在庫より 「黄檗山萬福寺」
2013年 09月 12日
私はこのお寺が好きで、モノクロの時代から何度か訪れています。
江戸時代初期に、日本からの招請に応じて、中国福建省の黄檗山萬福寺のご住職をされていた
隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開創されました。
隠元豆で有名な隠元禅師です。
隠元豆の他に、西瓜・蓮根・孟宗竹(タケノコ)・木魚・煎茶・普茶料理、なども隠元禅師が来られてから
日本にもたらされたものだそうです。
私の勝手な思い込みですが、各宗派のお寺の中でも禅宗のお寺が一番清潔感を感じます。
境内に一歩足を踏み入れると、禅の修行の厳しさが伝わってくるような凛とした空気感が漂っている
気がするのです。
日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されていますが、ここ「黄檗山萬福寺」は
建物や仏像の様式などが中国風なのが写真的に面白いと思っています。
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この日は境内でお茶会が開かれていて、和服姿の女性が大勢おられました。
お茶会の様子は次回にアップできると思います。
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