師には応招義務があり、患者からの診療要求を断ることはできないとされる。しかし本誌調査では、医師の46.0%が「迷惑行為を理由に診療を拒否した経験がある」と回答した。2019/02/07医療提供体制
医師4492人に聞いたふるさと納税の浸透度「ふるさと納税行ってます」との回答が3分の2 昨今、高額な返礼品がしばしばメディアを賑わすようになった「ふるさと納税」。現状で高額所得者にはメリットの大きな制度になっている。平均的な所得が高い医師層にとって、ふるさと納税はどれほど身近なものなのか。日経メディカル Onlineが会員医師を対象に調査したところ、3分の2がふるさと納…2019/02/01ライフスタイル
医師4045人に聞いた長時間労働の実態(その2)「上長からの指示」で32.7%の勤務医が残業時間申請せず 医師の働き方改革を巡っては2024年4月から罰則付きの時間外労働の上限規制が適用されることが決まっており、現在、厚生労働省に設置された「医師の働き方改革に関する検討会」で議論が続けられている。そこで日経メディカル Onlineでは、読者の長時間労働の実態を探るべく、アンケートを実施した…2018/12/28医師の職場環境
医師4045人に聞いた長時間労働の実態(その1)時間外労働月80時間超は12.8% 医師の働き方改革を巡っては2024年4月から時間外労働の上限規制が罰則付きで適用されることが決まっており、現在、厚生労働省に設置された「医師の働き方改革に関する検討会」で議論が続けられている。2018年12月9日の検討会では、「脳・心臓疾患の労災認定基準(2~6カ月平均月80時間以内、単月1…2018/12/27医師の職場環境
医師2702人に聞いた「肺炎球菌ワクチンの接種を勧めていますか?」肺炎球菌ワクチンを口頭で推奨は半数以下患者が接種しないのは「予防接種を知らない・無関心」 65歳以上で定期接種の対象となっている、23価の肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌夾膜ポリサッカライドワクチン:PPSSV23、商品名ニューモバックスNP)の接種率は、全国で4割程度。同じく、65歳以上で定期接種化されているインフルエンザワクチンの接種率(約5割)よりも、依然として低いままだ。…2018/12/20感染症
医師3970人に聞いた「百日咳の報告義務化を知っていた?」「百日咳が全数把握疾患に」知っていたのは2割 今年1月に5類感染症の全数把握疾患に指定された百日咳。26週までに報告された症例の4分の1を成人患者が占めていた。百日咳は従来、小児の感染症とされていたが、成人にとっても身近な疾患であることが初めて明らかになった。…2018/12/17感染症
医師3952人に聞いた肥満手術の認知度「実際に手術した患者はゼロ」との回答が9割超 我が国でも肥満手術が立ち上がろうとしている。現時点での実臨床における肥満手術の認知度を探るべく、日経メディカル Onlineの医師会員を対象にウェブ上でアンケートを行った。自分の受け持ち患者の中に肥満手術の適応となる高度肥満の患者がいるとの回答は5割に上ったが、実際に手術を受けた患…2018/12/13代謝・内分泌
医師4007人に聞いた「咳嗽の診療、自信のほどは?」長引く咳への対応、「自信ない」医師が過半数いよいよ冬、咳嗽患者が増える季節となった。本誌調査で「咳が止まらない」と訴える患者への対応に自信があるかどうかを尋ねたところ、「自信を持って診療している」との回答はわずか7.1%。「あまり自信はない」との回答が51.9%と最多だった。…2018/12/07呼吸器
医師4348人に聞いた「血圧、どこまで下げますか?」従来通り「140/90mmHg未満」派が過半数 来年の改訂に向けて編集作業が佳境を迎えている「高血圧治療ガイドライン2019」(JSH2019)での方針とは異なり、一般成人の降圧目標を「140/90mmHg未満に据え置くべき」と考える医師が過半数を占めることが、本誌調査により明らかになった。また、75歳以上の高齢患者に対しては、JSH2019案では一…2018/11/22循環器
医師3974人に聞く◎今シーズン主に使う抗インフルエンザ薬はイナビルのシェアをゾフルーザが奪う構図1位はタミフルで44%、小児科では50% 2018/19シーズンに主に使う抗インフルエンザ薬は、タミフルが43.6%で1位だった。2位は27.4%でイナビル、今シーズンが本格的なデビューとなるゾフルーザは15.1%で3位だった。直近の調査との比較では、ゾフルーザがイナビルのシェアを奪う構図が鮮明となった。…2018/11/15感染症
医師3846人に聞いた「誤診したことありますか?」どんな誤診? なんで誤診? 経験を共有しよう! 日経メディカル2018年11月号の特集「忘れられないカルテ」では、医師ならば誰にでもある“記憶に残る症例”を取り上げている。この特集と連動し、忘れがたい症例ともなり得る「誤診」の経験を尋ねたところ、60.9%の医師が「ある」と回答。原因は「経験・知識不足」が最多(64.6%)で、「画像や…2018/11/09医療の質
医師3974人に聞く◎インフルエンザの診療方針ゾフルーザ処方経験者の65%が「今シーズンも積極的に使う」 2018/19シーズンが本格的なデビューとなる抗インフルエンザ薬のバロキサビル マルボキシル(商品名ゾフルーザ)について使用意向を調査したところ、「積極的に使う方針だ」と回答した医師は全体で23.8%、処方経験のある医師では65.3%と高率だった。日経メディカルが実施した「インフルエンザの…2018/11/02感染症
医師4177人に聞いた「改正生活保護法に賛成? 反対?」「生保は後発品」に賛成も、実際ごねられたら… 生活保護法の改正によって、この10月から生活保護を受給している患者に対して、医師が医学的知見に基づき「後発医薬品を使用できる」と認めた場合は、原則として後発品を使用することになった。この制度改正について、日経メディカル Onlineは医師会員4177人を対象に10月8日~14日にアンケートを…2018/10/22医薬品
医師4303人に聞いた、医師の養成経費とそれに伴う何らかの責務について根拠の薄い高額養成費で滅私奉公を強制!? 「『医師1人の養成に1億円かかる』はウソ!?」にあるように、日本医師会や日本医学会、全国医学部長病院長会議は、「医学部6年間で医師の養成に必要な経費は1人当たり約1億円に上る」と断言しているものの、その数字の根拠は薄い。日経メディカル Onlineでは、9月10日~16日に「医師養成には多額…2018/10/09医師のキャリア
医師4224人に聞いた「入学時、母校で入試不正はあった?」許せない? 必要悪? 入試不正東京医科大学が、入学試験で文部科学省官僚の子息らに加点──。この医学部入試の不正問題について本誌が行った調査では、入試不正が自身の入学時に「あった」「あったと思う」との回答は計16.0%に達した。特定の受験生への加点、女性や多浪生の減点など、様々な“調整”が行われてきた背景を日経…2018/10/05事件・話題
医師4051人に聞いた「保険適用はいつ?」iPS治療の実用化、4割は「10年以内」と予測 “夢の治療”の代表格、再生医療。中でもiPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた細胞移植治療は、加齢黄斑変性や重症心不全など一部の疾患で臨床研究が始まっている。医師を対象とした調査では、実用化時期を「10年以内」とする予測が最多だった。…2018/09/07事件・話題
医師4172人に聞いた医療用保湿剤の査定状況「皮膚保湿剤が査定された経験あり」は23% 2018年4月の診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会(中医協)の議論の中で、医療用保湿剤であるヘパリン類似物質外用薬(ヒルドイドなど)について、美容目的での使用が増加している可能性があるとして処方制限が提案されたことは記憶に新しい。3月下旬、皮膚保湿剤の処方に関して査定され…2018/08/27皮膚科
医師3445人に聞いた「病棟再編ホントのところ」同時改定対応策、最多は「病床削減」今年4月の診療・介護報酬同時改定を受け、病棟の再編に取り組む施設が増えている。病院の開設者や勤務医に取り組み状況を聞いたところ、「病床のダウンサイジング(減床)」との回答が最多で、「地域包括ケア病棟の開設、拡大」が続いた。…2018/08/09医療提供体制
医師4148人に聞いた「夏場の大会をどう思う?」東京オリンピックは開催期間の変更を 7月22日、東京消防庁は1日の救急出動数が3125件と過去最多を記録したと発表し(306人が熱中症の疑いで救急搬送)、翌23日には東京都内で観測史上初めて気温40℃を超えた。そして2年後の7月24日からは、東京オリンピックが開催される。…2018/08/06救急医療・集中治療
医師4199人に聞いた「あなたは『不養生』ですか」自分を不養生だと思う医師は70%も原因は「運動不足」が58%、「ストレスが強い」も38% 日経メディカルが今年3月に行った「ライフイベントを抱える医師の実態調査」では、「最も不安に思うライフイベントは?」の問いに、「自分の病気」を挙げた医師が38.9%と4割近くに上りました。なぜこのような結果となったのかを探るために、7月に「医者の不養生に関する調査」を実施しました。そ…2018/07/31医療安全
医師4031人に聞きました治療方針決定時に「余命を考慮」は約半数 日経メディカル Onlineの医師会員を対象とした調査から、約半数の医師がフレイル高齢者の治療方針を決める上で推定余命を考慮していることが明らかになった。2018/07/20プライマリケア
医師4031人に聞きました3分の2の医師が生活指導を実施中 日経メディカル Onlineの医師会員を対象としたインターネット調査の結果、約3分の2の医師が、衰えが目立つフレイル高齢者に対して、運動指導や栄養指導などの何らかの生活指導を実施していた。多くの医師が高齢者の診療における生活指導の重要性を認識していることの表れといえそうだ。…2018/07/19在宅医療
医師4256人に聞いた「患者のフレイル、考慮する?」フレイル高齢者の処方、医師の8割が見直し 加齢に伴って心身の機能が衰え、虚弱となった状態を指す「フレイル」。高齢者を診療している医師に対する調査では、患者がフレイルになったら処方薬の見直しや中止を検討するとの回答が79.2%に上った。…2018/07/18老年医学・介護
