2024年12月27日号高血圧のモヤモヤに答えます 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題したミニ特集を掲載中です。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げます。12月のテーマは「高血圧」(編集幹事:水野篤)。最前線で活躍する医師による4本の記事を通じて、現場の悩み解消に向けたヒント…2024/12/27循環器
NEWS◎大阪大、パラマウントベッド子会社などがプログラム医療機器を開発眠りの遠隔モニタリングで心不全の増悪を早期検知 大阪大学などの研究グループが開発した、呼吸安定時間(RST)遠隔モニタリングシステム「RST算出プログラム」が2024年8月にプログラム医療機器(SaMD)として承認された。同プログラムの治験では、呼吸安定性の定量指標であるRSTの低下から心不全の悪化を早期に検出できることを実証。増悪の兆候…2024/12/27循環器
The New England Journal of Medicine誌からコルヒチンで急性心筋梗塞の予後改善せずESCのガイドラインやFDA承認にも影響か、CLEAR試験 抗炎症作用があるコルヒチンの心血管イベント再発予防効果を検証するため、急性心筋梗塞(AMI)発症直後に同薬の投与を開始し3年間追跡したが、複合主要心血管イベントの発生リスクは抑制されなかった。CLEAR試験の結果で、2024年10月に開催されたThe 36th Annual Transcatheter Cardiovascular T…2024/12/26循環器
高血圧その4二次性高血圧の治療は高血圧初診時から始まっている…? 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 12月のテーマは「高血圧」(編集幹事:水野篤)。全4本から成るミニ特集で高血…2024/12/26循環器
高血圧その3薬でコントロールできない高血圧…ひょっとして二次性高血圧かも? 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 12月のテーマは「高血圧」(編集幹事:水野篤)。全4本から成るミニ特集で高血…2024/12/25循環器
高血圧その2意外と知らない? 高血圧診断の3ステップ 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 12月のテーマは「高血圧」(編集幹事:水野篤)。全4本から成るミニ特集で高血…2024/12/24循環器
153.日経メディカル編集部から(2024.12.23)人気企画「現場のモヤモヤに答えます」の立ち上げを振り返る(宇津木菜緒副編集長)2024年12月23日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 編集部から」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。■Apple Podcast ■Spotify 2024/12/23循環器
腎機能障害を有する心不全の治療法心不全編#38心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、腎機能障害を有する心不全の治療法について解説します。…2024/12/23循環器
MMTの5、5-、4はどう区別するの?今月から脳神経外科に配属が変わりました。徒手筋力テスト(MMT)に関する質問です。MMTにはマイナス表記もあって、患者さんに下肢を上げてもらっても看護師が力を加えるとすぐに足が下がる場合は「5-」、足を上げられるが保持できなくてすぐに下がる場合は「4」と先輩に教わりました。参考書では、…2024/12/23看護師
高血圧その1高血圧診療の勘所、超基本から最新トレンドまで 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 12月のテーマは「高血圧」(編集幹事:水野篤)。全4本から成るミニ特集で高血…2024/12/23循環器
第一線の外科医がNPを必要とするワケ 2025年1月、順天堂大学医学部附属順天堂医院にNP(診療看護師)室が誕生する。仕掛け人の1人が同大学心臓血管外科主任教授の田端実氏だ。心臓手術では近年、胸骨の切除範囲を限定した低侵襲心臓手術(MICS)が広がっており、田端氏は1000例以上のMICS執刀経験を有するスペシャリストだ。NPに注目…2024/12/20外科
202.日経メディカル 聴く論文(2024.12.16-12.20)動脈硬化性CVDへの高強度スタチン治療と代替療法を比較 他2024年12月20日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。2024/12/20循環器
NEJM誌から慢性硬膜下血腫治療に中硬膜動脈塞栓術を追加する利益合併症を増やさず、血腫の再発や残存リスクを減らす 米国Stony Brook MedicineのDavid Fiorella氏らは、慢性硬膜下血腫の標準治療に中硬膜動脈塞栓術を追加するランダム化比較試験を行い、標準治療のみの対照群に比べ、合併症の脳卒中や死亡を増やさずに、180日後までの治療失敗リスクを減らせたと報告した。結果は2024年11月20日のNEJM誌電子版に掲…2024/12/17循環器
