もうすぐ会えなくなってしまう友達がいて、ボロフェスタでSuiseiNoboAsの「3020年まで友達でいよう」という歌詞に本当にそうだと思った。
今はインターネットがあって気軽に連絡ができるから大丈夫。だなんて、私はそうは思わない。そういえるのは都会に生きる人間だけだと思う。黙ってても足元に集まるものだと思っている。いつでも連絡できたとして、もう一生会わないであろう人達の電話番号が携帯に残っている。
学生時代からインターネットをやっていたので地方に友達がたくさんいた。何も知らずに過ごしていると、みな東京に来てくれるので気付かなかったが、私は地方の友達に会いに行ったことがないじゃないかとハッとしてしまった。平等に時間が過ぎていく中であとどれほど生身の人に会えるのか。特別、観光がしたいわけじゃないので人に会いに行くために私は地方に行っている。