医師4256人に聞いた「抗体医薬、使ったことある?」医師の3割に抗体医薬の使用経験あり 2001年6月に抗HER2ヒト化モノクローナル抗体のトラスツズマブ(商品名ハーセプチン)が発売されて以来、数多くの抗体医薬が臨床現場に導入された。その後、幅広い疾患領域での使用が進み、抗体医薬の使用経験を持つ医師は3割を超える。…2018/06/20先端医学
医師3714人に聞く「抗凝固薬の使用と変更に関する調査」処方頻度が高い抗凝固薬のトップは依然ワルファリン 最近では、抗凝固薬を使って血栓塞栓症を予防している高齢患者が増えている。DOAC(直接経口抗凝固薬)の臨床研究によるエビデンスも増え、使い分けも行われるようになってきた。では、実際に読者はどの薬を使用しているのか? 2018年5月14~20日に、「抗凝固薬の使用と変更に関する調査」を行い…2018/06/12循環器
医師3321人に聞く「新規抗インフル薬使った?」ゾフルーザを処方した医師は9.1%「単回投与」評価も、多くの医師が「情報乏しい」と処方見送り 申請からわずか4カ月でスピード承認され、今年3月14日に発売された新規抗インフルエンザウイルス薬ゾフルーザ(一般名バロキサビル マルボキシル)。タミフル(オセルタミビル)と比べて抗ウイルス効果が有意に高いことが確認されており、既存薬と異なる作用機序を有するため、タミフルをはじめノ…2018/05/29感染症
医師3740人に聞いた「PPIをOTCにしてもよい?」PPIのOTC化に開業医は「問題あり」、勤務医は「妥当」 3月16日、厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」において、プロトンポンプ阻害薬(PPI)のスイッチOTC化に関して意見が割れ、結論が持ち越しとなった。セルフメディケーションの推進を目的とするこの会議で、日本消化器病学会がOTC化を容認したのに対し、日本臨…2018/04/26消化器
医師4288人に聞いた「最も不安に思うライフイベントは?」自分の病気が1位、親の介護、家族の病気も不安女性医師の3割がライフイベントを機に離職を経験 働き方改革を進めていく上で、結婚や育児、自分の病気や親の介護などのライフイベントを抱える医師に対する包括的支援が欠かせない。医療機関であっても管理者はもちろん、上司や同僚、他の職種の人々の理解も必要。そこでまず、現状がどのようになっているのかを把握するため、日経メディカル On…2018/04/18ライフスタイル
医師3034人に聞いた「終末期医療でのトラブルは?」トラブルメーカーは遠方の家族、年金狙いも 看取りの経験がある医師に終末期医療でのトラブルの経験を聞くと、4割が「ある」と回答。その多くが、遠方の家族・親戚の来訪によるトラブルを挙げた。患者の年金を家族が当てにするケースにも4割が遭遇し、トラブルの一因となっていると推察される。…2018/03/27医師・患者関係
医師4371人に聞く「病気腎移植に賛成ですか、反対ですか」病気腎移植、泌尿器科医では賛否が拮抗 2017年10月、厚生労働省の先進医療技術審査部会は、東京西徳洲会病院が申請していた「腎摘出術による病気腎(小径腎腫瘍)を用いた修復腎移植術」について条件付きながら先進医療Bとして認めた。2018/02/28癌
医師3958人に聞いた「日本における高血圧の基準は?」「140/90のまま」が「130/80に」を上回る 米国の高血圧治療ガイドラインが2017年に改訂され、高血圧を「130/80mmHg以上」と定義した。これを受けて、日本の診断基準について聞くと、「140/90mmHg以上のままでよい」とする回答が「130/80mmHg以上にすべき」を上回った。…2018/02/26循環器
2040年に増える科、減る科 高齢者人口がピークを迎える2040 年。各診療科の必要医師数の見通しを現場の医師に聞くと、現在より増えるのは、内科、総合診療科、リハビリテーション科。一方、少子化の影響が大きいと見込まれる小児科や産婦人科に加え、外科も必要医師数は減るという見方が大勢を占めた。 二十数年後の医療界…2018/01/23医師のキャリア
医師3824人に聞く「今シーズンは足りた?」インフルエンザワクチン、医師の3割が不足感接種料金は「3500~3999円」が最多、値上げは少数 供給不足の懸念から、13歳以上では原則1回接種とするよう注意喚起された今シーズンのインフルエンザワクチン。実際の供給状況は、どうだったのか。Webアンケートで聞いてみた。2018/01/11感染症
インフルエンザ迅速検査は必須? 流行期のインフルエンザ疑いの患者に対する迅速検査の実施方針を聞くと、8割は「基本的に全例で行う」と回答。「家族内でウイルス曝露が明らかならば行わない」から「患者の要望が強いので全例に」まで幅はあるものの、臨床現場への浸透がうかがえる。…2017/12/11感染症
医師4166人に聞く「先の衆院選はどう行動しましたか?」医療に関する主張・政策は投票に影響せず医師の投票率は7割超 希望の党が失速した上に台風も直撃し、10月22日に投票が行われた第47回衆議院議員総選挙の投票率は52.66%と、戦後2番目の低さになった。これに対して日経メディカル Onlineが会員医師を対象に実施した調査「衆院選の医療・福祉政策に関するアンケート」の結果では、投票に行ったという回答者が72…2017/12/04事件・話題
医師3138人に聞く「訪問診療してますか?」過半数が「訪問診療に取り組むつもりはない」 高齢化が進む日本で待ったなしと言われているのが訪問診療の拡充。しかし、行っていない医師に聞くと、将来的に取り組む意向を示すのは2割にとどまった。全体の過半数を占める「取り組むつもりはない」医師は「勤める病院の方針」「自分は専門科だから」と理由を挙げる。…2017/11/22医療提供体制
医師4341人に聞く「2017衆院選を受けて」消費税10%増税に賛成42%、反対は29%使い道の最多は「医療」を押さえて「子ども・子育て支援」 第48回衆議院議員総選挙の争点の1つだった消費税10%増税について、医師の42%が賛成と回答。その使い道では「子ども・子育て支援」が最も多かった。日経メディカル Onlineが会員医師を対象に実施した調査「衆院選挙に関するアンケート」で明らかになった。…2017/11/15事件・話題
医師3076人に聞く「医療系ベンチャー起業への意識」20代と60代の医師にベンチャーマインド!? ITを活用するなどして医療への新たなソリューション提供を目指すベンチャー企業が目立ち始めている。最近では、医師自らが起業するケースも多くなってきた(開業など医療行為を行うための起業ではなく、いわゆる企業を立ち上げる起業)。このほどニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」の治験…2017/11/14医師のキャリア
医師3336人に聞く「医師臨床研修マッチング対策」新専門医制度を見据えた「大学回帰」は起きた? 10月19日、今年も2017年度の医師臨床研修マッチングの結果が公表された。マッチングに参加した医学生9969人に対し、1022病院の獲得競争が行われた。毎年、まず話題となるのは大学病院希望者数と臨床研修病院(市中病院)希望者数の割合だ。来年度から本格的に始まる新専門医制度には、基幹研修施…2017/10/30医師のキャリア
医師3514人に聞く「敗血症を疑ったら」敗血症の新基準「qSOFA」を知っていますか 感染症を契機に臓器障害が進展する病態である敗血症。過去5年に68.0%の医師が外来、入院のいずれかで疑い例を含めて遭遇している。スクリーニングの新基準qSOFAを使ったことがあるのは2割程度。4割はqSOFA自体を知らなかった。…2017/10/17医師のキャリア
医師898人に聞く「高齢者施設における感染症の現状」施設内流行多いのはインフルに次いで耐性菌 日経メディカル Online医師読者を対象としたアンケート調査から、高齢者施設ではインフルエンザに次ぎ、薬剤耐性菌による施設内流行が多い現状が明らかになった。厚生労働省は今年6月、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランを策定し、抗菌薬の適正使用を推進しているが、高齢者施設における対策の…2017/10/12感染症
医師4161人に聞く「中学生へのピロリ検診・除菌の是非」無症状の中学生へのピロリ除菌、肯定派がやや多い 議論になっている中学生のピロリ除菌について、日経メディカルOnlineの医師会員を対象に調査を行った。2017/09/25消化器
医師3981人に聞く「かぜ患者への抗菌薬処方」その2抗菌薬の適正使用が最も進んでいる診療科は? 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に行ったかぜ診療に関する調査の結果を、かぜ患者を診る機会の多い、内科、小児科、耳鼻咽喉科に分けて集計したところ、抗菌薬の適正使用を心掛けている医師が最も多いのは、小児科である可能性が示された。…2017/09/21感染症
医師3398人に聞いた「母親にCTを迫られたら」頭をぶつけたが異常のない男児。CTを撮る? 男児が床に頭をぶつけたが、目立った異常はない。一方、母親はCT検査を強く要望する。この状況でCTを撮るかを尋ねると、被曝リスクは説明しつつも、「母親が求めるならば仕方なく……」という回答が4割を占めた。…2017/09/15小児科
医師3981人に聞く「かぜ患者への抗菌薬処方」半数超が「今後はかぜへの抗菌薬処方は減らす」3割強は「既に適正使用を実施」、「自分の方針のみで処方」は1割未満 厚生労働省は今年6月、薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの一環で、かぜ患者に対して抗菌薬を処方しないよう求める「抗微生物薬適正使用の手引き」を公開した。その後、医療現場におけるかぜ患者への抗菌薬処方に変化はあったのか。日経メディカル Onlineの医師会員を対象に行った調査の結果を…2017/08/31感染症