第10回どの検査をどの頻度で行う? アミオダロンの副作用モニタリング 不整脈治療医にとっては「無くてはならない薬」だが、使い方や副作用の発現パターンが特殊なことから敬遠されがちなのが、抗不整脈薬アミオダロンである。アミオダロンの実際の使い方について、薬剤の導入法や用量の調整など、薬理作用や薬物動態などを踏まえて解説していく。 前々回は経口薬と…2024/12/17循環器
心不全患者に処方しない方がいい薬剤とは?心不全編#37 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、心不全患者に処方しない方がいい薬剤とは?について解説します。…2024/12/16循環器
JAMA Cardiology誌から動脈硬化性CVDへの高強度スタチン治療と代替療法を比較3年間の総死亡と心血管リスクに差はない 韓国・延世大学のYong-Joon Lee氏らは、動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)患者に対して、標準的な高強度スタチン療法と、高強度スタチンが使えない人の代替療法の有効性を比較するために系統的レビューと個人データメタアナリシスを行い、3年間の追跡で総死亡や心血管疾患のリスクに差はなかったと報…2024/12/16循環器
心筋梗塞後心不全の危険因子と治療法心不全編#36 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、心筋梗塞後心不全の危険因子と治療法について解説します。…2024/12/09循環器
The New England Journal of Medicine誌から糖尿病患者でも血圧は「the lower, the better」中国で行われたBPROAD試験の結果 心血管疾患のリスクが高い2型糖尿病患者を対象に、降圧目標を収縮期血圧(SBP)で120mmHg未満とする厳格管理と、同140mmHg未満とする標準管理を比較したBPROAD試験の結果が、米国心臓協会学術集会(AHA2024、11月16~18日、米シカゴ開催)で発表された。2型糖尿病を合併した高血圧であっても、複…2024/12/06循環器
国際医療福祉大学成田病院症例カンファレンス交通事故で救急搬送された70歳代女性、適切な対応は?70歳代女性。多発外傷 軽自動車の助手席に乗っていて交通事故に遭い、救急搬送。2024/12/05救急医療・集中治療医師限定コンテンツ
高齢者の高血圧、「あえて下げない」という選択 前々回のコラム「コレステロール治療のパラダイムシフト」で述べたように、当院ではLDLコレステロール治療導入の敷居を大きく下げ、スタチンを積極的に処方するようになった。最大の理由は、同コラムで述べたように、The Lancetの論文1)で「高LDLコレステロール血症は予防できる認知症の最大のリ…2024/12/04循環器
日経メディクイズ●心電図82歳男性。早朝の突然の心窩部痛78歳の時に間欠性完全房室ブロックのためペースメーカー植込み術を実施。近医で高血圧の薬物治療を受けている。喫煙歴は20本/日を50年間続けていたが、10年前から禁煙している。早朝に突然の心窩部痛が出現し、近医を受診。心電図異常と心筋トロポニンT(定性)陽性が認められたため、急性冠症候群…2024/12/04循環器医師限定コンテンツ
心不全患者にMRAを積極的に使用するために!心不全編#35 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、心不全患者にMRAを積極的に使用するために!について解説します。…2024/12/02循環器
2024年11月29日号脳梗塞のモヤモヤに答えます 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題したミニ特集を掲載中です。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げます。11月のテーマは「脳梗塞」(編集幹事:山本大介)。最前線で活躍する医師による4本の記事を通じて、現場の悩み解消に向けたヒン…2024/11/29循環器
BMJ誌からSGLT2阻害薬、駆出率が低下した心不全例の死亡率減らす心不全による入院に差はなし、デンマークの観察研究 デンマークStatens Serum InstitutのHenrik Svanström氏らは、同国の患者登録を利用して、2020年7月から2023年6月までに登録された年齢45歳以上で駆出率40%以下の心不全患者を対象に、SGLT2阻害薬による治療を始めた患者と、それ以外の薬で標準治療を開始した患者のアウトカムを比較する観察研…2024/11/29循環器
学会トピック◎米国心臓協会学術集会(AHA2024)肺塞栓症低リスクの癌患者、DOACの投与期間は18カ月間投与の方が6カ月間投与群よりVTEの再発少なく、ONCO PE trial リスクの低い肺塞栓症を合併した癌患者を対象に、直接経口抗凝固薬(DOAC)であるリバーロキサバン(商品名イグザレルト他)の18カ月間投与と6カ月間投与を比較した、ONCO PE trialの結果が明らかになった。11月16~18日にシカゴで開催された米国心臓協会学術集会(AHA2024)で、京都大学循環器内…2024/11/29循環器