医師4100人に聞く「飲酒時の緊急対応」飲酒時に緊急呼び出し、診療しますか? 当直やオンコールに当たっていないのにもかかわらず、いい気分で飲んでいる時に緊急の呼び出しが……。そんな時にどう対応するか。月に数回飲酒する医師2967人の34.0%が「基本的には断るが、緊急の場合には応じるかもしれない」と回答した。…2017/08/23医療安全
過去5年間に転職の経験のある医師1039人に聞くキャリアチェンジは成功だった?失敗だった? 診療科の転科や開業など、過去5年にキャリアチェンジした医師1039人に成否を聞くと、「成功」54.5%、「失敗」7.6%、「分からない」37.9%。キャリアチェンジとして多く挙がった3つのパターン別に見ると、「診療科の転科」で「成功」が若干多かった。…2017/07/24医師のキャリア
自身の認知症予防のために取り組んでいること 様々なエビデンスの蓄積により、中年期からの生活習慣改善が認知症予防につながる可能性が見えてきた。その状況から、68.5%の医師が生活習慣改善に「認知症の予防効果があると思う」と回答。6割は自身の認知症予防を期待して何らかの取り組みに励んでいる。…2017/07/21精神・神経
医師3650人に聞く「SGLT2阻害薬の処方率」SGLT2阻害薬の処方率、低空飛行続く現状で1割にとどまるも、回答医師の過半数が「今後は増加」 SGLT2阻害薬の発売から3年が経過したが、まだ処方率は「低空飛行」の状況にある。今年5月に日経メディカル Onlineの医師会員を対象に行った調査では、「10%以下」との回答が70.5%に上った。日本臨床内科医会が昨年行った調査でも「10%以下」との回答が72.8%であり、DPP-4阻害薬に比べた実臨床…2017/07/11代謝・内分泌
医師3840人に聞く「脳卒中・循環器病対策基本法は必要?」法制化を支持する医師は半数「必要ない」との回答も24%に上る 脳卒中や心臓病の予防・治療、患者・家族の支援体制の整備を目的に、心血管病関連の患者会や学術団体、職能団体が集まって「脳卒中・循環器病対策基本法の成立を求める会」を結成、「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」(略称:脳卒中・循環…2017/07/11循環器
医師3061人に聞く「宿日直の実態」基準満たさぬ「名ばかり宿日直」は全国的無許可の場合、許可基準を「順守できていない」が8割近くに 厚生労働省が示す許可基準が守られていない「名ばかり宿日直」は、30%以上の医師が経験し、労働基準監督署の許可を得ていない宿日直は10%近くに上った。こうした「名ばかり・無許可宿日直」を行っている医療機関は、全ての都道府県に存在していた。日経メディカル Onlineが実施した「宿日直の実…2017/06/13医療安全
「治療しない」選択の是非は? 2017年4月に発表された「成人肺炎診療ガイドライン2017」の最大のポイントは、繰り返す誤嚥性肺炎や終末期の肺炎などに対して「個人の意思やQOLを尊重した治療・ケア」を推奨したこと。治療を行わない可能性をガイドラインで示したことに6割の医師が賛意を示した。…2017/06/12呼吸器
医師3751人に聞く「高齢者の救急診療」炎症マーカーが上昇しない肺炎は約半数が経験 日経メディカルでは、5月22日に翻訳書籍『ここがポイント!高齢者救急』(原題:Geriatric Emergency)を刊行した。本書は複数の基礎疾患を抱えた高齢者が救急外来を受診した場合の対応について解説しているが、同じ状況は各診療科の病棟や、在宅医療の現場でも起こり得ると考えられる。そこで、…2017/06/09救急医療・集中治療
医師3932人に聞く医師(勤務医)は労働者だと思いますか 政府の「働き方改革実行計画」に関連し、「医師を労働者と見なすことに違和感」という見解を日本医師会長など複数の関係者が示している。当の医師に尋ねると、7割が「医師(勤務医)は労働者で、労働法規が適用されるべき」と回答。「当然のこと」と断じる声の多さが目立った。ただし、年代が上が…2017/06/09医師のキャリア
医師3437人に聞いた「医師の働き方改革」時間外労働規制の適用先送りに4割の医師が異議 政府は3月28日に「働き方改革実行計画」を決定。時間外労働の上限規制(罰則付き)の対象に医師を含めたものの、実施は改正労働基準法施行から「5年後をめど」とした。これに44%の医師は「遅い」と異を唱え、速やかな規制を求める。「規制に反対」の医師にも「しょせん無理だから」といった諦観…2017/05/08医師のキャリア
総合診療医と一般内科医987人に聞きました過敏性腸症候群にどう対応していますか?過敏性腸症候群(IBS)の定義に当てはまるような便通異常の訴えを、一般医はどの程度診ているか。総合診療医と一般内科医の回答を集計すると、7割が年に10例未満。多くは何らかの薬剤で対処しているものの、自由記述からは対応に苦慮するケースも少なくないことがうかがえる。…2017/04/19消化器
医師3930人に聞く「愛車のどこがお気に入り?」いまの医師の好みはベンツよりハイブリッド車最も誇りたいのはデザイン、次いで走行性能、安全性 病医院の職員用駐車場を眺めると高級車や個性的な車が並び、医師にはクルマ好きが多いんだなあ、とつくづく思います。「お医者さんといえば、ベンツかBMW」とかつていわれた時代もあったようですが、今の医師たちはどんなメーカーの車に乗っている人が多いのか気になって、Webアンケートで聞いて…2017/04/17ライフスタイル
医師3293人に聞く「1年たった医療事故調査制度」依然、医師の3割が詳細を知らない医療事故調 医療事故調査制度は、2015年10月の開始から1年以上が経過した。制度施行により、病院、診療所または助産所で、提供した医療行為に起因した「予期せぬ死亡」が発生した場合、民間の第三者機関である「医療事故調査・支援センター」への報告と院内調査の実施が義務付けられるようになった。…2017/03/30医療安全
医師3931人に聞く「子育てへの参加」男性医師の育児はまだまだパートナー任せ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に育児に関するウェブアンケートを実施したところ、男性医師で子育てに積極的に参加している(「子育てのほぼ全てを自分で行っている」「子育てのメインは自分で、パートナーにサポートしてもらっている」「パートナーとほぼ半々で育児を分担している」)と…2017/03/16ライフスタイル
癌の罹患経験のある医師203人に聞く自身が癌と診断されて何が一番不安でしたか通常は告知する立場の医師だが、自身が癌と診断されたとき、不安に感じるのはどういったことか。癌に罹患した経験を持つ医師に聞くと、一番多く挙がったのが仕事を続けることに対する不安。治療や余命に対する不安を若干だが上回っていた。癌になった医師は何に悩み、そして闘病経験から何を得たの…2017/03/10癌
医師2856人に聞く「認知症と運転免許」認知症患者の運転免許、6割は「確認していない」 2017年3月12日施行の改正道路交通法により、75歳以上の高齢者が運転免許証を更新する際に認知機能検査で第1分類(認知症のおそれ)と判定されると、医師による認知症の診断が求められるようになる。運転免許に関連して認知症の診断が求められる高齢者は年4000人から5万人に急増すると見られ、認知…2017/02/21精神・神経
医師2893人に聞く降圧治療で本当に120mmHgを目指しますか? 高血圧患者の収縮期血圧を120mmHg未満まで下げる厳格降圧群の優位性を示した米国のSPRINT試験。これを受けて、降圧治療を行う医師の4割以上は「降圧目標を見直した」と答えている。2017/02/15循環器
医師3456人に聞く「大学医局に所属していますか」医局に所属する医師は半数、その理由は… 医学生が臨床実習で各科の病棟を回ったり、初期臨床研修のローテーション先で行われる医局への勧誘。医師臨床研修制度の導入などで入局者の数が減少したといわれており、医局への勧誘合戦はいっそう熱を帯びているようだ。医局員の減少に伴い、教授の絶対的な権力も低下しつつある中、医師は医局…2017/01/25医師のキャリア
医師の3割強が在宅・訪問医療に意欲開設当初は人員・連携先の確保に苦慮 総務省による人口動態及び世帯数調査によると、人口1億2643万のうち、65歳以上は3158万人。待ったなしに進む高齢者の増加に加え、自宅で療養したいと考えるニーズの拡大により、在宅医療の提供体制の構築が求められている。…2017/01/12老年医学・介護
医師3064人に聞く人工知能によって業務内容が変わる診療科は? 近年、人工知能(AI)の医療への応用開発が続々と話題に上るようになってきた。4分の3の医師はAIに取って代わられる業務があると回答している。AIの影響が大きい診療科は総合診療科と一般内科で半数を占めた。AIは医療をどう変えようとしているのか。そして医師はAIの登場をどう受け止めればいい…2017/01/09医療情報
医師3093人に聞く5年前と勤務先は変わった?給料は増えた? 6年目以上の勤務医に対して5年前からの給与の増減を聞くと、37%が増加。ただし、勤務先が変わっていない集団では、増加は3割弱。半数以上が「5年前と変わらない」。 当然ながら、若手の方が増加の割合は高く、年次が上がるほど「給与据え置き」の割合は増える。年次別の傾向も含め、医師の収入…2017/01/09医師のキャリア
医師3079人に聞く「航空会社の医師登録への意向」航空会社の医師登録に前向きな医師は1割多くは「賠償責任に対する不安が払拭できない限り、登録しない」 飛行機や新幹線内で救助要請のアナウンスが流れたとき、どうするか。ドクターコールに応じるか否かは、医師にとって昔からの命題だ。2016年は、日本航空(JAL)と全日空(ANA)が、機内で発生した急病人の応急処置を医師が迅速に行えるよう、搭乗している医師を事前に登録しておく制度を相次いで…2016/12/30事件・話題
医師3857人に聞く「忘年会の思い出」「研修医時代の黒歴史」と振り返る医師も病院の忘年会も、今年はPPAP、恋ダンス… 2016年も残りわずか。忘年会シーズンもそろそろ終わりだろうか。日頃は忙しい医師も、この時ばかりは職場での肩書や職種を超え、ゆったり楽しい時間を過ごせているか。日経メディカル Onlineでは、職場でどんな忘年会を開いているのかを聞き、3857人から回答を得た。…2016/12/22組織
医師3015人に聞く原因不明の発熱に遭遇したら何を調べる? 原因不明の発熱に対して行うべきとされる一連の検査がフィーバーワークアップ。発熱患者のほとんどに対して全てを行っている医師は26%にすぎなかった。一方、抗菌薬投与前に、尿培養、血液培養を行う医師もそれぞれ半数弱にとどまった。…2016/12/12感染症
医師3833人に聞くノロウイルスの迅速検査は必要?不要? 秋から冬にかけて増える感染性胃腸炎。61%の医師が患者・家族からノロウイルス迅速検査キット使用を求められたことがある。しかし、実際に使ったことがあるのは47%。別の質問でも「必要」と見なす医師は52%にとどまった。…2016/11/21感染症
医師3879人に聞く「救急車の有料化に賛成?反対?」医師の9割が救急車の有料化を支持利用1回当たり5000~1万円の負担が妥当とする意見が最多 救急車を要請した事案の多くが軽症患者だとして昨年、国の財政制度等審議会が救急車の一部有料化を検討するよう財務相に提言したことが話題になった。地域医療の第一線で日夜救急患者を受けている医師たちは、救急車の有料化についてどう思っているのだろうか。…2016/11/16医療提供体制
医師3417人に聞く「医師の過重労働対策」主治医は交代制に変えていくべき? 入院患者の主治医を交代制に変更して、医師の負荷を軽減する。その賛否を問うと、44%は「積極的に広げるべき」。しかし25%は「患者を他医に任せるのは不安」と感じ、「医師が少なくて無理」という声も多く寄せられた。…2016/11/10医師の職場環境
医師3386人に聞く「大学病院長はどう選ぶ?」学長の独断はダメ、投票か選考理由を明らかに 医療安全上の問題により群馬大学病院と東京女子医科大学病院が特定機能病院の承認を取り消されたのを契機に、安全管理体制の整備に加えて大学附属病院の運営におけるガバナンス強化策が注目されるようになり、厚生労働省は2016年に「大学附属病院等のガバナンスに関する検討会」を立ち上げた。9月…2016/11/08組織
医師3365人に聞く「かぜ」に処方する抗菌薬はどれですか? 「いわゆる『かぜ』の患者に抗菌薬を処方すべきではない」。この見解には、医師の45%が同意する。ただし、高齢患者の二次感染を予防するためや、抗菌薬を強く求める患者に致し方なく……など、処方せざるを得ない事情も多く寄せられた。…2016/10/12感染症
医師3636人に聞く「音楽療法に関するアンケート」半数以上の医師が「音楽療法に興味はある」ただし現時点での評価にはかなりの差異あり 音楽を聞くとリラックスできたり、楽しくなったり、悲しく感じたりすることは日常的に体験できる。従って心身に影響を与え得ることは、すぐに実感できるだろう。今回は日経メディカル Onlineの医師会員を対象にアンケートを実施して、音楽療法に関する興味について尋ねてみた。…2016/10/11その他
医師2697人に聞く「人獣共通感染症の診療経験」ペットが原因の感染症、動物の治療費はいくら? 平成27年度の犬と猫の推計飼育頭数は約1979万頭で、15歳未満人口の1617万人をこえている。日経メディカル Onlineの医師会員を対象にウェブアンケートを実施したところ、14%の医師に人獣共通感染症(ズーノーシス)を診察した経験があった。診察で苦労した経験を聞いたところ、飼い主(患者)への…2016/09/28感染症
医師3587人に聞く「週刊誌報道による日常診療への影響」週刊誌のネガティブキャンペーンをどう思う?冷静に受け止めるも「説明に時間とられる」に怒り 今年上半期、一部週刊誌が「医者に言われても受けてはいけない手術・飲み続けてはいけない薬」といった大きなネガティブキャンペーンを張った。今回の「医師1000人に聞きました」では、そのキャンペーンで日常診療にどのような影響があったかを聞いた。日経メディカルOnlineの会員医師3587人が回…2016/09/27医師・患者関係
医師3039人に聞いた「新専門医制度の延期、どう思う?」「専門医制度は議論を尽くして」の意見が最多 地域医療が崩壊するという主張に押され、新専門医制度は1年の延期となった。その感想を聞くと、2017年度あるいは18年度のスタートを求める医師は少数派。2016/09/08医師のキャリア
医師1887人に聞いた「失神患者の初期評価は?」失神診察に病歴、心電図、身体所見は必須 失神患者の診療機会(経験)が一定以上ある医師に初期評価の項目を聞くと、最も多く挙がったのが病歴(91%)。…2016/08/08プライマリケア
医師3388人に聞く「医師の臨床研究に法規制は必要ですか?」臨床研究の法規制、必要と必要なしが拮抗3割弱は「研究がやりにくくなる」懸念 2016年5月13日に「臨床研究法案」が国会に提出された。これはいわゆる「ディオバン問題」をはじめとする臨床研究に関する一連の不適正事例を受け、法規制について厚生労働省の検討会などで議論を続けてきた結果を反映したもの。参議院への提出後に選挙が行われると廃案になるため衆議院は採決を見…2016/07/26医薬品
医師3542人に聞いた「経済的な事情での処方変更は?」45%の医師が値段で薬を変更した経験あり効果が高そうな新薬を使いたいが、薬代を安くしたいと患者に請われれば、処方を変更せざるを得ない。45%の医師はそうした経験をしているようだ。2016/07/11医薬品
医師3404人に聞く「揺れる新専門医制度、どうすべき?」医師の半数が「従来の学会主導」を支持「第三者認定による新制度への移行」を支持は3割弱医師偏在を助長するとして再考を求める声が高まり、全面実施が見送られつつある新専門医制度。2017年度以降の後期研修について、第三者機関(日本専門医機構)の認定に基づく制度に移行するか、従来の学会主導の制度のままでいくかの決定は各学会に委ねられることになった。地域医療の第一線で研修…2016/07/08医師のキャリア
医師2778人に聞く「抗凝固薬、リスクか価格か?」新規抗凝固薬のネックは価格の高さ 心房細動に対する抗凝固療法を行う医師に最も多く処方する薬剤を聞くと、62%が依然ワルファリン。次いで14%がリバーロキサバンで、新規経口抗凝固薬(NOAC)の中で一番多かった。2016/06/10循環器
医師3195人に聞く「患者の言葉、分からなかったことは?」(後編)「もも」「つぶし」「おぼさん」…これ全部同じ部位「体調が悪い」を表す言葉も様々 前編では、日経メディカル Online医師会員へのオンラインアンケートの結果から、思わず別の意味に取ってしまいそうな言葉や、不快感や腹痛といった一般的な症状を表す多彩な方言を紹介した。病態の理解の妨げになることもある方言だが、その地域の人にとっては馴染みの深い言葉だ。アンケートには…2016/05/27医療提供体制
医師3195人に聞く「患者の言葉、分からなかったことは?」(前編)患者が坐薬を味噌汁に溶かして飲んでいたワケ方言が分からず、服薬方法の誤解につながったケースも 4月14日から熊本県を中心に相次いだ地震(熊本地震)では、県外から多くの医療者が支援に駆け付けた。慣れない地域での診療では、その地域特有の方言の聞き取りも問題となる。今回、日経メディカル Onlineでは、医師会員を対象に方言に関するオンラインアンケートを実施。3195人から回答を得た。…2016/05/26プライマリケア
医師2808人に聞いた「今の職場から移りたい?」今の職場、4割は「移りたい」 医療機関の種類、地域性によって、医師の働き方や処遇は様々。勤務医に「今の職場から移りたいか」を聞くと、14%が「なるべく早く」、30%が「将来的には」移りたいと回答。理由を尋ねると、やはり多いのは処遇への不満と、家庭の問題など業務外の事情だった。 どうすれば理想の職場に巡り合え…2016/05/11医師のキャリア
医師3326人に聞く「熊本地震の支援者への応援メッセージ」過半数の医師が被災地支援を具体的に検討 今回の震災に対し、何らかの支援を検討しているかどうかを尋ねると、48.8%(1624人)の医師が「はい」と答え、1.77%(59人)が「現地の医師として診療などに従事」している」。過半数の医師が何らかの支援を実施・検討しているようだ(図1)。…2016/04/27事件・話題
医師3472人に聞くポリファーマシー、15剤以上は当たり前? 高齢患者の多剤併用(ポリファーマシー)が話題になる昨今、患者の服用薬剤数の最多記録を聞いてみると、59%の医師が「15種類以上」。多くの医師が、多剤を服用する患者を経験しているようだ。2016/04/13医薬品
医師3484人に聞く「遠隔診療、どう思いますか?」自ら行う気はないが患者の利便性には期待遠隔診療はへき地、離島に住む住民向けのサービスが中心だったが、2015年8月に厚生労働省から出された事務連絡通知「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について」を受けて、最近、様々な企業が遠隔診療をサポートするサービスを始めた関連記事)。…2016/04/08医療機器
医師3225人に聞く「過活動膀胱の診療」ガイドライン推奨のスコア評価実施は3割検尿実施は5割、超音波検査による残尿測定も3割のみ 泌尿器の悩みを抱える患者は多い。連携できる泌尿器科専門医が近くにいれば患者を紹介するだけで済むが、連携先がない場合は、非専門分野でも対応しなければならない。日経メディカル Onlineの医師会員に「過活動膀胱の診療に関するアンケート」を実施したところ、回答した医師の過半数(57.3%、…2016/03/15腎・泌尿器
医師3640人に聞く「乳酸菌を取っていますか?」46%の医師が乳酸菌を毎日摂取一番の理由は「腸内環境を整えることが健康増進につながるから」 数ある健康関連書籍の中で根強い人気を誇るのが「腸内細菌」本だ。それらの本に共通するメッセージは、「ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆やみそなどの発酵食品、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や繊維質を含んだ食品を意識的に取って腸内環境を整えること」。疾患とリスクの知識を豊富に持ち国民の健康…2016/02/17サプリ・食品