199.日経メディカル 聴く論文(2024.11.25-11.29)禁煙による生存期間延長、癌診断後も認められる 他 2024年11月29日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。2024/11/29癌
脳梗塞その4TIAのミミック、現場を悩ませる代表例3選 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 11月のテーマは「脳梗塞」(編集幹事:山本大介)。全4本から成るミニ特集で脳…2024/11/28循環器
心不全ってどうやって疑いますか? 実は基準があるけど… あまり知られていないイベントで、「ドクター姫G」なるものがあります。姫路市医師会主催の研修医セミナーで、兵庫県姫路市の病院で研修する臨床研修医を集めて行う症例検討会です。書籍『バイタルサインからの臨床診断』(羊土社)で有名な入江聰五郎氏の誘いで、僕も講師として参加させてもらっ…2024/11/28循環器
脳梗塞その3時間が勝負の再開通療法、適応をどう見極める? 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 11月のテーマは「脳梗塞」(編集幹事:山本大介)。全4本から成るミニ特集で脳…2024/11/27循環器
第9回 実際の使い方(静注薬編)アミオダロンの静注を2日でなく4日まで引っ張る理由 不整脈治療医にとっては「無くてはならない薬」だが、使い方や副作用の発現パターンが特殊なことから敬遠されがちなのが、抗不整脈薬アミオダロンである。アミオダロンの実際の使い方について、薬剤の導入法や用量の調整など、薬理作用や薬物動態などを踏まえて解説していく。 前回の経口薬とし…2024/11/26循環器
脳梗塞その2脳梗塞の再発を防げ! 実践的なポイント6選 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 11月のテーマは「脳梗塞」(編集幹事:山本大介)。全4本から成るミニ特集で脳…2024/11/26循環器
女性の心臓の特徴~女性の心不全を理解するために~心不全編#34 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、女性の心臓の特徴~女性の心不全を理解するために~について解説します。…2024/11/25循環器
脳梗塞その1脳梗塞の見逃しを防げ! 診療に役立つ5つのtips 日経メディカル Onlineでは毎月最終週に、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 11月のテーマは「脳梗塞」(編集幹事:山本大介)。全4本から成るミニ特集で脳…2024/11/25循環器
学会トピック◎米国心臓協会学術集会(AHA2024)開発進むリポ蛋白(a)低下薬、血中濃度が8割低下経口可能なMuvalaplinも第2相試験の結果明らかに 動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の新たなリスク因子として注目されている、リポ蛋白(a)[Lp(a)]。その血中濃度を低下させるLp(a)低下薬の開発が進んでいる。11月16~18日に米シカゴで開催された米国心臓協会学術集会(AHA2024)では、AHAが注目演題として採択したLate-Breaking Scienceに、2題…2024/11/25循環器
【CME Week 2024アーカイブ配信】心不全フォローアップの勘所慢性心不全患者の症状悪化や再入院の回避などにつながるとして、薬局薬剤師によるフォローアップに期待が寄せられています。2024年度調剤報酬改定においても、その取り組みが報酬上で新たに評価されました。一方で、具体的に何をすればいいのか分からないといった不安の声も現場からは聞こえてきま…2024/11/22薬剤師
【CME Week 2024アーカイブ配信】非専門医が知っておきたい日常で遭遇する悩ましい心電図の読み方 日経メディカルは、医師をはじめとする医療従事者の皆さまの生涯学習(CME:Continuing Medical Education)を強力に支援するため、2024年11月18日(月)~22日(金)の1週間、オンラインイベント「CME Week 2024」を開催。「医学の最新トレンド」を専門家が解説する講演動画を日替わりで公開しま…2024/11/22循環器
【CME Week 2024アーカイブ配信】古くても必要な基本薬をマスターする:アミオダロン、ジゴキシン、ワルファリン薬物療法やデバイスの進歩が目まぐるしい循環器領域。しかし、どんなに新しい治療法が出てきても無くならない「基本薬」があります。本講演では、志賀剛氏がアミオダロン、ジゴキシン、ワルファリンの3薬について、実際の処方例や病態に応じた調整、副作用の見極め、投薬を中止する/しない判断基準…2024/11/21循環器