医師2561人に聞きました約2割の医師が「ほぼ毎日」運動している人気の運動は「ウォーキング」「ストレッチ」「ランニング」 前回の「食生活」に続き、今回は医師の「運動習慣」について聞いた。日経BPメディカル研究所の調査に回答した医師2561人のうち、約6割が「週に1回」以上、運動していた。医師は普段から忙しいイメージがあるが、忙しい中でも時間を見つけて定期的な運動を心がける医師が多いようだ。…2016/02/09ライフスタイル
医師2737人に聞く糖尿病薬、1剤目の条件は? 2型糖尿病治療薬の第一選択とすることが多い薬剤として、半数超の医師はDPP-4阻害薬を挙げる。選択の際に重視するポイントとして最も多かったのは「低血糖など副作用リスクの低さ」で、「血糖降下作用が確実」を上回った。…2016/02/09代謝・内分泌
医師2561人に聞きました医師が健康のために摂取している食品は?積極的に摂取、第3位が「青魚」、第2位が「コーヒー」、第1位は…医師は、医療の専門家であるとともに、健康に関しても豊富な知識をもった「健康のプロ」だ。その医師たちは、自らの健康のために、どのようなことに気をつけているのだろうか。今回は、その「食生活」の実態に調査で迫った。…2016/01/28ライフスタイル
医師3248人に聞く発熱でも38℃未満ならば、9割の医師は出勤「かぜ」で医師が飲むのは葛根湯、ロキソニン 空気が乾燥し、気温が下がるこの季節。かぜ(感冒)を引くのは患者に限らない。医師は自身が発熱や咽頭痛、咳といったかぜ症状(ウイルス性上気道炎)を発症した場合、どう対処しているのか――。 日経メディカルOnlineの医師会員3248人に、かぜ症状を発症した場合の対処法に関する調査を実施。…2016/01/25感染症
医師1000人に聞く病棟再編で仕事は変わった?在院日数短縮などプレッシャー高まる 一般病棟における業務について、ここ数年の変化を聞くと、4割は「特段の変化なし」。しかし、「在院日数短縮のプレッシャーが大きくなった」「退院支援に関わる機会が増えた」など、変化にさらされている医師も少なくない。…2016/01/12医療経営
医師2901人に聞く「予期せぬ死亡事例」判断に迷った死亡事例を2%が経験今年10月スタートの医療事故調査制度 今年10月、医療事故調査制度がいよいよ始まった。病院、診療所または助産所で、提供した医療行為に起因した「予期せぬ死亡」が発生した場合、民間の第三者機関である「医療事故調査・支援センター」への報告と院内調査の実施が義務付けられた。…2015/12/22医療安全
医師3322人に聞く「ニセ医学」後編患者が「ニセ医学」を試したいと言ったら?私が遭遇した/実施した「ニセ医学」 前編では、医師が「ニセ医学」と聞いて思い浮かべるものをランキング形式で発表した。では、担当する患者がニセ医学に関する情報を得て、試してみたいと言ってきたらどう対応するだろうか。日経メディカル Onlineで、医師会員3322人に4つの選択肢を提示し、最も考えに近いものを尋ねた。また、自…2015/12/18サプリ・食品
医師3322人に聞く「ニセ医学」前編「ニセ医学」と聞いて思い浮かぶのはアレ「現代医学とニセ医学は紙一重」? インターネットなどを中心に目にする「ニセ医学」という言葉をご存じだろうか。内科医でブロガーのNATROM氏は、著書の中で、ニセ医学を「医学のふりをしているが医学的な根拠のない、インチキ医学のこと」と定義している。今回、日経メディカル Onlineで、医師会員3322人に「言葉とその意味をご存…2015/12/17サプリ・食品
医師3394人に聞く准看護師問題「准」医師ってありえますか?准看護師の新規養成には「賛成」「反対」「どちらでもない」が3等分 戦後の看護職不足対策として設置された「准看護師」という資格については、その是非や存在意義が数十年にわたり議論されてきた。「准看護師を新規養成するか」という問題には、賛成派が医師、反対派が看護師という単純化した構図で語られることが多い。しかし、准看護師の新規養成について賛成す…2015/12/11コメディカル
医師2897人に聞く4価ワクチンの接種料金は?65%が値上げ、3000~4500円に今年から4価になって、医療機関への納入価格が上がったインフルエンザワクチン。所属施設において成人への接種料金を値上げしたかを尋ねると、65%が「昨年より値上げした」と回答。値上げ後の料金は3000~4500円が多数を占めた。ワクチン接種料金の変動が流行にどう影響するかも気になる、今シーズ…2015/12/10感染症
循環器医451人に聞くロボット治療の魅力PCIロボット、循環器医の7割が「興味あり」インターベンション医では半数が「使ってみたい」 日経メディカル Online(NMO)では先に、我が国に初上陸した経皮的冠動脈インターベンション(PCI)用のロボット治療機器(以下PCIロボット)を紹介した。循環器領域でもロボット治療機器の実用化が始まったといえそうだが、NMOの医師会員がこの動きをどう捉えているか、尋ねてみた。循環器内科医…2015/12/07循環器
医師2997人に聞く「梅毒の流行」「梅毒流行を実感」は5%と少なく梅毒診療経験がある医師では14%が流行を実感 梅毒の報告数が1989年以来初めて2000件を超えた。東京都を筆頭に大阪府や神奈川県でも流行が拡大している。医師は梅毒の流行拡大をどのように受け止めているのか――。日経メディカル Onlineは「梅毒の流行に関するアンケート」を実施。その結果、「梅毒流行を実感している」は4.9%だった。「実…2015/11/24感染症
医師2865人に聞く「そのかぜ、大丈夫?」「かぜ」と診断した後に重症化した経験は? なかなか難しい、かぜ症状の診察。過去5年間に「かぜと診断したら他の疾患だったことがある」という経験を4割の医師が持っている。さらにその半数は「かぜ」診断後の重症化を経験していた。2015/11/11感染症
医師3137人に聞く医療ツーリズム勤務先が外国人受け入れ準備は10%「余力のある医療機関がやればいい」が本音か 2010年6月に政府が閣議決定した「新成長戦略」に取り上げられたことから、外国人患者を積極的に受け入れる医療ツーリズムが注目を浴びた。閣議決定資料では、2012年度から本格的な受け入れを開始し、2020年の目標として「日本の高度医療および健診に対するアジアトップ水準の評価・地位の獲得」を…2015/11/02医療提供体制
医師3179人に聞く「運動してますか?」医師の半数は「とても運動不足」運動不足への危機感強い20歳代、「運動ゼロ」は50歳代が最多 「スポーツの秋」とはいうものの、日ごろ忙しいとなかなか運動する時間がとれないもの。文部科学省の調査では、日本人の実に4人に3人が運動不足だという。勤労者の中でも特に激務で運動する時間がとれなそうだが、健康意識も高い医師は、普段どの程度運動を行っているのだろうか。今回の「医師100…2015/10/12生活習慣
医師2501人に聞く「ヒヤリハットの経験は?」過去1年間に6割の医師が「ヒヤリ」を体験 重大なミスの背後に多く存在するといわれるヒヤリハット。6割の医師が過去1年に経験ありというから、読者諸兄姉にとっても他人事ではないだろう。起こった局面を聞くと、経験者の7割(全体の4割)が「薬剤の投与」時を選び、薬剤名や用量の間違いの事例も多数挙がった。…2015/09/07医療安全
医師3460人に聞く「今年の夏期休暇は?」医師の夏休み、5日派、3日派が多数1割は「取得しない」 最高気温が35℃を超える猛暑日が各地で続いたこの夏。東京都心では猛暑日が8日連続となり、記録を更新した。うだるような暑さの中、医師たちは休息を取れているのだろうか。土日・祝日や休診日など通常の休日以外に取った夏期休暇について、日経メディカル Onlineの医師会員を対象に聞いてみた。…2015/08/26医師の職場環境
医師2852人に聞く「2025年問題への備えは十分?」「10年後、備え不十分で大変な状況に」が3割も自身の健康、貯蓄、親の介護などプライベートの悩みも多い 10年後の2025年には団塊世代が75歳以上となり、超高齢社会が到来すると言われている。医療や介護のニーズが高まることが想定される一方で、社会保障のバランスが崩れることが懸念されており、これを「2025年問題」と呼ぶ。4人に1人が75歳以上という状況での病床数の不足は必至で、在宅医療や在宅…2015/08/20在宅医療
医師2975人に聞く「機能性表示食品、どう思う?」医師の8割近くは機能性食品の利用を容認特定保健食品も含め、3分の2は患者からの相談応需経験なし 6月から販売が始まった機能性表示食品。この「新しい枠組みの健康食品」について、医師はどの程度認知しているのだろうか。患者が機能性表示食品や特定保健用食品など、健康維持に役立つとされる機能性食品を利用することに対して医師はどう考えているのだろうか。日経メディカル Onlineの会員医…2015/08/19生活習慣
医師3150人に聞く◎「専門医の更新要件」専門医更新に診療実績は必要だと思いますか新専門医制度で更新の煩雑化を懸念 2017年度に始まる新専門医制度の柱の1つとして、専門医の更新要件に「診療実績」が加わることになる。2015/08/11医師のキャリア
医師2457人に聞く◎出身医学部の評価総合評価で「順天堂」「自治医」「慶応」が上位に「医学部の実力に関するアンケート」より Vol.2 日経メディカル Onlineが実施した「医学部の実力に関するアンケート」によると、卒業生の総合評価が最も高かったのは「順天堂大学」だった。「自治医科大学」が2位、「慶應義塾大学」が3位だった。2015/08/04組織
医師2457人に聞く◎医学部を評価する指標とは「研究論文のインパクトファクター」が第1位「医学部の実力に関するアンケート」より Vol.1 医学部の実力を評価する上で、ふさわしい「指標」とは何なのだろうか――。日経メディカル Onlineの医師会員を対象に調査した結果、「研究論文のインパクトファクターの合計点」を挙げた人が44.5%と最多だった。…2015/07/31医師のキャリア
医師790人に聞く「C型肝炎の紹介基準は?」病態が進むまで紹介保留も多い C型肝炎治療ガイドラインは「ALT>30U/Lあるいは血小板<15万/μL」を原則、治療対象としている。しかし、HCV陽性患者を「検査値などの基準に従って肝臓専門医に紹介する」医師790人に紹介基準を聞くと………2015/07/08消化器
医師2947人に聞く「医療事故で病院は適切に対応してくれるか?」17%が「病院に責任を押しつけられるのでは」と不安今年10月スタートの医療事故調査制度に医師が抱く不安 今年10月、医療事故調査制度がいよいよ始まる。しかし、4月の時点で9割以上の医師は制度の詳細を把握しておらず、7割以上は半年後のスタートさえ知らないという状況だったことは既報の通りだ。同じ調査では、「あなたが医療事故の当事者となり、院内事故調査が行われた際、病院は適切な対応を取っ…2015/06/10医療安全
医師3215人に聞く「家族の認知症を経験したことがありますか?」医師が身内の認知症を経験して分かったことは?半数近くが経験、重症例は家庭での介護は不可能 認知症の患者数は2012年で約462万人と推計され、2025年には700万人を超えると予想されている。認知症患者の増加はどのくらい差し迫った問題なのか、患者として診療する場合だけでなく、家族の認知症介護問題に直面したことがあるかどうかを尋ねてみた。…2015/06/03精神・神経
医師2884人に聞く「医師になって抑うつ症状になった?」4割弱の医師が抑うつ、うつ病症状を経験過重労働、上司・先輩からの理不尽な指導がきっかけに 初期臨床研修を始めて3カ月たつと、研修医の5人に1人が抑うつ症状を来すと言われている。これは2011年に250施設を対象に実施された「卒後初期研修における研修医のストレスに関する多施設研究」(文部科学省科学研究費基盤研究)で示されたデータだ。若手医師が強いストレスにさらされていること…2015/05/29精神・神経
医師3162人に聞く「東京五輪も禁煙五輪にすべき?」2020東京五輪での広範な禁煙を9割超が支持現在喫煙中の医師でも6割が大会時の禁煙には賛成 オリンピック開催都市では、大会に合わせて飲食店を含めた公共の広範な施設において禁煙が実施されている。2020年の東京五輪においても同様な措置を実施すべきか、日経メディカル Onlineが医師会員を対象にアンケートを行ったところ、9割以上が「実施すべき」と回答した。東京都は五輪を見据えた…2015/05/13公衆衛生・予防医学
医師2947人に聞く「医療事故調査制度を知っていますか?」医療事故調、医師の3分の1は「全く知らない」 今年10月、医療事故調査制度がいよいよ始まる。しかし、9割以上の医師は制度の詳細を把握しておらず、7割以上は半年後のスタートさえ知らなかったという状況だ。2015/05/12医療安全
医師3259人に聞く「何時間寝ていますか?」翌日が休みなら、医師もやっぱり寝だめする平日の睡眠時間、50歳代までは「5~6時間」が最多睡眠医学の観点からは、寝だめは睡眠リズムを乱し、不眠の引き金になるとされている。とはいえ、普段から寝不足なら、やはり休前日はゆっくり寝たいのが人情。そこで今回の「医師1000人調査」では、医師の睡眠時間を平日と休前日に分けて聞いてみた。…2015/04/30精神・神経
医師2532人に聞く「3大認知症を鑑別していますか」認知症の3タイプを積極的に鑑別するのは24.5%6割の医師がアルツハイマー型認知症にドネペジルを処方 高齢社会となった今、診療科を問わず、認知症患者を診る機会は増えている。その際に、認知症の鑑別をどこまで行っているのか――。日経メディカル Onlineでは医師会員を対象に認知症診療に関するアンケートを実施し、2532人から回答を得た。…2015/04/13精神・神経
医師2958人に聞く「DTC遺伝子検査についてどう思う?」自分の遺伝子を調べてみた医師は何%?個人向け遺伝子検査の「混乱」と「情報漏洩」を懸念 大手IT企業のDeNAやヤフーの参入が話題となって、利用者が増えた個人向け(direct to consumer:DTC)遺伝子検査サービス。利用者自らが採取した唾液や口腔粘膜を送付することで癌や生活習慣病のリスクや体質の傾向が遺伝子型から算出されるものが多い(関連記事:遺伝子検査は「予防のため」か「…2015/04/10先端医学
医師3106人に聞く「経験したことがある職業上のリスクは?」患者血液の曝露を半数が経験「暴力・暴言、セクハラ」も47% 様々な危険が潜んでいる臨床現場。これまでに経験したトラブルとして、半数の医師が「針刺しなどによる血液曝露」「暴力・暴言、セクハラ」を挙げた。2015/04/09医師・患者関係
医師2603人に聞く「不眠患者への初回対応と、最もよく投与する睡眠薬」睡眠薬と生活指導、どっちが先?初回対応で生活指導は6割が実施、睡眠薬は7割が処方 取材では「不眠を訴える患者には、取りあえず睡眠薬を出すだけで、特に生活指導は行わない医師が多い」という話をよく聞くのだが、実態はどうなのだろうか。初回から睡眠薬を出すのか、出さないのか。生活指導は行っているのか、いないのか。実際の診療行動について、日経メディカル Onlineの医師…2015/03/18精神・神経
医師2634人に聞く「看護師と衝突したことありますか?」66%の医師が看護師との“バトル”を経験「看護業務でないからできない」「指示出しが遅い」の主張にうんざり 円滑なチーム医療の遂行に欠かせない、医師と看護師の連携。だが現実には、コミュニケーション不足などが原因で、職種間での意見の食い違いや認識のズレが生じることがある。そこで今回の「医師1000人に聞きました」では、日経メディカルOnlineの医師会員を対象に、臨床現場における看護師との言…2015/02/23コメディカル
医師2876人に聞く「電子たばこの認知度」増える電子たばこ、8割以上は詳細を知らず一方で1割は「患者から質問されたことがある」 本サイト記事「電子たばこの規制に動く欧米、遅れる日本」にあるように、欧米では電子たばこが爆発的に売り上げを伸ばしており、ニコチンを含有する製品については紙巻きたばこに準じた社会的規制が導入されつつある。わが国での普及も時間の問題とされていることから、日経メディカル Onlineの会…2015/02/19生活習慣
医師2423人に聞く「運動器由来の慢性痛でよく使う薬剤は?」7割以上がよく使うNSAIDs、次の一手は?6割の医師が慢性痛の治療に悩み 高齢社会となった今、運動器由来の慢性痛は診療科を問わない問題だ。このたび、日経メディカル Onlineでは医師会員を対象に運動器由来の痛みに関するアンケートを実施。2423人から回答を得た。2015/02/18骨・関節・筋
医師2136人に聞く「医療従事者の被曝の実情」56%が「周りで線量計を正しく使っていない」「放射線安全管理や教育訓練が十分ではない」は7割超 医療における放射線利用が拡大するに伴い、患者はもちろん、医療従事者の被曝対策も課題になっている。今回の「医師1000人に聞きました」では、放射線診療に従事する医師が、「医療従事者の被曝の実情」についてどのような認識を持っているのかを明らかにした。…2015/02/09放射線科
医師3007人に聞く「年末年始は何日休みましたか?」民間企業は9連休も、医師の年末年始休暇は?平均5.3日、病床数による差はなし 官公庁の年末年始の休日は12月29日から1月3日までと定められており、民間企業もそれに準じて休日を設定しているケースは珍しくない。2014年は12月27日が土曜日だったことから、15年にかけての年末年始は9連休だったところが少なくなかったようだ。…2015/02/02ライフスタイル
医師1170人に聞く「2015年の医療界注目ニュースと新チャレンジ」今年の注目は専門医制度の動向 年明けから大きなニュースが続き、波乱の幕開けとなっている2015年だが、日本の医療界ではどんなニュースが注目されるだろうか。松の内に医師1170人に聞いた回答を紹介する。2015/01/31事件・話題
医師2985人に聞く「類似薬の中から処方薬を選ぶ理由」「使用経験の長さ」「院内採用」が2大理由「服用しやすい剤形」は最下位 日経メディカル Onlineは、昨年11月のリニューアル以降、週替わりで「NMO処方サーベイ」を行っている。これは日経メディカル Onlineの読者調査を基にしたもので、これまでDPP4阻害薬やトリプタン、スタチンなど、作用機序が同じ類似薬の中から処方頻度が最も高い薬剤をアンケート調査し、その結果…2015/01/22医薬品
医師3185人に聞く「臨死体験についてどう思いますか?」臨死体験を「死後の世界」と考える医師は約2割3%は「臨死体験をしたことがある」 臨死体験とは、事故や病気で死にかかった人が、意識を回復したときに語るイメージ体験。「横たわる自分の姿を上から見下ろしていた」「三途の川を見た」「お花畑の中を歩いた」「死んだ人に出会った」など共通のパターンが知られている。臨終の場面に立ち会うことも多い医師は臨死体験についてど…2015/01/19ターミナルケア
医師2311人に聞く「迅速検査陰性のインフルエンザ疑い例にどう対処?」抗インフルエンザ薬、使う?使わない?小児の解熱、薬を欲しがる親は減っている? 発熱や咳など感冒症状を訴える患者が外来に列をなす季節。インフルエンザも、ついに流行期に突入した。外来診療でインフルエンザを診断する際、迅速診断キットによる検査を行う医師は多いだろう。しかし、迅速診断キットは発症早期の検出限界や検体採取の手技の巧拙が結果に影響することも知られ…2014/12/24感染症
医師2887人に聞いた「患者と恋に落ちるのってアリ?」患者との恋愛、半数超の医師が「避けるべき」 クリスマス直前、恋人たちが愛を語り合う季節がやってきました。今回の「医師1000人に聞きました」は、そんな甘い雰囲気が漂う季節だから、というわけでもないのですが、「患者さんとの恋愛についてどう思いますか」という意識調査を行ってみました。…2014/12/22医師・患者関係
医師2622人に聞く「インフルエンザワクチンを接種していますか?」9割の医師は毎年ワクチン接種を受ける「接種を勧めない」否定派は1%に満たず インフルエンザの予防接種に対するイメージは様々だ。最近は大量生産目的で増殖能の高い株を作成する過程で抗原性が変化してしまう卵馴化の問題も指摘されている。ワクチン用に選定した原株と流行株が一致していたのに、ワクチンの効果を期待できない事態も起こっている。そこで医師はインフルエ…2014/12/17感染症
医師880人に聞く、二日酔い対策二日酔い対策には医師もウコン二日酔いになったら、やはり「水分補給」 年末年始シーズン。患者に飲み過ぎを注意する機会は増えるだろう。では当の医師たちは飲み会の前にどんな対策を講じ、二日酔いになったらどう対処しているだろうか。医師879人に聞いた結果、一般人と同様に薬局などで買える市販薬や食品を愛用する医師が1割程度。二日酔いの場合は、半数が水分補…2014/12/08ライフスタイル