学会トピック◎米国心臓病協会学術集会(AHA2024)チルゼパチドが肥満HFpEF患者の心不全イベントを抑制「期待大きいが薬剤へのアクセシビリティーに課題」とディスカッサント GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)/GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬であるチルゼパチド(商品名マンジャロ)の投与により、肥満を伴ったHFpEF(左室駆出率の保たれた心不全)患者の複合心不全イベントリスクが有意に抑制されたことが明らかになった。米国心臓…2024/11/20循環器
【CME Week 2024アーカイブ配信】外来で遭遇する心不全治療の“障壁”を超えよう【講演内容】数々の臨床試験によって近年、薬物療法が大きく変化した心不全。特にEFの低下した心不全に対しては、β遮断薬、ARNI、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)、SGLT2阻害薬の“fantastic four”を用いるのが王道になりつつあります。一方、こうしたエビデンスに基づく治療を阻む“障…2024/11/19循環器
左室駆出率(EF)の保たれた心不全(HFpEF)の症状発現のメカニズム心不全編#33 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、左室駆出率(EF)の保たれた心不全(HFpEF)の症状発現のメカニズムについて解説します。…2024/11/18循環器
Lancet Regional Health Europe誌から脳卒中から半年後も非運動性有害事象は多い 英国UCL Queen Square Institute of NeurologyのHatice Ozkan氏らは、脳卒中患者の発症から6カ月後までの非運動性の有害事象(不安、抑うつ、疲労、睡眠障害、社会参加、疼痛、便秘、排尿障害、気分障害、コミュニケーション、ADLなど)の発生率を調べる観察コホート研究を行い、約半数の患者が疲…2024/11/15循環器
よりぬきメディクイズ●心電図◎2018年5月号掲載71歳女性。長期間持続する下腿浮腫、労作時呼吸困難 臨床でよく出会う症例を基に、診断・治療の要点をクイズ形式で考え、学んでいきましょう。今回取り上げるのは、『日経メディカル』2018年5月号に掲載された心電図のクイズです。 患者は生来健康な71歳女性。数年前から下腿の浮腫に加え、2年前には労作時の呼吸困難を自覚していました。初診時、…2024/11/15循環器医師・医学生限定コンテンツ
197.日経メディカル 聴く論文(2024.11.11-11.15)難聴はパーキンソン病の独立した危険因子 他 2024年11月15日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。2024/11/15精神・神経
学会トピック◎第45回日本肥満学会・第42回肥満症治療学会学術集会高度肥満症患者、心血管疾患リスク軽減のための減量目標値が明らかにより確実にリスクを減らすには1年間で7.5%以上、5年間で12.0%以上の減量を 肥満は、心血管疾患(CVD)の重要なリスク因子であり、CVDの発症リスクを軽減するためには体重の減量が欠かせない。ただ、特にBMI≧35の高度肥満患者は、日本において全人口の1%未満と言われており、減量目標値や長期的な予後に関する国内のエビデンスが不足しているという課題がある。漠然と生…2024/11/13代謝・内分泌
【動画◎第10回】血圧計に関する正しい解説は?慢性腎臓病(CKD)患者をフォローアップする上で知っておきたい知識を、クイズ形式の動画で紹介する本連載。第10回は、家庭血圧測定に欠かせない血圧計に関する出題です。2024/11/13腎・泌尿器
第8回 実際の使い方(経口薬編)アミオダロン経口薬使用のコツは「効果判定を急がない」 不整脈治療医にとっては「無くてはならない薬」だが、使い方や副作用の発現パターンが特殊なことから敬遠されがちなのが、抗不整脈薬アミオダロンである。アミオダロンの特徴について、これまで、薬理作用、薬物動態、副作用の面から概説してきた。これからはそれらを踏まえた上で、実際にアミオ…2024/11/12循環器
10月28日~11月3日の話題になった論文性別違和・不調和に対するホルモン介入の系統的レビュー米国の急性肺塞栓治療はガイドラインの推奨と異なる 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。10月28日~11月3日に最もツイート数が多かったのは、Archives of Disease in Childhood誌の論文「Masculinising and feminising hormone i…2024/11/12代謝・内分泌
高齢者の心不全の特徴心不全編#32 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、高齢者の心不全の特徴について解説します。…2024/11/11循環器
The New England Journal of Medicine誌から無症候の重症大動脈弁狭窄、TAVIで予後改善経過観察に比べイベントリスクが半減、EARLY TAVR試験 症状がなく左室駆出率(LVEF)も保たれている重症の大動脈弁狭窄症(AS)患者に対する、早期の経皮的大動脈弁留置術(TAVI、略号としてTAVRも使われる)施行は、経過観察に比べて、総死亡、脳卒中、心血管疾患による入院からなる複合心血管イベントのリスクを半減させたと、米ワシントンDCで10月2…2024/11/11循環器