医師2531人に聞く「いつも手袋してますか?」1割が手袋を「常に着用」普段は手洗い消毒、「冷たい」印象を気にする声も 患者と日々接触するため、疾患への感染リスクが高い医療従事者。患者に接触する際に手袋を着用しているか日経メディカル Onlineが医師2531人に聞いた結果、「常に着用している」と答えた医師は11%にとどまった。「基本的に着用するが、着用しない時もある」は24%、「あまり着用しないが、場合に…2014/11/12公衆衛生・予防医学
花粉症診療を行う医師1744人に聞く「舌下免疫療法への期待は?」自宅で服薬できる舌下免疫療法に8割が期待長期服用のコンプライアンスや副作用への対応には懸念 スギ花粉症に対する国内初の舌下免疫療法薬(シダトレンスギ花粉舌下液)が今年10月に発売された。シダトレンの発売によって、抗アレルギー薬の使用や鼻粘膜焼灼術などの対症療法が中心とされていたスギ花粉症への治療に、新たな選択肢が増えることとなる。…2014/11/10アレルギー・免疫
医師2306人に聞く「今後、死体検案に関わりますか?」25%は死体検案の講習会に「参加したい」9割弱は「関わりたくない」が・・・ 「死体検案」(以下、検案)とは、死因不明の死体に対し、医師が外表を検査するなどして、医学的見地から死因や死亡時刻などを推定する行為を指す。独居高齢者の増加を背景に孤独死が増えるとみられており、今後、死体検案の需要が増すことが予測されている。…2014/11/05検査
医師2119人に聞く「デング熱に関する相談を受けましたか」「デング熱かも?」と相談を受けた医師は2割弱デング熱の次はマラリアが来るのでは… 今年8月、海外渡航歴のない10代女性が発症したのをきっかけに、国内での感染が急速に拡大したデング熱。代々木公園(東京都渋谷区)を中心に全国に感染が広がることとなった。2014/10/22感染症
医師2567人に聞く「学会のランチョンセミナー、必要?」「弁当くらいで処方は変わりません」7割の医師が「ある方がいい」 昨年以降、臨床研究での不正が次々と明らかになり、医師と製薬企業の関係に厳しい目が向けられている。病院によっては、MRの立ち入りや営業活動を禁止するところも出てきた。こうした中、学会で企業が弁当などを無料で提供して行っている「ランチョンセミナー」についても、是非を問う声が上がっ…2014/10/21組織
医師1788人に聞く「NOAC時代の心房細動・経口抗凝固療法」抗凝固療法の実施率「増加」が5割超える処方の比率はNOACがワルファリンの1.5倍に 新規抗凝固薬(NOAC)が発売され3年が経過した。ワルファリンよりも使いやすいとされているNOACの登場で、心房細動(AF)患者に対する経口抗凝固療法はどの程度普及したのだろうか――。日経メディカル Onlineの医師会員に聞いた結果、適応となる患者への実施率が増加したとの回答が5割を超えた。…2014/10/20循環器
医師2222人に聞く「高齢者に転倒の既往を尋ねてますか」転倒歴を話さない患者を7割超が経験「高齢者に多い」「年のせい」は禁句 先月から始まった「連載:若手医師への老年医学のすすめ」では、第1回テーマが「転倒の既往」だった。著者であるノースキャロライナ大学チャペルヒル校医学部内科老年医学教室助教授の岩田勲氏は、「転倒の最大の対処法は予防。高齢者の外来診療において、お年寄りが転んでしまう前に転倒リスクの…2014/10/06老年医学・介護
医師1966人に聞く「プレゼンに自信ありますか?」医師が参考にするプレゼンターはあの人プレゼンの悩みは「緊張」「スライド作成」 プレゼンテーションといえば、学会や院内での症例発表を想像する人が多いのではないだろうか。しかし、プレゼンテーションとは本来、「情報伝達手段の一種で、相手に情報を提示して理解や納得を得る行為」。患者・家族への説明はもとより、他科・上級医へのコンサルト、同僚・看護師への申し送り…2014/10/03医師のキャリア
医師1890人に聞く「ご存じですか?透明性ガイドライン」原稿料の金額や個人名の開示、「賛成」が4割今年から始まった講演料や原稿料などの開示は「知っている」が65% 2014年から、製薬企業が医師に支払った講演料や原稿料などの金額が、個人名とともに開示されることになった。日本製薬工業協会(製薬協)の「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」(以下、透明性ガイドライン)に基づくもので、2013年度分については既に13社が情報を開示している。…2014/09/18医の倫理
医師2097人に聞いた「終末期への対応で迷うことは?」終末期患者への対応、7割が「迷う」 死を回避できない状態に陥った場合、限られた時間をどのように過ごすのが最善か――。患者の価値観は多種多様な上に、取り囲む状況も一人ひとり異なるため、そこに模範解答は存在しない。終末期患者への対応を考える際には、医学的適応だけでなく、患者本人の意向、家族の意向、介護状況など様々…2014/09/08ターミナルケア
医師2202人に聞く「大病院の外来制限強化に賛成ですか?」自己負担増による大病院の外来制限、約8割が「賛成」 「大病院への外来患者集中の是正」は、現在進められている医療制度改革の主要なテーマの一つ。軽症患者が大病院の外来に集中している状況を改めるため、厚生労働省はこれまでも様々な対策を実施してきたが、十分な効果が上がっていないのが実情だ。…2014/08/29行政・制度
医師2051人に聞いた「感染予防策は万全?」感染症「標準予防策」は7割が自信あり手洗いなど個別の予防策には不安も 「全ての患者が感染症に罹患している」という前提で実施するスタンダードプリコーション(標準予防策)。米CDC(疾病予防管理センター)が1996年にコンセプトを示して以来、スタンダードプリコーションは感染制御の基本として普及が進んでいる。…2014/08/25感染症
医師2457人に聞く「お中元は贈りますか?」お中元は恩師、親戚、以前の上司に半数以上が「贈る」が、30歳代は4割未満 日本の夏の風習といえば、お中元。時期的に既に贈った人は多いだろうが、お盆までに贈らないと…という人もいるだろう。果たして医師にとっては慣習となっているのか。日経メディカル医師会員に聞いてみた。…2014/08/05ライフスタイル
医師2099人に聞く「混合診療の拡大に賛成ですか?」混合診療拡大、条件付きで賛成派が多数国民皆保険の将来を占う試金石となるか 保険診療と保険外診療の併用(いわゆる混合診療)範囲拡大は、これまで何度も議論され先進医療や差額ベッドなど対象項目を少しずつ修正してきた。ところが最近、安倍内閣が併用を積極的に拡大する方針を打ち出したため、再度注目を集めることとなった。そこで読者の医師はこの問題をどう考えてい…2014/07/16行政・制度
医師1852人に聞いた「輸液療法で迷った経験は?」輸液療法で8割弱が「迷う、難しいと感じる」体液過剰、安全域が狭い患者など、様々な場面で迷い 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、輸液療法で迷った経験の有無を聞いたところ、8割弱が「ある」と回答。「若手からベテランまで悩みは尽きないようだ。2014/07/11プライマリケア
医師2263人に聞く「糖質制限ダイエットを支持しますか?」過半数の医師が「糖質制限」を支持医師の3人に1人は自ら実行 糖質制限(低炭水化物食)ダイエットとは、1日の食事の中で白飯やパン、麺類といった炭水化物の摂取量を減らすというもの。その分脂肪や蛋白質の摂取量が増えても問題ないとする。「減量に成功した」「HbA1cが正常範囲に戻った」という声が聞かれる一方で、「長期的な効用は認めず、むしろ死亡リ…2014/07/09代謝・内分泌
医師2296人に聞く「いつまで『医師』を続けますか?」60代は当然現役、「70歳を過ぎても続けたい」「周りに迷惑をかける前に引退したい」が… 多くの日本の会社員が定年を迎えるのは60~65歳。最近は年金支給開始年齢の引き上げに伴い、定年延長や高齢者の雇用促進などの話題が尽きない。一方、「医師」はというと、常勤勤務医としての定年はあっても、医業を退く時期は個人の自由。何歳まで現役でありたいと考えているのか、現場の医師に…2014/06/18医師のキャリア
医師2286人に聞く「持病はありますか?」 Vol.2医師がよく飲んでいる薬は?半数の医師が「常用薬あり」と回答 日経メディカル Onlineが医師自身の健康状態について2286人に調査したところ、常用薬が「ある」と答えた医師が約半数に上った(図1)。2~3種類の薬を服用している医師が多かった。最も多かった組み合わせは、降圧薬と脂質異常症治療薬で、146人がこの2種類を含む薬を服用していた。…2014/06/10医薬品
医師2286人に聞く「持病はありますか?」 Vol.1「医者の不養生」は本当だった!7割の医師が、何らかの持病が「ある」と回答 古くからあることわざ、「医者の不養生」は本当か――。日経メディカル Onlineが医師自身の健康状態について2286人に聞いたところ、67.6%が何らかの持病が「ある」と答えた。最も多かったのは高血圧で、脂質異常症、アレルギー(花粉症など)、腰痛・関節痛と続いた(図1)。…2014/06/09医薬品
医師2034人に聞く「HPVワクチンの接種勧奨を再開すべきか?」HPVワクチン、6割が「接種勧奨を再開すべき」産婦人科医は4分の3が「再開すべき」 定期接種化から2カ月で接種の勧奨が中止され、1年近くが経過しているヒト・パピローマウイルス(HPV)ワクチン。厚生労働省は副反応とワクチン接種の関連を調査する目的で、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を設置。議論は続けられており、未だに接種勧奨を再開するかどうか…2014/06/02感染症
医師2074人に聞く「医学部は新設すべき?」6割超が医学部新設反対、「地域によっては賛成」派も新設しても地域や診療科の偏在は解決できない 医師不足の解消を目的とした医学部新設の議論が進んでいる。震災復興の観点から、東北地方で医学部新設を認可する方針が決まったのを皮切りに、国家戦略特区では成田市に新設する案も浮上している。しかし、日本医師会は医学部新設に反対を続けており、全国医学部長病院長会議も反対声明を発表、…2014/05/29医師のキャリア
医師1852人に聞く「医学部への飛び級入試の是非」医学部に天才は不要? 「飛び級」入試に3割は反対 日本の技術競争力の強化や高等教育改革といった観点で、かねてから導入が議論されている「飛び級」入試。医学部への導入が実現することを医師はどう見るか、日経メディカル Onlineの調査で尋ねた(回答数1852人)。…2014/05/23医師のキャリア
医師857人に聞く「留学は成功? 失敗?」海外留学、6割が「成功」とは言い切れず「貴重な経験できたが、帰国後のキャリアに生かせなかった…」 多くの医師が一度は経験してみたいと考える海外留学。言葉の壁はもちろん、留学先との交渉、学費や生活費の工面など、乗り越えなくてはならないハードルは高いが、日本では得がたい経験を積むことができる。半面、「留学から帰国後にポストが無かった」と言う医師もちらほら。…2014/05/19海外
医師1409人に聞く「便失禁の訴えへの対応は?」便失禁に対して26%が直腸診を実施「紹介すべき専門施設が分からない」という声も 日常臨床で便失禁を訴える患者を診察し、臨床現場ではどのように対応しているのか。「便失禁診療に関する調査」で実態を探ったところ、「外来診療で、便失禁(無意識もしくは本人の意思に反して便が漏れる症状)を訴える患者を診たことがありますか」という問いには、およそ半数の49%(689人)が…2014/05/14消化器
医師1604人に聞く「胃瘻造設時に嚥下機能検査を実施しているか?」胃瘻造設時の嚥下機能検査、半数超が「していない」意思疎通できる患者には積極的に行うケースも 2014年度診療報酬改定では、胃瘻造設術の点数が1万70点から6070点に大きく引き下げられた。代わりに、胃瘻造設時嚥下機能評価加算(2500点)が新設され、術前に嚥下造影(VF)または嚥下内視鏡(VE)を行い、嚥下機能を評価すれば、従来の胃瘻造設術の点数に近い報酬となるよう、点数が見直された…2014/05/09消化器
医師2113人に聞く「臓器提供の意思表示をしているか」臓器提供の意思表示、7割の医師は「していない」家族への負担から躊躇、1割は「提供の意思はない」と明記 2012年7月以降、新たに発行される運転免許証の裏に、臓器提供に関する意思表示欄が加わっている。また、健康保険証の裏面にも同様の意思表示欄が設けられている。臓器提供の意思表示が、昨今、身近になってきているようだが、臓器提供に関して医師自身はどう考えているのだろうか。…2014/04/28先端医学
医師2300人に聞く「STAP細胞は実在すると思う?」6割弱は「STAP細胞は実在しない」と思う小保方氏の会見後は半々に 小保方晴子氏本人の会見を経ても、いまだ騒動が続くSTAP細胞論文の是非。Nature誌に投稿された論文の瑕疵が捏造に当たるのか否かという問題の一方で、大きな関心事となっているのがSTAP細胞が実在するのか否か。実在するのならば、臨床応用に向けた研究の進展が今後期待されるが、果たして現場の…2014/04/15事件・話題
医師2065人に聞いた、患者からの謝礼への対応「気持ちを尊重して受け取る」が約4割 退院時、入院時など様々なタイミングで患者・家族が手渡そうとする謝礼の金品。徳洲会グループの「ミカン1個もらわない」というスローガンは有名だが、一般にはどんなルールを設けている医療機関が多いのだろうか。…2014/04/11医師・患者関係
医師1701人に聞く「SNSを使っていますか?」 Vol.2利用者の3割は仕事にSNSを使っている中には同じパスワードを使い回すユーザーも SNSの利用目的を質問してみたところ、67.2%と利用者の3分の2は「趣味の情報などプライベートでの利用がほとんど」だ。だが「仕事上での情報交換がほとんど」という回答も6.1%あった。プライベートと仕事の両方に使っている回答も合わせると約3割の回答者が仕事でもSNSを使っていた(図3)。…2014/04/03医療情報
医師1701人に聞く「SNSを使っていますか?」 Vol.1現在のSNS利用者は半数以下最も利用者が多いのはFacebook 世の中ではソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が花盛りである。最大手のFacebookで世界中の利用者数が10億人を超えたと話題になったのが2012年秋だった。日経メディカルでもFacebookやTwitterで、新着記事紹介などの試みを行っている。では読者の医師はどのくらいSNSを利用しているの…2014/04/02医療情報
医師1823人に聞いた「お薬手帳」の利用度84%がお薬手帳をチェックして良かった経験「あり」 2014年度診療報酬改定で薬剤服用歴管理指導料(41点)が見直され、お薬手帳に関する算定要件を満たさない場合の点数(34点)が新設されることになった。患者にしてみれば、お薬手帳を持たなければ医療費がわずかだが節約できることになるため、4月以降、お薬手帳の利用がどう変化するか、気になる…2014/03/19医薬品
医師1927人に聞いた「2014年診療報酬改定案の現場へのインパクト」 約2割の医師が「主治医報酬」算定の意向8割以上の医師が今回の改定率に「不満」 厚生労働省の中央社会保険医療協議会が先月、厚生労働大臣に答申した2014年度診療報酬改定案。改定率は全体で0.1%の引き上げで、消費増税補填分を除くと1.26%のマイナス。改定率や主な新点数項目について現場の医師はどう思っているのか、ミニアンケートで聞いてみた。…2014/03/07行政・制度
医師1067人に聞いた「お気に入りの抗ヒスタミン薬」花粉症医師の8割が抗ヒスタミン薬を服用一番人気はアレグラ、続いてザイザル、アレロック 日本人に占める花粉症患者の割合は、3割にも上ると言われている。だとすれば、医師の中にも毎年花粉症に悩んでいる人が少なくないはず。そこで今回は、「医師は自分自身の花粉症の治療のために、どんな薬をチョイスをしているのか」をテーマに、ミニアンケートを実施してみた。…2014/02/28アレルギー・免疫
日常診療で咳を診る機会のある医師1036人に聞く Vol.3「主訴:長引く咳」で経験した思いがけない疾患最も多かったのは結核、次いで肺癌、GERDも この時期に診ることの多い、長引く咳を訴える患者。だがその背景には、意外な疾患が潜んでいることがある。長引く咳を主訴に受診した患者で、思いがけない診断に至ったケースについて自由意見で尋ねたところ、最も多かったのは肺結核、気管支結核をはじめとする結核だった(図1)。「慢性咳嗽と診…2014/02/27呼吸器
日常診療で咳を診る機会のある医師1036人に聞く Vol.2「長引く咳」に最初に処方するのは?「自分で対処できている」医師で目立つ、吸入ステロイドとPPIの処方 長引く咳を訴える患者に対し、次の受診までに処方する頻度の高い薬剤としては、鎮咳去痰薬が最も多かった(図1)。長引く咳の訴えに「自分で対処できている」と答えた医師に限って見ると、吸入ステロイドも鎮咳去痰薬と並んで多かった。一方、「まあまあ対処できている」「専門医に紹介することが…2014/02/26呼吸器
日常診療で咳を診る機会のある医師1036人に聞く Vol.1「長引く咳」にうまく対処できている?75%以上の医師が「対処できている」 日常診療で診る機会の多い、コモンな症状である咳。特にこの時期は、長引く咳を訴えて受診する患者も少なくないはずだ。日経メディカル Onlineの調査では、日常診療で咳を主訴に受診する患者を診る医師1036人のうち、成人の長引く(2週間以上続く)咳の訴えに「自分で対処できている」と答えた医…2014/02/25呼吸器
医師1030人に聞いた「年始の挨拶」 Vol.2患者さんに年賀状を送りますか?「患者に送る」医師の6割は「1~10枚」 「患者に対して年賀状を送るか」も聞いてみると、全体として「送る」のは2割弱の202人。開業医の回答者143人で見ると、「患者に送る」のは54人(37.8%)で、その比率は勤務医に比べて高かった。2013/12/28ライフスタイル
医師1030人に聞いた「年始の挨拶」 Vol.1年賀状、何枚送りますか?年賀はがきが大多数、半分以上の開業医は100人超に送付 年末恒例の年賀状の作成。しかし、ただでさえ忙しい年末に、医師は果たして何通の年賀状を出すのだろうか。来年(2014年)の年始の挨拶について、医師1030人に聞いてみた。2013/12/27ライフスタイル
開業医211人に聞く「開業の感想」 Vol.2勤務医時代から、考え方が変わったことは?6割以上が「考え方が変わったことがある」 勤務医に比べ、「患者と密な関係を築ける」「家族との時間を多く持てる」といったイメージを持たれている開業医。日経メディカル Onlineが開業医211人に「勤務医時代と比べ、考え方が変わったこと、気づいたことはありますか?」と聞いた結果、64.9%が「ある」と回答した。…2013/11/28医療経営
開業医211人に聞く「開業の感想」 Vol.1開業して成功でしたか?回答者の9割は「(どちらかと言えば)成功」 開業した医師は、その選択を成功だったと思っているのか――。日経メディカル Onlineが開業医211人を対象に行った調査では、89.6%が「成功だった」「どちらかと言えば、成功だった」と回答した。2013/11/27医療経営
勤務医1230人に聞く「開業の意向」 Vol.2勤務医ではできないことはある?ほぼ半数が「あると思う」 勤務医の開業マインドは全般的にそれほど高くはないものの、「勤務医ではできないことはあると思いますか?」と尋ねると、46.5%が「あると思う」と感じていた。2013/11/26医療経営
勤務医1230人に聞く「開業の意向」 Vol.1開業を考えていますか?7割以上が「開業の意思はない」 医師人生の中で最も大きな転機ともなり得る開業。日経メディカル Onlineが勤務医1230人を対象に行った調査では、「今のところ、開業の意思はない」との回答が73.9%に上った。2013/11/25医療経営
連載の紹介医師1000人に聞きました日常臨床における選択から日常生活における嗜好やスタイルまで、日経メディカル Onlineの医師会員の方々1000人(目標)にお聞きした結果をいろいろとご紹介します。「他の先生はどうしているんだろう?」と感じる疑問があれば、お問い合わせフォームからご提案ください。調査のテーマとして検討いたします!