JAMA Surgery誌から心血管手術後の合併症からの救命率、女性は低い 米国Michigan大学のCatherine M. Wagner氏らは、メディケア受給者を対象にハイリスクの心血管手術を受けた場合のアウトカムを男女別に分析し、重篤な合併症が起こる割合にはほぼ同様だったが、合併症が起こった場合の救命率は女性患者の方が男性患者より低かったと報告した。結果は2024年10月16日…2024/11/11外科
196.日経メディカル 聴く論文(2024.11.05-11.08)男性のメトホルミン使用、子の先天異常リスク増やさず 他 2024年11月8日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。2024/11/08医薬品
学会トピック◎第46回日本高血圧学会総会「デジタル技術を活用した血圧管理に関する指針」案が発表ウエアラブルデバイスによる介入、エビデンス不十分で「推奨は保留」に 近年、高血圧の管理や治療に関わる多様なデジタルデバイスが登場している。しかし、現在流通しているデバイスは、高血圧治療補助アプリなどの保険収載されているものから医学的なエビデンスが不十分なものまで様々だ。今後、高血圧診療でデジタルデバイスを有効に活用するため、日本高血圧学会が…2024/11/08循環器
心肺蘇生中でも機械式人工呼吸器を使ってもいい、かもしれない 世の中、変わることがたくさんあります。医療界では日常茶飯事で、自分より高齢の医師から、「今ってそうなの!?」と言われることもよくあります。例えば、中心静脈カテーテル挿入やAライン確保は必ずエコーガイド下で行うこと。気管挿管はほとんどの例でビデオ喉頭鏡が使われること。一般的な創…2024/11/07循環器
JAMA Network Open誌からAHAの新しい心血管リスク予測モデルを外部検証従来モデルよりも10年心血管疾患死亡リスクの予測精度が高い 米国Kansas州立大学のBritton Scheuermann氏らは、米国民健康栄養調査 (NHANES)の参加者データを利用して、米国心臓協会(AHA)が作成した新たな心血管疾患(CVD)イベントリスク予測方程式(Predicting Risk of Cardiovascular Disease Events:PREVENT)の外部検証を実施。PREVENTを用いたCVD…2024/11/07循環器
学会トピック◎第46回日本高血圧学会総会高血圧GL2025案、基準値140/90mmHg、降圧目標は据え置きに 2025年7月に、6年ぶりの改訂が予定されている「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(以下、JSH2025)。第46回高血圧学会総会(会期:2024年10月12~14日、開催地:福岡国際会議場[福岡市博多区])で、作成委員長を務める琉球大学病院長の大屋祐輔氏が、JSH2025の草案について発表した。高血圧…2024/11/06循環器
超高齢患者の降圧目標の考え方22年12月号連載「医師と考えるポリファーマシー」より(4/4)日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」では、降圧目標について75歳以上では診察室血圧140/90mmHg未満(家庭血圧は135/85mmHg未満)とし、合併症があり忍容性があれば130/80mmHg未満を目指すとされています。しかし、超高齢者ではこれがベストかどうかは明確になっていません。90歳前後の…2024/11/05循環器
10月21~27日の話題になった論文HFpEF患者にフィネレノンを投与する臨床試験子宮内膜症患者の微生物叢に違いがあるか? 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 10月21~27日に最もツイート数が多かったのは、NEJM誌の論文「Finerenone in Heart Failure with Mildly Reduced or Preserved Ejection…2024/11/05循環器
心不全におけるカリウムの評価心不全編#31 心不全の定義や分類、病態をはじめ、治療のポイント、合併症管理のtipsなど、心不全にまつわる様々なノウハウを解説する大西勝也氏の心不全・心機能アカデミー。今回は、心不全におけるカリウムの評価について解説します。…2024/11/04循環器
JAMA誌から急性脳損傷患者への輸血はいつ始めるべきか?輸血開始の閾値を下げない方が神経学的アウトカムは良好 ベルギーBruxelles自由大学のFabio Silvio Taccone氏らは、急性脳損傷患者に赤血球輸血を開始する閾値を検討するオープンラベルのランダム化比較試験を行い、ヘモグロビン(Hb)値が9g/dL未満になったら開始するリベラル群と、7g/dL未満になったら開始する制限群では、リベラル群の方が神経学的ア…2024/11/01循環器
195.日経メディカル 聴く論文(2024.10.28-11.01)高照度光療法は非季節性うつ病患者にも有効 他 2024年11月1日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。2024/11/01精神・神経